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【育児日記】現代で出産・子育てしてて本当に良かったと思う
こんにちは。
現在2人目妊娠中&里帰り中の痲-ma-です。
産休に入り、里帰り先で1人目娘を見てくれている家族の目が増えたことはとてもとてもありがたい。
が、東京に残っていたら毎日保育園に預けられたこと(一時保育は使えるものの毎日ではない)、祖父母の介護があって母はなんだかんだ忙しいこと、現在娘を寝かしつけてる部屋が二階なので臨月妊婦には結構キツイこと…など、思ったよりもハードモード。
東京で夫と二人で出産〜育児すべてをこなすことになってた場合とどっちが楽だったんだろう?とふと思ったりするんだけど、その時に「夫と2人でも、里帰りと同レベルでなんとかなると思えてることってすごいんじゃない?」と思った。
そんな話。
母世代の話
というのも、母と色々話していく中で母自身の子育て経験を聞いて「とてもじゃないけど私にはそれは出来ない気がする」という超ハードエピソードがポロポロ出てきたから。
まずは、父の話。私の父はその昔、家事も育児も全くやらない人でした。当時の時代では割とそういう父親って多かったとは思うけれど、父ももれなくそういうタイプ。仕事は真面目にコツコツ定年まで勤め上げましたが、朝は早く、夜はほぼ毎晩飲んで帰ってくるので夜遅い。土日はゴロゴロ寝て過ごす。典型的昭和のお父さんタイプ。
なので、必然的に3人の子どもの世話と家事は全て母が請け負っていました。正社員ではないにしろ、パートをしながらワンオペで3人を育て上げたのがとにもかくにもすごすぎる。幼稚園に入るまではたまーに保育園に一時保育に預けてたらしいけれど、一時保育があったのは最寄りの保育園でも市外にしかなく。幼稚園も市外だったので(これは、母自らが選んだ結果だけど)、毎日車でバス停まで送り迎えをしてくれていました。
母は元来仕事が大好きなタイプの人間。育児も生きがいって言うレベルで楽しんではいたけれど、もし時代が違えばバリバリ仕事をこなしながら育児をしてたんじゃないかなと思う。
現代で子育てをしている私たち夫婦はというと、共働きで大変な部分もあるけれど、それでも近隣の保育園も充実しているし、里帰り先での一時保育なんかもある。男女共に育休もあるし、リモート勤務も出来る。お金を払えば病児保育やベビーシッター、家事代行も満足に受けられる。それぞれが正社員という雇用を維持したまま子どもを生んで、母親だけでなく父親も育児に参加できる。
確かに経済面などでは昔のほうがやりやすかった部分もあるだろうけれど、制度面で働きながら育てるという選択肢が取りやすくなったのは本当にありがたいことだなと思う。
夫の話
さっき私の父はまったく家事育児をしないと書いたけど、それと対極的に私の夫は家事も育児も十二分にやってくれる。
これに関しては夫自身の育った環境や本人の素質も大きい気がする。共働きの家庭で育ち、父親が料理含めた家事を担当していたのを見て育ったから、夫も当然のように同じように家事をこなす。私より食へのこだわり(美味しいものを自分で作って食べたい欲求?)が強いというのもある。
でも夫本人の素質に加えて、コロナ禍以降リモート勤務を選べるようになったことで出来るようになった事もたくさんある。保育園から帰ってき他後の一連のルーティンが2人で出来ることはとてもとてもありがたい。
だって、夫が一週間まるまる毎日出社になった時はそれだけで結構大変だった。特に私たちは間隔をあまりあけずに第二子妊娠したので、妊婦のワンオペは特にキツイ。自分たちで選んだことではあるけれど、それにしても、挫けそうに鳴ることはもちろんある。もし、ワンオペが今よりも多かったら、その頻度や落ち込みの深さは今の比ではなかったんじゃないかなと思う。
周りの理解
今の世の中では、「子連れ様」というワードが取り沙汰されていたりして、一見共働き世帯には風当たりが強いのかな?と印象があります。が、少なくとも私の周りにおいては、皆さんとても優しくて理解を示してくれる方が多い。本当に優しい。
例えば。つい先日あった話。
私の祖父は戦争を生き抜いた世代の古い人間なので、子どもに関しては「生めや増やせや」思想が強いです。それが国力を上げることに繋がる、社会貢献になる、と信じている。それ自体は私はもう何度も聞いているし、ジェネレーションの違い含めて「おじいちゃんはそういう考え方なのね」と思えているから、特段言われても気にしない。
でも、この前訪問看護の看護師さんが我が家に来ていた時に祖父がいつもの調子で「子は、3人以上生まなきゃいかん」「戦後だって戦争孤児がいっぱいいたけど育っていったんだから、子どもは勝手に育ってく」みたいな持論を述べた時に、看護師さんはやんわりと「でも最近は、子育てにもお金がかかるし、大変だからねぇ」と言って、優しく私の肩を持ってくれました…!私は祖父の言動は全く気にしてはいなかったものの、こうして理解をしてフォローしてくれると、それでも嬉しいものですね。
それ以外にも、子どもを連れて移動中にさりげなく優しくしてくださったり、仕事の同僚や後輩が理解を示してくれたり、周りの方々の温かい目を感じることが普段から思った以上に多い。子どもが生まれる前はビクビクしていた部分もあるけれど、実際に育て始めて安心出来るようになった。
娘に関して言うと本格イヤイヤ期はこれからなので、そこからはまた世間の目は厳しくなるかもしれない。でも、今のところはなんとかやっていけそうだなと思っています。ありがとう。
まとめ
なんかこれを書いていて、私ってもしかしたら育児に関してはおめでたポジティブ頭なのかもなと思った。2人目が生まれたらホルモンバランスの関係でネガティブ思考になるかもしれない。今の状態ももしかしたらマタニティハイなのか?
でもどちらにせよ、今このポジティブな感情を文章に残しておいて、いざ産後うつになりそうになったときにでも自分自身で読み返せれば良いかなと思った。その時は、救われるのかな?それとも、何美辞麗句並び立ててるんだよこんちくしょうと思うのかな?それは分からない。
でも、今の私自身の素直な感想として(そう、感想として)、現代で出産・子育てが出来て良かったなと思ってます。
そんな話。
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