挑戦するエンジニアのプラットフォームを本気でつくりにいきます
Findy CTOの佐藤です。ゴールデンウィークは筋トレ&ランニング日和で最高ですね!
先日、シリーズC 15億円の資金調達を行わせていただきました。改めて関係者の皆様、ありがとうございます。今後もがんばります!
思えば、6年前はスタートアップなんてよくわかんない、くらいの状態でしたが、日々なんとなーくわかってきたかもしれないな、というくらいになってきました🥺
さて、本日はFindyのプロダクトを作り続けて来た者として、今後のプロダクトの展開について書いてみます。
🎯2022年のFindyのプロダクトはどうする?
Findyでは、Findy、Findy Freelance、Findy Teamsの3つの主力サービスに加えて、4つ目のサービスとしてFindy Globalをローンチしました。
これまでのFindyは、エンジニアの転職サイトやエンジニア採用サイトとしてのイメージだったと思いますが、エンジニアのキャリアや日々のエンジニア組織づくり全体に対して価値貢献できるサービスを展開してきています。
エンジニア×○○とか、エンジニア組織×○○みたいな課題解決をする会社がFindyです。
それぞれのサービスの振り返りをしながら、どんなことを実現していくかまとめました🙏
🏃♂FindyとFindy Freelanceは、より多くのエンジニアに使ってもらえるサービスへの進化をさせたい
Findy、Findy Freelanceは2017年と2018年にサービスを提供してそれぞれ5年、4年経ちました。気持ち的には半年前くらいにリリースしたイメージなのですが、、、あっという間に5年経ってしまった、というのが信じられません…😂
5年経った中で今年の4月には、スキル偏差値v2という新しい機能をリリースさせていただきました。
Findyのリリース当初からある機能がこのスキル偏差値というものなのですが、エンジニアにとって自分のスキルレベルを日々確認したいものなのかなと考えリリースしたのが2017年。まだまだ精度を上げていきたいと考えていますが、先月のリリースでやっといい精度のものに進化できたのかなと思います。
また、機能以外でもサービスとしてユーザーサクセス面談というキャリアに関する壁打ちをさせていただくような面談もエンジニアの方向けに実施したり、採用活動に困っている担当者を支援させていただいてきました。Findyは機能だけではなく、人が介在してサポートする部分にも力を入れています。
Findy Freelanceでも同様に多くのフリーランスエンジニアの方に満足いただけるサービス提供に努めてきました。おかげさまで2つのサービス合わせて7万人以上の方にご利用いただきました。その際にサービス利用してよかったというフィードバックをたくさんいただくのですが、サービス開始当初とはまたちょっと違う大きなフェーズになってきたところです。
今後はさらに多くの方に使っていただけるようなサービス展開、企画としても、スキル偏差値や想定年収予測などの機能以外にもいろんな側面で自分のいいところを見つけられたり、より今後のキャリアについて考えられるような仕組みを作りたいと思っています。
🏋Findyの技術的チャレンジ
また、技術的にも様々なチャレンジを行っています。
特にリリース後5年も経過したプロダクトのため、技術の老朽化があったり、より開発者体験を向上する技術の導入などを進めています。この1年でユニットテストもバックエンド96%のカバレッジまで上げ、E2Eテスト周りも徐々に取り込みながら、よりバグが起きにくい状況を実現してきました。
今取り組んでいるものの一例ですと、REST APIからGraphQLに置き換えていたり、よりセキュアな仕組みへのインフラのアップデート、不要になった機能や仕組みの削除によるメンテナンス性のアップなどを日々実施しています。
ユーザー数、提供機能数は今後も増やしていく予定ですし、デザイン面でもアップデートしながらよりよいプロダクトとサービスづくりを実現していくつもりです。
多くの人に価値提供するには?現状のプロダクトの機能やパフォーマンスは今後更にユーザー数やトラフィックが大きくなるうえで耐えうるのか、が面白いポイントになりそうです。
🏃♂Findy Teamsは開発者体験をもっと向上できるようなサービスへの進化をさせたい
また、Findy Teamsは昨年10月に本格リリースということで7ヶ月ほど経過しました。
今まで出してきた FindyやFindy Freelanceとは違い、エンジニア組織のパフォーマンスを可視化したり、開発者体験を向上させるようなサービスとしてリリースしています。
ダイエットするときに体重計にたくさん乗るように、サーバーのパフォーマンスチェックを行うときのように、自分たちの組織や自分の状態を可視化することによって、自分とチームの認識を揃え情報の非対称性を小さくすることができます。
初期には単純に数値を可視化できるような指標を作成したり、直近ではDORAメトリクスなどのDevOpsに特化した指標も見れるようになりました。
「推測するな、計測せよ」という言葉がエンジニアリングでは大事なように、組織やプロダクトについても計測し続ける機能として、目標設定機能などもリリースしています。
Findy初のSaasサービスということで日々どんな展開をしていくのか僕らもドキドキ・ワクワクの毎日ですが、導入いただける企業様が増えてきており、より多くの方にサービス提供ができる状態になってきています!楽しい!!
