理想の図書館、ここにあり
昨年の暮れにこのような記事を書いた。
世のなかに自由につかえる自習室が少ないことは、僕がつねづね感じていること。夢のような話だが、「地中に」あったらいいのになと想像しながらたのしく書いた。
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昨日、ふと何気なく手に入れた情報なのだが、以下をみてほしい。
「地中図書館」。
なんともそそられる。さらに、ホームページのこの謳い文句がいい。(語順などを少し変えました)↓
「植物や野菜が、土の中の微生物を栄養にして成長をするように、人々が地中に潜り込んで本を読み、知を蓄え、想像する力を養い、再び大地を踏み締め未来へと進む。」
図書館ってどこも似ている。これも僕がふだんから感じていることのひとつ。本がたくさんあってそれが本棚にならんでいて。椅子があって机があって。
「読書ってたのしい」「勉強っておもしろい」の感情は、どこにでもある平凡な場所からはうまれにくいとおもう。ましてや、強制されて芽生えるものでは絶対にない。
千葉県木更津市にあって、併設されている宿泊施設に泊まることで図書館も無料でつかえるらしいです。
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知識や好奇心は、連鎖する。
たとえば、このnoteもそう。僕の記事はだいたいいつも1000文字ちょっとなのだが、ひとつでは500文字ほどしか書けないネタは結構ある。そういうときはなかば無意識に、下書きやあたまの片隅にあるべつのネタを掬い上げる。そのとき、まえのネタと前後関係がつながることは当然として、「ほどよく中身がないネタ」だとちょうどいい。組み合わせると1000文字ほどになるからだ。
一個のネタが連鎖して記事になる。
まえにこちらの記事を読んだときに、「僕のかんがえってみんな共通なんだ」ってちょっと嬉しくなった。意見を交わして、ブラッシュアップされて、また新たな意見をもつ。これもまた連鎖。
そして、ほかのnoterさんの記事から影響されて、僕がこうしてあたらしい記事を書くこともまた連鎖だ。
知識の連鎖、といったらやはり図書館。
引用ばかりで申し訳ないのだが、近畿大学の図書館がすごい。(実際に行ったことがないのでHP上の情報をもとに書いてみます)
ここは、メインとなる通常の中央図書館とはべつに、「ビブリオシアター」というちょっと変わった図書館がある。ふつうの図書館では、「十進分類」といって
0類 総記
1類 哲学
2類 歴史
3類 社会科学
4類 自然科学
5類 技術
6類 産業
7類 芸術
8類 言語
9類 文学
このように各グループごとに本が分類されている。だから、全国ほとんどどこの図書館に行ったとしても、「歴史の本をさがしているから2類にある。2類は何階にあるのかな」とあまり迷わずにみつけることができる。
ところが、ビブリオシアターにある本は、「独自のインデックス」でわけられているらしいのだ。
■ NOAH33(ノア33)
■ DONDEN(ドンデン)
すごいですよね。これ見てるだけで読みたくなってくるし、図書館員として働くだけでもまいにちが幸せそう。
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今日はみなさんに紹介したいものが多くて、引用ばかりになってしまいすみませんっ。でも、大好きな図書館についてかんがえて、未来に想いをはせて、そしてこうして文章にできて、とくにたのしいnoteでした。
人の心をうごかすものをつくりあげるって、すばらしい。こういうワクワクするような場所が、世のなかにもっとたくさん増えたらいいのにな。
僕の記事をここまでお読み頂きありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 頂いたご支援は、自己研鑽や今後の記事執筆のために使わせていただきます。