【Movie MEMO】図書館戦争
最近見た映画、図書館戦争について。
元々有川浩さんの小説が好きで、でも図書館戦争だけは映画を見てから、本を読もうと思ってました。
キャストの方々も好きなので、いつか見たいとは思ってたのですが、自分の中でイメージをつけてしまう前に、まずは映画から!と決めてました。
図書館戦争ってジャンルとしては、Wikipediaによると、ディストピアSF、アクション、ミリタリー、ラブコメになるようです。
私としては、アクションなのかなー?と思いますが、有川浩さんの作品では、いつも胸キュンしているので、ラブコメ要素は少なめな感じかなと思います。
内容については、面白かったです!(人並みの感想)
この図書館戦争って、表現の自由のようなところがテーマになっていて、その観点で見て面白かったです。
ネタバレは避けたいので、ふわっと語りつつ、この映画を見て考えたことを語るだけになってしまうのですが…
言論の自由って見方を変えると、今のこの世の中でも、自由なことがいいのか?ってある気がします。
誹謗中傷とかを考えたりしていたのですが、その人を非難することと、言論の自由は違うと思うんですよね。
しかもYouTubeなどの配信媒体でコメントで悪いコメントを、直接本人に届けるなど…
ただ、こう言った内容を指摘するコメントに対して、"嫌なら見なければいいだろ" "発言の自由だ"という言葉をよく見かけます。
こんなコメントを見ると、コメント欄規制した方が良いと思わずにはいられません。
YouTubeでも、モデレーターさんがいて管理されていたりするチャンネルもありますが、コメント消されると、またそれに対して怒る人も出てきて…終わらない戦いですね。
YouTubeの誹謗中傷を取り上げましたが、立場が変わると、この規制に賛成する人も出てくる。
この図書館戦争という映画を見て言論統制を行う人からしても、その人なりの正しいと思うことに向けて戦っている。
そんなことを考えてしまいました。
図書館"戦争"となっている通り、立場によって正義が変わるんだろうなーと。
ただ、言論の自由はあって欲しい。
みんなの色んな意見や考えを見れる、このnoteという媒体も好きだし、言論の自由がなくなった先は、何も考えない世の中になり、技術進歩もない世の中になってしまうと思うので。
今日仕事で"こんなのおかしくないか?"と思い声をあげたら、『そんなこと思ったことなかった(今までのやり方に疑問を持たなかった)』と言われました。
なので、違う考えを尊重していく、今の世の中の流れはとても素敵ですが、言論の自由が、誰かを攻撃するためだけに使われないようになると良いなと、改めて思いました。
図書館戦争という作品を通して、そんなことを考えながらも、この映画はもっとフランクに見れる作品なので、是非見てみて欲しいです。
私のこの作品の感想は(★★★☆☆)。
面白いのですが、奥も深いなと思ったのと、そう言った要素を除いてみてしまうと、物足りなく感じてしまうかなと思ったので。
逆に大人になってからこの作品見れて良かったです。
2024.10.21 mana
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