Figmaが日本語化対応しました。
毎週金曜日のnote更新。少し公開が遅くなりましたが、今回は「Figma」の日本語化ニュースについて記載します。
Figmaとは
以前、Figma上でのオンラインチャットを記載した記事にも記載していますが、特徴はデザインツールでありながら、ブラウザ上で完結できる、というところでしょうか。
今回の日本語ローカライズについて
figmaはAdobeXDとならんでデザインツールとして多くの方々に使用されているツールですが、今回の日本語ローカライズ化。英語以外で初めてのローカライズ化だそうです。
Figma社のリリースをみても2020年から2021年で日本国内のFigmaユーザは倍増(私もこの時期から使い始めています)とあります。
個人的に思うのは、コロナ禍で、日本国内でもリモートで作業する土壌ができたこと、そして副業を可能とする企業が増えたこと。
なにより大手IT企業でもリモートで個々が集まりながら生産性を高める、というテーマに取り組んできた企業が多いからでしょう。
逆に言えば、もともとリモートで仕事をしていた他国の企業からすれば、すでに他のツールで事足りているのではないか、と想像しています。
なお、PRTIMESの記事を読むと、figmaが上げている収益のうち、かなりのボリュームが日本のようですね。
これまでの日本語化方法(記録として残しておきます)
これまではCromeの拡張機能をつかってメニューを日本語表示させていました。下記記事が詳細に記載してくれており、実際私もCrome拡張をいれていました(大変助かりました。ありがとうございました)。
今回の日本語化の設定変更方法
今回はFigma自体がローカライズ化されていますので、上記のCrome拡張機能は不要となります。
figmaにログインすると下記のようなポップアップが出る方もいらっしゃると思います。この「Update langage settings」をクリックすれば、設定画面に遷移します。
誤ってこの画面を閉じてしまった方は、画面右上から設定画面を表示させて「Settings」を選択し、設定することになります。
Settingsをクリックすると各種設定項目が表示されます。
Accountの中の「Language」にある「Change language」を選択します。
すると、日本語の選択が可能であることが表示されます。
(先述のポップアップにある「Update langage settings」をクリックすると、いきなりこの画面に来ます)
日本語を選択し、「Save」をクリックすると、各画面が日本語化されます。
まとめ
まとめ
Figma社としては、日本でのユーザが多いことから、そこを起点にユーザ層を増やしていきたい(アジアの拠点ということですかね)、という意思がある。
日本人はどうしてもまだまだ英語がハードルになるので「日本語ローカライズ化」をした。
同時に多言語対応も実装し、国際的プレゼンスをあげようとしている。
他のデザインツールと比較しながら、優位性を示し企業内のデザイン業務へアプローチしている(各ツールと比較しているメニューがフッタ部に)。
Sketchとの比較
AdobeXDとの比較
Miroとの比較
今回、Figjamもあるので、Miroとも比較していますね。
AdobeXDやSketch、これらを使っていたユーザならFigmaに乗り換えることも容易なのではないでしょうか(個人の感想)。
Figmaを使ったお仕事はもちろん。今後のFigmaの動向に注目していきたいと思います。
以上、今回はFigmaの日本語化について記載しました。
書いた人:岡田
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