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君は世界で一番変わってて、美しい人だから【映画紹介】

こんばんは。本日は大好きな映画の紹介をしてみようと思います。コロナの影響で外に出られず加えてこそ暑さ…皆さんも家の中で過ごすことが多くなっていることと思います。

私はほんの一年前まではTSUTAYAで旧作DVDを漁る、とてもアナログな映画ファンでした。今ではAmazonPrimeに大変お世話になっています。皆さんもこの夏、お気に入りの映画を探してみてはいかがでしょうか。

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『SHORT TEAM(ショート・ターム)』

何度も何度も繰り返し借りて観た作品です。明るく楽しい映画かと言うとそうではなく、映画の中には大きな悲しみや不安が横たわります。しかしそれを包み込んでくれる存在を信じさせてくれる。そんな、傷を負って身動きが取れない時に救いの光を与えてくれる作品です。

出演者:ブリー・ラーソン/ジョン・ギャラガー・Jr/ステファニー・ベアトリス/ラミ・マレック他 監督・脚本:デスティン・ダニエル・クレットン 

あらすじ

舞台は、ティーンエイジャーをケアするシェルター“ショート・ターム”。
そこに暮らすのは親からの虐待やネグレクト、いじめを経験し、心を閉ざしてしまった子供たちです。

主人公はここで働く20代のケアテイカー、グレイス。同僚でボーイフレンドのメイソンと暮らしています。シェルターで忙しい日々を過ごしながらも、愛情深い恋人との間に子供ができ、幸せに思われた二人でした。__しかし彼女は、そんな彼にも打ち明けられないとても辛い過去を抱えていました。過去の傷に苦しみ、心を閉ざしてしまいます。

グレイスを変えていくのは、同じように心に傷を負ったショート・タームの子供たち、少女ジェイデンや、少年マーカス。そして変わらず愛し続けてくれるメイソン。彼らとの触れ合いの中で、彼女の心は次第に変化していきます__。


イラストは個人的に好きなシーンです。夕食後にソファでお互いの似顔絵を描きながら語らうグレイスとメイソン。

「なぜ(私に)優しいの?」と問いかけるグレイスに

「君は世界で一番変わってて、美しい人だからだ。」
と答えるメイソン。

このシーンを見るたびに、彼の答え、完璧だな…と憧れてしまいます。私自身も、人と変わっているところを欠点と感じているけど、そんなところを面白いねと笑ってくれる人がいたら。世界をぐるっとひと回ししてくれる相手を「相性の良い人」というのかもしれないですね。


この映画を観て__「自分でなんとかするしかない!」と肩に力を入れていた私は、ホっとして涙が出ました。包み込んでくれる存在を、この映画は信じさせてくれました。希望の光で明日が少しだけ明るく、楽しみに。

怖いこと悲しい事はなくならないけど、大丈夫かもしれない。かもしれない…なんて実在しない空想だけど、明日を生きていくのには十分だと思いました。映画はやっぱりすごい、、多くの学びをくれます。そして心を刺激してくれます。またこんな映画に出会ったら、皆さんにもお知らせしたいと思います。

一人で観るのはもちろん、恋人と一緒に観るのもおすすめの映画です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。お部屋を涼しくして、美味しいお菓子を用意して…この夏、ぜひ映画をお楽しみください。


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