勝手にイベントレポート~Fablousity final~

Maa2です。

先日、と言っても一か月ほど経ってしまったが
Fablousity finalというイベントに参加した。

C4さんが主催しており、一年間通して開催されたイベント。
これまで開催された各回の優勝者の中でさらに優勝を決める日、とのことで
当日の予選で何度か勝ち残れば各回の優勝者とも戦えるそう。
俺はエントリーするかどうか非常に迷っていた。

前回レポで書いたファンキーチキンというイベントにて
自分の体力の無さ、胴回りの軸のブレ具合、顔のでかさ、太っている、などさまざまな衝撃の事実に気づけた。

毎日のストレッチ、筋トレ、基礎練習などの、むしろ今までやってなかったのかいと言われそうなことから、壁倒立や骨盤調整のような自分が絶対やらなかったようなこともいろいろ試してみた。
結果、顔のでかさ以外はだいぶ改善されたと思われる。
ちなみに顔のでかさってどうしたら変わるのか知っている人はすぐに連絡ください。
青い137kgがあんな夢こんな夢、不思議なポッケで叶えてくれるという噂は聞いたことがあるが22世紀までは待てない。

先月よりもだいぶ上達したはず?だと思ったのと
すでにファイナリストに名を連ねていた大阪のミツラナイさんとバトルしたかったのでエントリーした。
ルールを見るとセイムタイムも途中である様子だった。
悲しいことに、俺は生で食うトマトとセイムタイムだけは無理であった。

トマトは匂い、食感、フォルム、味、すべてが無理なので火を通すなどの対策をとれば行けるのだが、セイムタイムは理由もわからず無理であった。
前世での死因がセイムタイムだったのかもしれない。

とはいえ、このシステムを全く知らなかったわけではない。

~回想シーン~

そう、あれは始めていった台湾のバトル。chinyoという台湾のダンサーが確かイタリアのradaとバトルした時にどちらかが、ジャッジ席にいたササオカさんを引っ張り出し、ササオカさんはなぜか結構前向きに参戦し、三つ巴になった。
「地獄やろこれ…どうやって勝ち負けきめるっていうんや?」と思いながら見ていると、同じくジャッジだったarchieがマイクで何かを話した後、延長戦(?)になった。
おそらくだが、「地獄やろこれ…どうやって勝ち負けきめるっていうんや?」というような内容を話したんだと思う。

~回想シーン終わり~

前世の死因、かつあの地獄に自分が参戦すると思うと少し迷ったが、エントリーを決めた。

いざ当日。
ユニクロの衣装にうんざりしたので、初めて衣装をしっかりやせたサイズで買い、顔が小さく見えるようメイクをほんのり覚え、当日を迎えた。改めて太ったらこの衣装の代金はドブに捨てたのと同じである。

予選は落ちても2回踊れるという、慈愛にあふれた制度であった。
ジャッジの大雨さんにピックアップされれば通過だが、だめならもう一回チャンスがある。

自分は予選のムーブの時、大雨さんは全盛期の彦摩呂くらいのリアクションで見てくれていたので踊りやすかった。

waackの郵政民営化や〜!

最後にMCのC4さんからマイクを奪って歌おうとした。

NHKのど自慢大会は今でこそ鐘を鳴らして点数を知らせるシステムである。下手な歌には鐘一つ、というのが現行ルールだが、当初は下手な奴に対しては「もう結構です」とMCが伝えに行く鬼畜システムだったらしい。

俺はマイクを奪おうとした瞬間、「もう結構です」といわれそうな雰囲気を察知し、マイクを奪えずグダグダで終わった。この雰囲気で予選落ちたかと思ったが、通ったので俺はビールを飲んだ。

その後、あまり話したことのない人たちと話しながらビールを飲んだ。
大学入学したての田舎者がごとく、ビールに頼らないと人見知りで死にそうだったからだ。
「概念」に所属していたころと大差ない。

そんなこんなで2次予選に進んだが、これがセイムタイムであった。
しかも6人同時である。

俺はピッコロさんの気持ちになってこの戦いに臨んだ。

みんなのピンチに駆けつけろ。それまでは我慢だ。と後ろのほうで待っているとその時はすぐに訪れた。

ササオカさんがジャッジの膝に寝転がって暴れている。
なぜこうなったのか理由はわからないが、非常に治安が悪く、地球のピンチであった。

「やらなきゃ意味ないよ」ニュースにもなった悪質タックル問題で飛び出した名言だが

地球のピンチを守るため、俺はササオカさんを抱え、フロアの端っこに置き、すぐにジャッジの前に向かった。俺が盛り上げなくては!ピッコロの熱い思いを受け継いだ俺は燃えていた。

足にしがみつく謎の手。ササオカさんであった。

「やらなきゃ意味ないよ」この言葉に鼓舞されていたのは俺だけではなかったようだ。

俺とササオカさんは変な格闘技でしか見ないようなグダグダな組み合いを続けていたら2次予選は終わっていた。
敗北感がやばかった。

き…きさまら(同じグループの皆さん)といた
1分間…わ…わるく…なかったぜ…

こんなんで終わった、、、と思っていると。梅子という静岡の子とセイムタイムで決着をつけることに。

またセイムタイムである。

これもなかなか地獄の様子であったが、一瞬だけ必殺技を決めてよさそうなチャンスが生まれた。

Waack界隈に伝わるおとぎ話なのだが「ワッキンゴジャンプ」という伝説の技が存在し、これを無事達成した人間だけが、ダンサーネームの最後に「ンゴ」をつけることが許されている、と言われている。

この日のジャッジの一人、「闇ンゴ」もおそらくこの試練を乗り越えたのだろう。

俺は一瞬迷ったが、飛ぶことにした。「松ンゴ」に俺はなる!!(どんっっ!!)

飛ぶのには勇気が必要だったが、感覚では3秒ほど滞空したのでおそらく1.5mほどは飛べただろう。このバトル以降、ンゴ確定な。
俺はそう思いながら踊り、無事勝利した。

勝ったほうがササオカさんとバトルして、勝てばbest8とのことだった。

道のりが長すぎる。

苦労して敵を倒したら「ククク、奴は四天王の中でも最弱…」のコメントともに敵が増えたような心境である。

ササオカさんはバトル中に地球の周りをまわる月のごとく俺の周りを闊歩しながら回りだすなどの奇妙な動きを見せたりしていたが、普通に負けてしまった。

亀仙人のように月にかめはめ波を打つ実力が俺にもあれば…。

という感じでギリギリトーナメントには残れなかったが、非常に楽しいイベントであった。

Maa2ンゴ確定な
闇ンゴ
大雨さん
リャータくん
ササオカさん

運営、関係者、参加者の皆さん、楽しいイベントをありがとうございました。

次回は4/29らしいです。

(追記)

ちなみにワッキンゴジャンプは高度が低く、10cmほどしか飛べておらず、ついでに膝をケガした。みんなも気を付けよう。


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