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【育児日記】 どんと来い、赤ちゃん返り

※本当に本が出版されてるんだね。

出産する前は、「2人目が生まれたら娘も赤ちゃん返りするのかな?どうしたら良いのだろう?」とふと思って検索してみると『赤ちゃん返りを防ぐには?』『赤ちゃん返りをさせない方法』などの記事がよく出てきて、そうか、赤ちゃん返りはさせないほうがいいのだな…となんとなく思っていた。

が、実際2人目が生まれ、娘が健やかに赤ちゃん返りをしているのを見ていたら「赤ちゃん返りをしても全然いいやないか…!どんと来い、赤ちゃん返り!(上田風)」と思うに至った。

そんな話。



この記事を書き始めた理由

そもそも、なんでこのテーマで記事を書こうと思ったかというと、リタさんのこちらの記事を読んで深く共感したから。

こちらの記事もタイトルが『赤ちゃん返りの対処法』だったので、おや?と思って読み始めた。(すみません)が、読んでみて本当にその通りだな!と思い、今までのなんとなくのモヤモヤが晴れてスッキリした。

赤ちゃん帰りはとてもかわいい

そもそもの話なのだけど、赤ちゃん返りというのはとてつもなくかわいい。

1歳9ヶ月の娘は妹が哺乳瓶でミルクを飲んでいると「娘ちゃんも飲む!」と言って哺乳瓶でミルクを飲みたがる。(最初は中身が麦茶でも喜んで飲んでいたけれど、最近は中身もこだわるようになりミルクを要求してくるので豆乳を入れている)

そして、妹を授乳などで抱っこしているのを見るとすかさず「娘ちゃんもだっこ!」という。

しまいには、赤ちゃんようのベッドインベッドで自分も寝たい!と言ったので寝かしてみると(※体が収まりきらなかったので、足の方を一部解体して平らにした)気に入ったようで、その瞬間からそれが「娘ちゃんの」となってしまった。寝床を奪われた妹は手のひら布団のみのなんとも心もとない状態で寝ることとなった。

確かに「まったく、困ったなぁ〜」となるはなるんだけど、それでも駄々をこねる娘はとてもかわいい。(寝床を奪われたり、不憫な妹ではあるけれど、幸いにして妹本人は多分理解してない。まだ新生児なので)

遠慮されるよりわがまま言ってもらえるほうがいい

私がこんな娘の様子をかわいいと思うのは、妹に遠慮して我慢していた娘の姿も見ていたからだと思う。

その様子は、この記事でも触れました。

この記事ではイヤイヤ期と書いてるけれど、赤ちゃん返りもかわいいよ。

無理して笑顔で取りつくろったり、我慢して自分の本当の気持ちを表に出せないまま蓋をするくらいだったら、多少困ったことになったとしてもどんどんわがままを言ってくれたほうがいい。家の中のでそうやってわがままをたくさん言ったり、親を困らせたりしながら、本人が欲してる容認や愛情をたくさん受け取って、分別も学んでいければそれでいいと思ってる。

私の基本方針は、甘々でいい

今は幸いにしてと夫婦ともに育休を取れているので、娘が赤ちゃん返りで甘えてきた時は妹を夫に任せて思う存分要求に応えている。

抱っこと言われたら本人が飽きるまで抱っこするし、赤ちゃんグッズをつかいたいならとことん使わせる。哺乳瓶でミルクを飲む娘を膝にのせて、かわいいかわいい私の赤ちゃん〜と歌いながら妹と同じように体を包み込むように抱っこする。そうすると真底満足そうに、嬉しそうにしているので、見ているこちらも微笑ましい気持ちになる。

育児書の中で特に私がバイブルにしているのが、こちらの本。

私の母が育児をしてた頃からあるかなり古い本なので、時代的に完全に現代に当てはまらない部分もあるけれど、本質的に伝えたい部分として大切なことがたくさん書いてある本だなと感じます。

特に、「子どものことはとことん甘えさせていい」「子どもがやってほしいといったことはなんでもやってあげていい」という方針は、私もそうだなと、思う。

何でもかんでも子どもが要求する通りにしていたら、甘やかしていることになるのでは?とかしつけにならないのでは?と思ったりしてしまいがちだけど、小さい子どもがやってほしいと言ってくることっていうのはもとをたどれば抱っこしてほしいとか、ふれあいたいとか、不安だからそばにいてほしいとか、そういう類のもの。

小さい子どもであっても本心とは裏腹に表面的には違うことを言ってたりもする。そこを読み取った上で、子どもの心が満たされることを存分にやってあげようとすれば、それで良いんじゃないかなと思います。

完璧じゃなくてもいい。応えようとする姿勢があれば、相手には結構つたわっている。

赤ちゃん返りって、下の子が生まれることで自分の地位(親にとっての一番の宝物ポジション)が揺らぐ不安や下の子に対する嫉妬心から出てくるものかと思う。そういう気持ちを持つことは人として自然だし当然のこと。それを無理に防ごうとする必要はないと思うし(必要以上に煽る必要もないので、最低限にとどめる努力は出来るかとは思うけど)、どうしても下の子のケアをしなければいけない場面もそりゃある。

そんな時に罪悪感を抱かなくてもいいし、それによって上の子に赤ちゃん返りが現れても、親としてダメだなんて思う必要もない。

大切なのは、どちらの子も命の危険にさらされず安全に生活できていること(とても大事!)、そして自分のできる範囲でそれぞへの要求を聞いて、なるべく応えてあげるようにすること。

こちらの本でも、人の幸せはパートナーや家族、身の回りにいる人達と気持ちや思考を共有しあい、質の良いコミュニケーションを取れている事が幸せに繋がると説いてあった。相手のことを100%理解しよう・共感しようとする事は難しいけれど、理解をしよう・共感をしようと努力をしている姿勢だけでも相手には充分伝わるんだと言うことも書いてあった。

たとえ小さな子どもであっても、感情の機敏に関してはおとなと同等かそれ以上に繊細に察知してたりする。だから、たとえ100%は無理でも、向き合おうと努力してるだけでも、きっとその努力は伝わってると思ってる。(私自身の希望的観測ではありますが)

なので、この2冊の本の言葉をお守り代わりに、私は甘々な育児を、これからも続けていこうと思う。

忘れかけたらまた読もう。

おわり。

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