退職シグナル

退職する原因は人それぞれですが、こうなったら辞めたほうがいいという兆候をつらつらと書いていきます。求人票を見れば分かるようなことはお前が悪い状態なので、後から分かるようなことについてのみ言及します。

通勤手当の経路が最寄りと違っていた

一般論として私鉄の場合はまず定期は割高になります。起こり得る事象としては利用可能な私鉄が複数あるので安い方で会社が指定してきた場合、あるいは社則でJRの駅から2とか3kmまでは私鉄を使えない場合とかになります。どちらも指定経路だと時間がかかる、そのための解消として自腹で払うはコスパ最悪です。会社的にはルールだからとしか言わないでしょうし、そのルールが変わることはないので辞めて次を探すことをお勧めします。
余談となりますが、会社の同期でこれが原因ではないでしょうが、飲み会の席で愚痴っていたのは印象に残っています。

リモート勤務可能だったのに急に出社義務になった

QOL(生活の質)、WLB(ワークライフバランス)に大きく影響するなら退職を検討してもよいでしょう。

扶養義務のある子供の保険証が発行されなかった

これは実際に私経験あるのですが、子供が産まれたので申請したら謎に却下されたことがあります。結局辞めるまで国民健康保険だったので余計なコスト発生でした。

有給休暇の消化がLIFO(Last In First Out、後入先出法)だった

そうでない会社もありますが、有給休暇は2年で失効します。ですので、今ある有給休暇は昨年度分と今年度分の2種類あります。LIFOだと今年分から消化していくので残っている昨年度分を消化するためには今年度分が全部消化してから初めて消化されます。社員側には非常に不利な条件です。給与明細に書かれている有給休暇の消化状況をしっかり見ないと気づかなく非常に厄介です。有給休暇に関する制度の悪化(ただし法律違反ではない)なので、退職シグナル点灯には小さいながら近づきそうです。

年末が12月30日まである

銀行、証券などの会社は例外となりますが、それ以外の会社で12月30日まであるのは意味分からんとなります。退職シグナル一歩前進案件です。

給与が減額された

評価が悪いわけではないのに減額された場合、原因はいくつかありえますが、いずれにしても会社があなたにお金を払いたいということになります。退職シグナル一発点灯案件です。

飲み会が自腹

飲み会が好きな人にとっては関係ないでしょうが、飲み会はコスト的にも時間的にも最悪の使い方をしていると私は思っています。飲み会の頻度が多い会社(組織)は上司が飲み会が好きかどうかで決まってくることが多いので、ガヂャ外れだなと、ひっそり転職活動に向かうかもです。
客先常駐的な会社(組織)の場合、会場までの交通費も自腹だったりします。

社内勤務だったのに急に客先常駐になった

聞いてないよ〜案件です。ただ、事前に防ぐ方法はあって会社の一部でも客先常駐な案件があることを会社のHP等から見つけて入社しないことです。客先常駐の沼にハマると定年まで抜け出せないので、環境が嫌だと思ったら勉強して転職することです。

謎の互助会費

全然知らずに退職者への記念品、社員旅行等で使うために月々給与所得から互助会費が控除されている場合があります。私は新卒で入った会社でそれやられていました。使途も不明だし、社員旅行行く気もなかったので1年ほどで脱退の旨伝えました。(申告すれば制度上抜けられる)謎に何度か引き止められましたが、会社内で入ってないのは私だけだったようです。その3〜4年度くらいに互助会費50万くらいなくなり問題となりましたが、その補填が会社からという今ではコンプライアンス的に考えられない会計処理がされました。
抜けられるようであれば別に辞める必要もないと思いますが、義務であるようなら退職フラグ強めの点灯になります。

さいごに

求人票等から見えないブラック企業あるあるという観点で書いていきました。全部ではないですが、結構実体験に基づいています。

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