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自分の可能性を「広げてはいけない」理由。


どうも、0円研究家のまー坊です。

僕は常々
「可能性を広げよう」という言葉を聞くたびに違和感を感じていて、その理由が分かったのでここにまとめる。


①可能性中毒か?おまえは
②選択肢が増えてしまうデメリット
③「可能性」は狭めるもの。


①可能性中毒か?おまえは


「英語を学ぶと可能性が広がるよ!」
「プログラミングを学ぶと可能性が広がるよ!」

などと言う人、よくいますよね^ ^

たしかに、できることが増えれば可能性は広がる。広がるよ。でも可能性を広げてどうするのだろう?なぜ可能性を広げたいのだろう?

聞いてみるとだいたい「仕事が増える」とか「これから必要になるから」などと返ってくる。
要約すると「将来への安心感」のためらしい。

なるほど、学校の勉強に似ている。
ぼくたちは可能性を広げるために勉強し、学校に通い、新卒の称号を得た。

大学を出てからも変わらない。
今度は英語やプログラミングを学び始めたり、資格を取り始めたりした。
可能性を広げるために。

そういう人はもはや「可能性を広げる」ことが目的化しているので、可能性を広げる行為自体に充足感を感じていたりする。
僕はそれを可能性中毒と呼んでいる。

可能性中毒になると一体どんな副作用があるのか。

②選択肢が増えるデメリット


可能性を広げることは、良いことのように思えるのだけど、ここにはデメリットがある。

1つ目は、「不安感が増す」ということ。
可能性を広げることには終わりがないので、いくらやってもまた「これからの時代、身につけておくと良いスキル」的なものが無限に生まれてくる。

だけど、可能性を広げる行為すべてはできないので、その中から何かを選択すると当然「違う選択肢のほうが良かったかもしれない」という不安感がつきまとう。

大学受験で行き詰まった時「文系じゃなくて理系にすればもっとよかったかも。。。」などと思ってしまうのと同じ。

あれは理系の勉強なんてしてないのに、そう思ってしまうんですよ。怖いよね。

2つ目は、「後悔を生む」ということ
選択肢が多いと、後悔を生む。
例えばですが、メニューの多い店と1つしかない店だと、メニューの多い店のほうが良さそうに見えるが実は違う。

メニューは少ないほうが満足度が高いことが多い。
1つだけというと極端だけど、少数であればその中で序列をつけるのは簡単じゃないですか。なので自分の選択に後悔が生まれづらいというわけだ。

逆に、選択肢が無数にあると「あぁ、違うのにしとけばもっとよかったかもしれない」などという後悔がつきまとう。

つまるところ
イクラ丼が食いたければ、海鮮丼屋にいくよりイクラ丼専門店に行くのがよい。

③「可能性」は狭めるもの。

①②を踏まえてぼくが言いたいのは、「可能性を狭めよう」ということですね。

苦手なこと、好きじゃないことを見つけてどんどん諦めてみてほしい。

すると自分の選択肢は絞られていく。
それはたしかに可能性を狭めることになるけども、「自分がより生きやすい未来」に絞られていきますよね。

遅刻が治らないことや、集団で仕事ができない僕は「会社員」を諦めた。会社員を諦めると選択肢は「ひとりでやっていく」しかなくなるけどそれが逆に気持ちいい。

他に選択肢がないのだから、他の選択肢のほうがいいのでは、、、という不安や後悔がなくなるんだよね。

もし将来に漠然とした不安を感じている人はぜひやってみてほしい。

・苦手なこと
・好きじゃないこと
・欠点

などを洗いだし、「これどうしようもない気がする」と思ったことはもう諦めて可能性を狭めてみたほうがいい。

きもちーよ。





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