【先代コーギー】ロッキィ君の思い出
3月に入りましたがダイ君はまだ戻ってきません(´;ω;`)
なので、今回は先代ロッキィ君の思い出話を書きます。
ロッキィ君の紹介
家にいた先代コーギーです。生まれは2007年3月、同年の5月位にやってきて、2022年7月に旅立ちました。
最初期
パピー感からして、5月撮影かな?ロッキィ君関係で保存できてる最も古い写真です。
最初は片方がたれ耳。パピー時代のコーギーあるある。でも、成長したら両耳ともピーン!となりました。
1歳でドックランデビュー
ロッキィ君は、初めてのコーギーでした。なので知らなかったのです。元牧羊犬のコーギーは体力有り余る元気一杯な犬種だということを。お散歩しようにも、その走りが尋常でありません( ̄▽ ̄;)
なので、少しでもエネルギーを発散してもらうと
連れて行ったのがドックラン。
連れて行ってみたら、なんということでしょう!
初日から彼女(下の写真左側)作って走り回ってるじゃありませんか。
そして、この日、コーギーには前足と後ろ足を投げ出す姿勢モードがあることを知りました。英語には、専用の単語があり、Splootというそうです。
スプリンターに成長
その後もドックラン通いを続け。ロッキィ君はドックランのスプリンターとなりました。どの犬よりも早かったんです。
こちらは、ナイスキャッチの瞬間!ボール遊びと走り回る程度に留めて、アジリティ競技は最後までやりませんでしたが、ロッキィ君は才能あふれたワンコでした。
連れ出せばスマイル
旅行にも連れ出しました。お泊りはせず、日帰り圏内で行けるドライブ旅行です。それでも、いつもと違う風景や車内での距離感が楽しいのか、カメラを向けると満面の笑顔を返してくれたのでした。
カフェにも行った!
生憎、鮮明な写真が残ってないのですが、軽井沢のドックカフェにもよく行きました。カフェの犬用オヤツは食べられるのですが、それでも、目の前で人間が料理を食べだすので、終始大人しくマテは少々厳しかったかな。
シニア期:足腰が弱く…
今回は1記事で15年の生涯を振り返るため、駆け足です。
さて、楽しかったコーギーライフ。10歳を超えてきた辺りから、少しづつ、少しづつ、日々のお散歩が辛そうになってきました。
下の写真は、14歳のロッキィ君。この頃は、まだまだ4本の足で歩けてはいましたが、適宜マッサージしながらお散歩。
でも、シニアになっても、ロッキィ君はお散歩・外出が大好き!
連れ出すと、良い笑顔になるんです。流石に最盛期のようにはいかないけれど、ちょっと走ったり、ボール遊びしたり、沢山やりました。
遂に歩けなくなった(´;ω;`)
2022年5月。ロッキィ君はついに歩けなくなりました。コーギーはDMと呼ばれる筋肉が段々弱ってくる病気に掛かりやすい子がいるそうですが、それだったのかもしれません。
治療法は特にないので、車椅子を買いました。最初は既製品をレンタル。最終的には神奈川の工房にロッキィ君と共に馳せ参じてオーダー品を作ってもらいました。
この記事を見て、もし犬用車いすを考えている人が居たら…ですが、犬用車いすは、ロードバイク並みの厳しいフィッティングが必要です。なので、入手するなら、工房を犬と共に直接訪れ、採寸してもらった上でのオーダー品を発注するのが良いと言わせてください。
さて、ロッキィ君は、動けなくなってから、少々辛そうな表情を見せる瞬間もありました。でも、車いすで、お散歩に行くと、とてもとても楽しそうな顔に。これには、感慨深いものがありました。
食欲不振からの入院
その後の7月。狂犬病の予防接種後から食欲不振に陥り、ロッキィ君は、入院となりました。
2週間ほどして、病院から、食欲が戻った!と連絡あり。それで、退院してきたのですが、家に戻るとその日の夕飯から食べてくれません。
ええ、もしかして・・・
もう旅立ってしまうのか?
もしかして、全てを分かって食欲あるふりして退院してきたのか?
ご先祖は牧羊犬で、家庭犬としては悪戯大好きっ子だったコーギーのロッキィ君。シニアになると、知恵も回るということなのでしょうか。。。。
最期のドライブ
皆で議論し、直感を信じ、入院の翌日は、思い切ってドライブへ。
これは最期かもしれないドライブ。
でも、ロッキィ君が最も好きだったのがドライブ。
楽しさを伝え、生きる意欲を取り戻して欲しい、そう願って。
ロッキィ君は、入院生活で筋力も衰えてしまってて、もう、車椅子でも動けそうにはない。できることは、クルマで一緒に連れて、外の空気を吸わせてやるだけです。
旅立ち
ドライブの途中、なんと、ロッキィ君、パンを食べてくれました。
パンは犬に食べさせない食べ物だったのだけど、母が食べたそうにしてる!と報告。パンでも食べてくれるなら!と与えたのです。ロッキィ君、実は、今まで食べてみたくてしょうがなかったのか?
それで、もしかして!と期待をしたんですが、、、
残念ながら、ドライブの翌日は終日眠りっぱなし。2022年7月18日早朝3時に旅立ちました。ロッキィ君の呼吸が止まる、その直前に、一緒に寝て、お話してやれたのは良かったかな。
生涯を振り返ってみて
犬は言葉を喋りませんが、私達が想像する以上に、色々な事を分かってるのだなと感じさせてくれたのがコーギーのロッキィ君でした。
勿論、ロッキィ君は犬です。だから、実際には、吠えてみたり、ボール遊びしたり、思いっきり走ってたり、カメラの前でニコニコしてただけ。でも、それだけで、自分は影響を受けたし、ロッキィ君と何らかの形で関わった他の人達も影響受けたんじゃないかな?と思うんです。
ロッキィ君と一緒に走ることはもうできないけれど、15年間、一緒に居られて良かったなぁと思ったのでした。
おしまい
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