個人の幸せを決めるのは政治ではなく……

本来、noteでは政治関係のネタは触れないようにしています。

それは、僕は当該分野にあまり詳しくないのと、もしイデオロギーを感じさせるようなことを書いてしまったら、特定思想の人を引きつけてしまう可能性があるためです。

僕のnoteの醸し出す雰囲気にも合わないのでこの種のネタを取り扱うのは控えていたのですが（ちなみにYouTubeでは政治関係のネタを扱っています）、昨日の自民党総裁選の結果に対する世間の反応を受けて、流石にちょっと言及したいと思って今回、筆をとりました。

なんというか、総裁選の結果を受けて、XもYouTubeも、阿鼻叫喚の様相を呈しており、

「日本終了」

みたいに嘆いている人も多いです。

このような反応に対してご意見させていただきますと、まず、政治に関心を持つこと自体は素晴らしいことだと思います。

政治によって日本の国としての方向性が決まるので、有権者はしっかりその動向を注視しなければなりません。

ただ、僕は同時に、これは率直な感想ですが、こう思います。

「政治が変化しても個人の幸せにはあまり影響がない」。

ここが移民が多く国家間の結束が強い米国や欧州だったら、政権交代が起きたり、リーダーが代わったら、個人の生活に一定程度以上の影響を及ぼすこともあるかもしれません。

ただ、日本の場合はどうでしょう。

僕が少数派なのかもしれませんが、社会に出て働き始めた20代〜30代を通じて、この間にも日本の体制はいろいろ代わったものの、個人としての生活満足度は大きく変わってはいません。

勿論、税金は以前より高くなったと感じるし、モノの値段も上がったので食費や光熱費の支払いも増えています。

ただ、それは言ってしまえば微々たる変化で、「日本終了」と言ったりするほどの損害ではない。
本当に、困っていらっしゃる方もいるのかもしれませんが、ただ、多くの人はそこまで大きな影響を受けてはないのは、と感じます。

ですので、今回の結果だけで個人としての将来が決まるとは思えないし、もっと言うと、

「幸せは自分の手でつかみとりにいくもの」

だと思います。

たとえあなた好みの政治体制に代わったとしても、それに反応しているだけでは幸福を得ることはできない。
それどころか、それこそ余計に搾取されてどんどん不幸せになる気がします。

意見を持つのは大切だけど、政治が動いたからといって、あなたが幸福になるわけではない。

つまり、

「政治に左右されない個人になる必要がある」

僕はそう思っています。

ちょっと手厳しい言い方かもしれませんが、僕自身にも言い聞かせています。
自己責任で生き、自助努力をしていきましょう。

日本はがんばる人が報われやすい社会だと思います。

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