【動機】司法試験を目指すきっかけ
ドックラン骨折事件。続き(その後②)は、別途投稿の予定ですが、今回の記事は、この事件がきっかけとなりました。
上のドックラン事件では母が利き手の右手首を骨折。幸いにも受け身が間に合い骨折で済みましたが、頭部や背骨などの重症もあり得た状況でした。「だから、まだ良かったんですよ♪」と慰めのお言葉は多数頂きますが、骨折以降、母の生活は一気に不便になってしまいました(´;ω;`)
最も辛いのがコーギーのダイ君をお世話できないこと。
今は長期預かりで、先がまだまだ見えない。
加害者側は、個人賠償保険に入っていた模様。母が入院する少し前あたりから、保険会社と加害者からのフォローが父のもとにせっせとやってきています。保険会社がいるなら、損害賠償能力の視点では問題無いのでしょうが、こちらとしても、対応しきれん!と、
結局、弁護士と相談することにしたのでした。
相談資料を作る
状況をまとめながら、法律の存在を強く意識するようになりました。
というのも、資料で事の経緯を文章化していくと、必然的に色々と考えてしまうのです。
例えば、犬はリードに繋げと、県の条例でと決まっているはずなのに、何故、ドックランではつながなくても良いのか?(=ドックラン内で犬をリードから外す行為は、こちら側の過失となるか?)
本記事では深く立ち入りませんが、私達の社会生活は、法や決まり事によって、調和が保たれていることを強く意識した瞬間でもありました。
仕事とのつながり
その後、お仕事とのつながりを意識しました。
今の自分は、製造業の開発部門に身を置いてます。
新卒の頃は、機械設計で経験を積み上げようと思ってました。所が、入社後、全く違う仕事ばかりを命じられる会社生活に耐える事、苦節10年。ようやく就けた!と思いきや、「お前に才能ないから!」と、さくっと外され、あっけなく終わりました。
それでも、何かできることはないか?と情報工学の道を目指しました。これなら、身近な業務をシステム化して便利にしてやれば良い。知識を身に着けようと、IPAの試験を、基本情報、応用情報、システムアーキテクト試験と進め、次は技術士か?と考えていました。
ただ、今の仕事は、システム開発が最終ゴールではない。そうなると、IPAの試験レベルまではどうにかなっても、技術士の取得までは、合格に必須となる業務経験が、どうにも積めない!のです。
ここでドックラン骨折事件が切っ掛けとなって考えたのでした。
今の自分は、機械設計も、SE業務もしてはいない。だが、(開発業務に関わる分野で)法令規格を調査し、業務に必要な基準書も作成している。ここに、法学の知識が備われば、更なる飛躍ができるのではなかろうか?と。
それで、司法試験?
単に法学に関心があるだけなら、大人の教養として読書すれば済む話かもしれません。それで、自分自身の関心具合を確認するために読んでみたというのが下の記事。
読んでみて、自分は、やるなら徹底的にやりたい性分であることを確認したのでした。法知識を活かして仕事で成果を上げるのだし、頼まれれば講演会を開ける位のレベルにはなっておく必要があるだろう、と。
となれば…司法試験を目指すのが良いんじゃないの?と。
法に関する資格は、他にも、行政書士、社労士、司法書士、弁理士とあります。ですが、自分は、役所の手続き代行、年金や総務、不動産登記、特許を業としてやろうとしてるわけじゃありません(やれそうにもない)。取得できても、今のお仕事に活かすことは、極めて難しい。
必然的に司法試験が目指す目標として残ったのでした。法学を学んだ結果証明として目指すのなら、やり応え十分な目標に思えたのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?