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TOEICのWebテスト体験記

先日、TOEIC Listening & Reading IPテストをオンラインで受けました。
オンライン受験の方法などがあまり見当たらなかったので軽くメモをしておこうと思います。

TOEIC IPテストの実施団体からメールが届いたのは、受験期間の2日前
TOEICの受験を希望してから何も案内がないまま時間が過ぎていたので、TOEICを申し込んだことを忘れかけていた頃でした。

そのメールでは事前登録の方法が載っていたのですが。
「試験前日までに実施してください」
いやあの、すでに2日前ですけど・・・と思いつつ、外にいたので放置。
試験期間が1週間あるので受験日の前日までに登録すればいいかな?と試験期間が始まった後に登録したのですが、問題なく受験できました。
っていうか、事前登録直後に受験できました
「前日までに」というのは、何だったのでしょう・・・

事前登録では、氏名や生年月日、メールアドレスとパスワードなどを登録。
登録したメールアドレス宛に送られてきたURLにアクセスして、そのメールに記載されていたAuthorization Code(ログイン用のID)と事前登録したパスワードでログインします。

いよいよテスト!と身構えると、出てきたのは事前登録した情報の確認画面(ここで登録内容を修正できます)。
そして次に求められるのがアンケートへの回答でした。
確かにTOEIC受験会場でも試験前にアンケートを回答しているわ、と見慣れた質問に答えて試験開始。
の前に、「【必ずお読みください】受験に関する注意事項とご案内」と赤字つきの注意事項が(太字部分が赤字)。
パソコン受験が推奨、iPadは利用可能、それ以外は記載なし(使えないのね)、まではいいとして・・・「Macの場合、ブラウザはGoogle Chromeをお使いください」とのこと。
Windowsは?WindowsならChrome以外でもいいの??と疑問に思いつつ、念のためGoogle Chromeを立ち上げました。

ちなみに、iPadの場合は専用のアプリをインストールする必要があるみたいです。
ただ、「リモート試験官サービス(Zoom)をご利用の場合、iPadでの受験はできませんので、パソコンでの受験をお願いします」。
リモート試験官サービスなんてあるのね。ちょっと受けてみたかったわ(私が受けたのはパソコン受験だけど試験官はいなかったです)

Google Chromeでログインして、さあテスト!と思いきや、改めてアンケートから開始。
登録内容は保持されているからいいけど、何度も腰を折られてテストへの緊張感はなくなりました。

いよいよテスト!の前に、受験のしおりを確認。
Listening 45問/約25分」はいいとして、「Reading 45問/37分」・・・その中途半端な時間は何・・・?

受験者の解答結果(正誤)に合わせて次の問題の難易度が変わる仕組み(CAT)を取り入れているから紙より短いテスト時間(約1時間)で終わるとのこと。
CAT(Computer Adaptive Test)って、SPIで使われている仕組みと同じですね。

受験の案内とか適当に読み飛ばすことも多いけど、今回は読んでよかった!ということが。
問題構成が、紙と異なります!

◆リスニングセクション (約25分間)
UNIT ONE
・<3問>Photographs:写真描写問題 
・<4問>Question-Response:応答問題
・<9問>Conversations (with and without a visual image):会話問題
・<9問>Talks (with and without a visual image):説明文問題

UNIT TWO
・<5問>Question-Response:応答問題
・<9問>Conversations (with and without a visual image):会話問題
・<6問>Talks (with and without a visual image):説明文問題

◆リーディングセクション (37分間)
UNIT ONE (約23分)
・<5問>Incomplete Sentences:短文穴埋め問題
・<4問>Text Completion:長文穴埋め問題
・<16問>Reading Comprehension:読解問題

UNIT TWO(約14分間)
・<7問>Incomplete Sentences:短文穴埋め問題
・<4問>Text Completion:長文穴埋め問題
・<9問>Reading Comprehension:読解問題

※注意したいこと
・UNIT ONEで時間が余ってもUNIT TWOには繰り越されない
・リーディングセクションでは解答の確認・修正が可能だけど、UNIT TWOに進むとUNIT ONEには戻れない
・スコア表示画面まで進まずにブラウザを閉じると採点されない

と、ここまで読み進めて分かったこと。
WindowsはGoogle Chrome以外も使える!
IEとMicrosoft Edgeも大丈夫。

そしてPCトラブルなどでブラウザを閉じても再ログインすれば中断したところからテスト再開が可能です。

他にもいろいろオンラインならではのことが載っているから、TOEICに紙で慣れている人も受験のしおりは読んだ方がいいよ!

そして今度こそ本当に試験開始!

結果は惨憺たるものでした。
次はTOEICの勉強をしてから受けてみようかな。
毎日仕事で英語を使っていても試験用に勉強しないと点数は伸びないものですね。

オンライン受験なら1時間で終わるし、いい経験になりました。
紙実施では問題冊子に書き込めないけどインターネットなら見返したい問題にフラグを立てられるから、私はオンライン受験の方が好きかな。
でもリスニングの先読みができないから、先に問題文を読んで準備したい人には紙受験がオススメかも。

IPテスト(オンライン)のヘルプデスクは、平日10:00~17:00のみ
週末や祝日は問い合わせられないから、休みの日に受ける予定の人も平日にアクセスしてアンケート回答まで終わらせておくと安心かもしれないです。

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