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君もT.M.R.メンバーにならないか?

T.M.Revolution (以下、T.M.R.) と聞いて何を思い浮かべるだろうか?
風に吹かれてる人?トークが面白い人?それとも最近やたらと筋肉を自慢してる人?
どれもT.M.R.の浸透しているイメージだが、そこに留まらないのがT.M.R.の面白いところ。

T.M.R.は、ボーカル西川貴教のソロプロジェクト。
「ソロ」と言いつつ、西川曰く「T.M.R.は、関わった全ての人を含む概念」。
こういわれても最初はファンですらピンとこなかった。
T.M.R.を支えるスタッフ、CDやライブで一緒に音を出すサポートミュージシャン、そしてT.M.R.のことが好きなファン。その誰もが「T.M.R.のメンバー」だという。
そして、いわゆる単なるファンではなく、一緒に未来を創っていく「T.M.R.メンバー」。

何それ?と思った人も、どうかここで投げ出さずに最後まで読んでみてほしい。
読み終わる頃には、きっとその魅力に気づくはず。

T.M.R.の活動の中でもその名を体現しているのがライブである。
凝った衣装、作りこまれたステージ、圧倒的な歌唱力を誇るボーカル、そして、それだけではない「何か」。

「誰も見たことのない景色に連れて行く」。西川がライブでよく口にする言葉だ。

筆者がT.M.R.のライブに初めて参加したのは、日本武道館公演である。
それまではライブハウスを中心に活動しているシンガーたちが好きで、コンサートホールに立つまで育つと「遠くに行っちゃったな」と寂しく感じていた。そんな音楽体験だった。
まさか「テレビで活躍している人」「武道館ほど大きな会場でライブをする人」を好きになるとは思わなかった。

だから、「好き」というより「気になる存在」だと自分に言い聞かせていた。
こんなに有名な人を好きになるはずがない。だけど、気になる。
だから、ライブに行こう。
ライブが、その人の本当の音楽が聴ける場所だと信じていた。
そして、そこで終わると思っていた。「やっぱりね」。そう思うと思っていた。
やっぱりこんなに大きな会場で音楽が伝わるはずがない。
それを確かめるために、会場に足を運んだ。

終演後、打ちのめされていた。
その歌に、そのパフォーマンスに、そして、その存在に。
会場の1番後ろの席。そんなところまで「歌」が、「音楽」が届くなんて。

「誰も見たことのない景色に連れて行く」と西川は言う。
そして「一緒に見に行こう」と。

2021年にデビュー25周年を迎えたT.M.R.。
コロナ禍の影響もあり、今後も「25周年イヤー」は続いていく。
昨年5月に初日を迎えたホールツアーは、一時中断・延期もあって2022年4月まで行われることになった。
ツアー後、大きな会場で行われる25周年記念ライブも予告されている。

今からでも遅くない。君もT.M.R.メンバーにならないか?

T.M.Revolutionプロフィール

1996年、「独裁 -monopolize-」でデビュー。
1997年、T.M.R.=「風」のイメージを作った「HIGH PRESSURE」や「WHITE BREATH」をリリース。
1998年、今でも物まねされることが多い黒いガムテープのようなスーツが印象的な「HOT LIMIT」をリリース。
2002年、アニメ「機動戦士ガンダムSEED 」の主題歌「INVOKE」をリリースしたのを皮切りにアニメの主題歌を多く手掛けるようになる。
2013年、人気声優の水樹奈々とコラボレーションした「Preserved Roses」「革命デュアリズム」が大きな反響を呼んだ。
2021年、デビュー25周年を迎える。
現在、25周年記念ツアーを開催中。

西川貴教プロフィール

1970年9月19日生まれ。滋賀県出身。
1991年、ビジュアル系バンドLuis-Maryのボーカルとしてデビュー。
1993年にバンドが解散後、TM NETWORKのサポートキーボーディストである浅倉大介に見いだされてT.M.Revolutionとして再デビュー。
デビュー当時、T.M.Revolutionは浅倉のトータルプロデュースであったが、2002年よりセルフプロデュースとなる。それを契機に活動の幅を広げ、WANDSの柴崎浩らとともにバンドabingdon boys schoolを結成したり、西川貴教本人名義での活動を開始するなど多彩な音楽を届けている。

※この記事は、「2022 年にみんなが始めたほうがいいこと」という某所で出されたテーマをもとに作成したものです。

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