【簡易版】検索数から見る転職ニーズ動向(2020年5月版)
前回の4月データのアップデート版として5月版をまとめてみました。
前回同様、特にここからの断定的な考察は言及はしておらず、データ状況だけの整理としています。
Googleトレンドで直近3ヶ月(3/2〜5/30)の「転職」の検索状況を見ると、4月下がり続けていた検索数自体はGWで底をつき、GW後5/7あたりからは徐々に上昇傾向に転じている。
5/7はGW中の企業も多かったと思うが、そろそろ周囲の雰囲気も落ち着いてきた感もあったため、転職意向が戻ってきたのかもしれない。
日ベースだと土日の凹みがあり、見えづらいので週単位にし、更に昨年の同時期の検索状況と並べてグラフ化してみた。
昨年と比較すると、まだ昨年レベルには行かないものの、4月の開きよりかなり差が少なくなっていることが見える。
また、「転職」だけのワードだと、今後の転職の動向予測のようなDOワードだけではなくKNOWワードも含んでしまうため、転職主要媒体として「リクナビ」「doda」の指名検索数の観点でも検索状況を調査してみた。
■リクナビ
■doda
リクナビ、dodaの検索データを4/1から5/31までの期間で取得するとやはりこちらもほぼ同じような傾向が見えてきた。GW後徐々に回復傾向にありそうだ。
また、4月に急上昇検索ワードに入っていた「転職 コロナ」という検索傾向もデータ取得してみた。
4月の上旬をピークに徐々に下がり、GW後も少し上がったものの、全体的に減少傾向だと見てとれる。
前述の通り、コロナ影響による転職抑制状況が徐々になくなってきたという傾向だと思われる。
※余談:自社の「はたらくホンネ」のユニークユーザー数を見てみると6/1に5月最終週の平日平均よりも125%に増加していました。
今月にはさらに転職ニーズが高くなる可能性はあるのではないかと思っています。
【先月のデータ】
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