悲しみの連鎖を断ち切る
怒り
恐怖
妬み
嫉妬
それらの感情は、全て『悲しみ』が奥底に眠っていると仮説を立てました。
言葉にすると、とてもありふれた言葉で、なんとも軽く感じになってしまいます。
『悲しみ』を深掘りすればするほど、深すぎるし、究極の真理だと思うようになりました。
その問いは自分の生き方そのもの。
カルマというか、魂の学びに必要なテーマであり、自分の体験から気づき、理解できたことを何かの形で残したいと思います。
※この記事を頭で理解出来るのと
『悲しみの沼』から出るのとは全く違うことだと認識できると、急速に前に進めます。
『悲しみと向き合う』
周りの人の、深いところに潜む『悲しみ』を感じるのが辛く、感じないように生きてきた。
楽しそうにしている人でも、深い奥底に悲しみを潜ませていたら、感じてしまう性質だから、自分の感性を麻痺させておかないと、自分の精神が持たないからです。
人の悲しみを感じることと同じく、自分の悲しみを避けてきた長い年月で『悲しみ』も『喜び』も感じなくなっていましたし、感じないことに気づいてませんでした。
15年前に、公務員から癒しの道に転身した時、まだ、自分の悲しみを理解できていませんでしたから、今思えば、ちょっと謎な人だった気がします。
(セラピストになろうとする大半の人は、自分自身が癒しを必要とする人です。気づくか気づかないかで、セラピストとしての質に大きな違いが出ます)
人の悲しみを癒す人になるには
自分の悲しみに気づいて癒されていなければ出来ないと思うのです
自分の悲しみに気づくことさえ、とても困難で、認めたくない事実です。ましてや自己をヒーリングして悲しみが癒され、悲しみを理解できるまで到達出来るのは、エベレスト登山するくらい困難を乗り越えなくては到達できません。
到達できたら神様レベルの精神を持つことができるのでは?
【自分が悲しみの沼から出ないと、人の悲しみを無自覚で避けてしまう】
私自身は、自分を変えようと自分に向き合って10年経ち、一番深いところの悲しみを癒し、やっと辿り着けたのではと思っています。
『深い傷を負った人への癒し』をすると決めて生まれてきたと感じています。それが使命。
師とする人が、その域(全ての真理を理解している)の方だったことはとても大きいです。
師との出逢いがなければ、もっと遠回りしていましたし、今世で到達できたかはわかりません。
ただ、難しかったのは、普通考えるような導き方でありませんでした。皆さまが想像しているような、ついて行けば良いような生優しいものではなく、自分を試されるような、意地悪な(笑)導き方です。
結局、『自分が気づかないといけないと気付かされた』という事です。
自分が導いて頂いたように、私も行っています。
恐れは現実的ではありません。
悲しみもまた現実的なものではありません。
それが体感できたら、人間関係はよりシンプルに、心地よいものに変わります。
人間関係のもつれや、トラブルの根本は、恐れや悲しみ。
怒っている人や、嫉妬してる人、ネガティブな感情に囚われている人に心を寄せてみると、そこには『悲しみ』が潜んでいます。
悲しみの連鎖は、親から子、子から孫へと連鎖します。
断ち切るのはあなたです♡
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