いちユーザーとしてみる建築空間デザイン@角川武蔵野ミュージアム
「ユーザー目線」や、アンケート調査における「n値」(n=○○○○〇人のような何人に調査したか)など普段何気なく使っていると、自分も【「いちユーザー」であり、n値「1」である】ということを忘れがちになっています。
そこで「いちユーザーとしてみる建築空間デザイン」として、
働き方改革に伴う働く場の変化や施設の有効活用例などなど、
「いちユーザー」として個人的な考えをいろいろ書いていこうと思います。
①角川武蔵野ミュージアムとは
ところざわサクラタウン内にある博物館・美術館・図書館・アニメミュージアムが融合した文化複合施設です。
「ところざわサクラタウン」とは
みどり豊かな地から最先端の文化と産業を生み出し、世界に向けて発信する「COOL JAPAN FOREST 構想」の拠点施設です。
とホームページに記載されてます。土地面積4万平米のなかにあるのが、文化施設と宿泊施設、書籍製造・物流工場、そしてKADOKAWAのオフィス。
そのKADOKAWA 所沢CAMPUSは、第34回 日経ニューオフィス賞において経済産業大臣賞を受賞されてます。
②建物の外観を見たときの「第一印象」
とても暑い日だった。JR武蔵野線・東所沢駅を降りて徒歩10分。
スーパーYAOKOのあたりを歩いているときに、建物の上部が見えた。
おぉ!!
写真ではわかりづらいでかもしれませんが、住宅街の中に、ひときわ目立った建物です。
第一印象は「大学の卒業製作みたい」でした。なぜか、そう感じました。
なんか勢いのある感じやファサードに角度がついている感じが、そう思わせたのかもしれません。
近くで見ると迫力があります。
花崗岩を約2万枚も使用しているそうです!
③建物内部は、どんな感じ?
スタンダードチケットで入館したため、入れるのが2階、4階、5階でした。
まずは4階にいくように案内されます。
(訪れたときは俵万智さんの展示でした)
たった1つの「いいね」で幸せになれる。いい言葉!
そして、帰省ができない時期が続いてますが、なんかやっぱり地元っていいな。って思ったのが、この言葉。
奥に行くと天井までの本棚。圧巻です。写真を撮りたくなるスポット。
そういえば最近フォトジェニックって言葉聞かなくなりましたね。
この本棚にプロジェクションマッピングの演出が20分おきにあります!
個人的には、無くても良い演出だったかな。
チームラボの作品。
明るいとこんな感じです。
あたりまえですが、行くなら絶対に暗い時に行くのが良いです。
③まとめ
隈研吾さんのがデザイン監修していることもあり、いろいろな記事もでていますが、いちユーザーとしての個人的な感想は、「本を手に取って読む」というより、「飾られている本を見る」という感じが一番大きかったです。全体的に「本」も「人」も「デジタル」も全てが構成要素に感じ、なんか大きなアート作品の中にいる、という感じでした。
遠くから見ても迫力あるファサード、角度がある花崗岩の組み合わせで見る場所や光の当たり方などで様々な表情をみせます。素敵な建物でした。
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