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今のFindyのエンジニアリング組織に応募するか判断するために

こんにちは、Findy CTO の @ma3tk です。最近は食事制限で痩せるのが難しいので運動量を増やして痩せていくアプローチをしています。向いてる向いてないがありますね。

さて、向き不向きが誰にでもある中で、Findyのエンジニアリング組織でどんな人だと向かないかについて書いてみようと思います。

採用したいエンジニア像について

以前はこんな記事を書いてみました。

1. Findyのビジョンや事業やプロダクトに興味を持っていただける方
2. 5つのバリューを体現できる方
3. 絶妙に妥協できる方

上記の記事ではこの3つの視点から採用すべきかどうかを見ていたりします。

一方でこの記事は、どんな方だとアンマッチになるか、です。

※先に書いておきますが、後述する理由を持つ人たちを批判する目的ではなく、弊社のカルチャーに合わない可能性があるという話です

1. 特定のプログラミング言語やフレームワークを極めたい、学びたい

Findy ではバックエンド Ruby on Rails、フロントエンド React + Redux + TypeScript + JavaScript ベースで開発しています。言語に興味があったり、チャレンジするのは全然OKですが、それが転職の主たる目的であるとマッチしない可能性があります。

技術を利用したいが、どんなシーン・背景でどういう課題があるかなどの課題を捉えた上で技術選定したり意図的に諦めるかなどの判断が必要になってきます。

最新のイケイケのアーキテクチャで開発したい、というのは多くのエンジニアが持っている思いですが、現実的にはそういった状況をすべてのプロダクトで常に実現するのは難しいです。

とはいえ、自分の手を動かして実現したいことを実現できる開発組織ではあるのでいくらでも自分の手でそういった方向に持っていくことは可能です!2021年の実績としては、Nxの導入、GraphQLの導入、TypeScript化や特定のライブラリの導入など多数あります。

2. 小さな組織でゼロから全て自分で決めたい

Findyの社員数も50人を超え、エンジニアリング組織としても業務委託含めて20人弱ほどになってきました。

3〜4年前は「全部自分で決めて自分で進めないと何も動かない」状況でしたが、今は「自分で8割方針固めて、関係各所に意見通してみて問題なさそうであれば、自分のチームで主体的に動く」というような動き方が求められます。

ユーザ数の規模も5万人を超え、サクッと何かを変更して出すというのが1人では済まなくなっています。スピード感や質を保ちながら「勝手にやる」と「調整しながらやる」の絶妙なバランスが求められるのが今のFindyのチーム開発です。1人よりは調整がいるのですが、それでも技術理解のあるメンバーが多いので調整は苦ではないです。

もしゼロベースでアーキテクチャを考えて自分一人で開発したい場合には今の人数規模だと向かない可能性が強いです。複数人でどうやってバリューを発揮していくかを考える必要があります…!

3. 大規模なアプリケーションをじっくり開発したい

まず、FindyはB2CとB2Bの両側面があります。エンジニアユーザ向けの部分と、採用企業向けの部分です。

規模としては上述したように5万人以上のユーザが居る中でサービスを提供し続ける必要がありますが、よりマス向けサービスと比べるとユーザ数はまだまだ少ないほうかと思います。

リアルタイム性は動画サービスや広告系と比べると少し低くなりますが、ユーザが明確なため様々な企画を実施する上でシャープに提供することができます。

大規模が故に得られるアーキテクチャの学びなどはあるかもしれませんが、弊社にはまだありません。その分スキル偏差値などで利用するデータ量などが多いので、効率化を爆速で進めています。

じっくり開発するよりは爆速で小さな改善をたくさん回して価値提供の時間を限りなく0秒に近づけられるようにしていきたいという方が向いているかと思います。

詳しくは上記をどうぞ。

4. エンジニアのキャリアや技術力アップなどに対して興味がない

要はサービスやサービスの置かれた状況に興味のある人に来てもらいたいと考えています。

「サービスは特になんでもいいです」「事業やサービスやミッション・ビジョン・バリューとかは興味ないです」という方だとどうしてもFindyの温度感に合わず要件の先にあるユースケースなどに沿わない開発になってしまうこともあります。

フロントエンドからインフラまで必ず提供したいユーザがどうあるといいのかを考えられないと「高機能なんだけど使い勝手が悪い」とか「使い勝手はいいけどものすごい時間かかる」などの課題がすぐに起こってしまいます。

技術も解きたい課題の条件設定でどう使うか変えていくため、是非その条件に興味のある方と一緒に働けたらと思っています。Findyをどうしていくか、こういう業界をどうよくしていくか、エンジニアのキャリアや技術力アップに対してどうしていきたいかを考えたい方が特に向いているかと思います。

素敵なメンバーがたくさん集まってきている

最近採用も進み始めており、本当に素敵なメンバーに囲まれながらお仕事をしています。

直近もウェブ開発を長年経験してきているメンバーやOSSコントリビューターが入社しており、組織として深いレベルでディスカッションできるようになっていたり、既存のアーキテクチャをほぼ作り変えレベルで改修していたりもします。TypeScript化を3週間で終わらせたり、dependabotで常時ライブラリのバージョンアップを行ったり、インフラの改修やバージョンアップを行って爆速開発を進めています。

もしここまで読んでいただいて、少し話してみたいという方は是非一度お話しませんか?

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是非興味があれば Twitter でご連絡いただいたり、直接ご応募いただいても大丈夫です👍 

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