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【育児日記】 「紬」 という名前がここ最近の人気名付けランキング上位に入っていて悔しい

こんにちは。

今日は第二子の名付けについての話でも書いてみようかと思います。

本当にしょうもない話です。



第一子の娘の名前は結構こだわった

第一子である娘の名前を決める際にはとてもとてもこだわりました。いわゆるキラキラネーム(若干古い)みたいなものではないにしろ、人とはそこまで被らない名前が良くて、さらには私が哲学や文学の研究をしていたこともあって漢字や意味に深い深い意味を持たせたいという希望があった。

なので、最終的には知ってる人はほとんどいないけど、かなり深くて哲学的な由来のある漢字を使用しました。古の某古典からとった。常用漢字ではないものの、見た目に難しすぎることもなく、当て字でもなく読める名前。最近のトレンドである、今どきだけどちょっと古風な響きがある、というのにもマッチしているし人とは被らないし、とっても気に入っています。

暗礁に乗り上げた第二子の名前候補

しかし、第一子でこだわったがため、今回の名前決めでは早々からかなり暗礁に乗り上げました。

これだ!というものが本当に浮かんで来ない。

というか、こういうのが良いな、と昔から思っていた候補はことごとく最近のトレンドと化してしまっていて、天邪鬼な私は「人と被りまくる名前なんて!!」となってしまったのでした。

まぁその一つが、タイトルにもある「紬」なんですけどね。私はかの昔着物関係の伝統工芸も趣味でやっていたりして、自分自身も染織にちょっとだけ縁がある名前だったりしたので、第二子が娘だった場合は染織関係の名前もいいな、なんて思っていた訳です。特に、着物の中でも私は紬が一番好きなので(結城紬が好きです)、紬っていいよなぁと。

しかし、「紬」ちゃんは、最近のトレンドの名前トップ3に入るくらいの人気ぶりです。紬って確かに響きかわいいけれども!本当にみんな紬の事分かった上で名前つけてんの!?それならもっとみんな着物着てくれ〜!!と謎方向で心の中で悪態をつく始末です。拗らせている。

※紬に罪はありません。全国の紬ちゃんにも、紬ちゃんと名付けた親たちにも全く罪はありません。

やっと、候補が決まるまで

そんなこんなで、珍しい、深い意味がある名前を探して三千里していました。でも、下手に深い意味を追究しすぎてしまうと、由緒正しき名前なはずなのに何故かキラキラネーム的印象が増してしまうという不思議。

結局、最初に出てきた候補は、逆にライトノベル感が満載ということでボツになりました。名前を考えるのは難しい。

そういえば、昔の知り合いでちょっとだけキラキラネームっぽい印象を受けていた名前の子がいたんですが、最近になってその由来がものすごく由緒正しくて知性溢れた名前だと知った事例があった。

また、別の候補は気に入っていたものの上の娘と名前の響きが近すぎて混同しそうだったのでこれもボツ。

最終的に、若干意味づけの濃さは薄めだけど、一応方向性は一致していて、珍しすぎないけれど被る人が少なそうで、家族の縁を感じられるような名前…を見つけ出しました。長い道のりでした。

ちなみに、もし性別が第一子と違っていたら既に候補があったので、一姫二太郎は名付けについても優しい設計なのかもしれないなと思いました。

名付けって奥深い

子どもを生む際の一大イベントの一つである名付け。本当に奥が不快というか、難しいというか。

ハゲるほど頭を悩ませた結果、本人が気に入らないこともままある訳で、なかなかに難しい作業だなぁと思います。

ちなみに、アメリカにいた時にあるリーダーシップ関連のワークショップか何かで参加者の名前の由来を紹介し合うワークをやった時ことがある。

アメリカでは、家族や親戚の名前やミドルネームからもらって来るケースがものすごく多くて、文化の違いにびっくりした覚えがあります。

日本でも、親戚の誰々の名前から一字もらった…とかはたまに聞くけれど、それでも結構意味や響きベースでいちから名付けをする人が多いよなぁと。

ちなみに私の周りにいる国際結婚組の人たちは、ファーストネームは割と古風な響きの日本名でミドルネームに家族の伝統を継承したイングリッシュネーム、というパターンがものすごく多い。あるあるなのかな?

そんな、名前の話。

おわり。

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