🏋Findy Teamsの技術的チャレンジ
毎日利用いただける企業様からサービス改善依頼や機能提案などもいただく状況です。
その中で一つ一つの機能実装にどれだけ頑張っても範囲が広いので数ヶ月開発に時間がかかるような大規模な物が多かったり、単純な機能だけれども多くのデータが既にあるためにどう効率よく開発していくかなども課題の一つです。
インフラ周りの置き換えなども実施しながら、新機能の実装や過去の負債となってしまったコードのリメイクなどタスクがたくさんある中でどれをやらないかという苦渋の判断を行わなくてはならない状況が日々続いています。
サービスの状態に合わなくなったフロントエンドの大規模改修や、大規模データのバックエンド処理技術の向上、インフラなど含めたマイクロサービス化など多数の課題が見えている状況です。
新しい指標や数値などを可視化しながら、組織の規模に合わせた見せ方をどう行えるかが開発者体験向上のカギになると思っています。進化が楽しみです!
💪今後のFindyの開発組織を2倍にする
現状、この会社のすべてのプロダクトで、とてもいいプロダクトが作れているにも関わらず、今後より多くの方に関わっていただきながらプロダクト開発を進めていかないといけない状態です。
直近でも1名エンジニアが入社し、今後4名ほど入社・業務委託予定ですが、それでもまだまだエンジニアが足りていません。
それぞれのサービスで企画のラインももう一本ずつ増やして開発する量を増やしたいと考えていますし、今後の上場対応なども考慮するとより安全でスケールしやすいサービス開発にも力を入れていく必要があります。エンジニアリングに特化したエンジニアを増やすだけではなく、エンジニアマネージャー、プロダクトマネージャー、デザイナー、などのプロダクトに関わる職種全てで採用を進めていくつもりです。
エンジニアがあと数人いればいいのではなく、今の25人ほどの組織を倍の50人規模にするには?というレベル感で採用を進めています。新卒採用や第二新卒、インターンの受け入れなども予定しています。
たくさんの優秀なメンバーが集まる最高のチームでエンジニアにとって嬉しいサービスを作れたらと思っています👍
✨挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる
改めて、今回のシリーズCの資金調達では、既存の投資家の皆様にご支援いただきながら、今回新たにTreasure Data社の創業メンバーが始めたCarbide Venturesさんにも投資いただき、よりエンジニア目線でエンジニアに特化したサービスを提供していけたらと思います。
自分たちが日々使うサービスを開発していくということがFindyのすべてのサービスで実現できますし、投資家の方から鋭いアドバイスを頂き進められるという贅沢な環境です。
Findyは今後も”挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる”ために、僕ら自身も新しい大きな”挑戦”を今後も続けていくつもりです。絶対に楽しいはずです💪
もしご興味あれば、一度個別にお声がけいただいたり、DMで相談いただければと思います。ここで書ききれないようなことをぜひお伝えできたらと思います。ツイッターでも、Meetyでも、Findy上でも、HERPでも、どれでもOKです!迷ったらツイッターでさくっとDMください🙏