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砂利道では徐行必須

春ですね〜〜〜〜
外を歩くだけでたくさんの桜があって、日本だなあと感じてます。


さて、時は去年の年末
家族旅行が終わった次の週に事件は起きました。


その前に、、
私は10年近く前に免許を取っていたのですが全く車を運転せずペーパードライバーとして過ごしてきました。

ニュージーランドに来て、ここなら道路も広いしそんなに難しい道もないし、何より車があった方がなにかと選択肢が広がるしロードトリップもしたい!とのことで車を購入しました。

溝にハマってしまったり、ぬかるんだ道にハマったりトラブルはありましたが
ここまで5ヶ月ほど大きな事故なく共に走り続けてきました。

が、

ある日わたしの不注意のせいで見るも無惨な姿に(涙)


簡単に説明をすると、
砂利道では速度を落として走ると言うことを把握しておらず60〜80キロで走ってる最中
前方の鳥を一瞬避けようとハンドルを回したらいうことを効かなくなり羊ファームのフェンスに突っ込んでしまいました。(ツッコミどころ満載)


エンジンはかかるし動くと思うけど、
フェンスのワイヤーがかっちりと絡まってしまって動かない状態でした。

とりあえずAAメンバーだったので電話をかけようとしましたが、なんせ田舎の農道なので電波が入らず。


少し街の方に向かって歩くとなんとか電波が入ったので電話をしました。
繋がったは良いものの、電波が弱いことと私の壊滅的な英語力のお陰でスムーズにやりとりが出来ず(涙)

この時点で半泣きでした。でもこれもいつかは笑い話になるし良いネタじゃん!と自分を鼓舞します。


電話が難しいので居場所を送ったり少しメールでやり取りをしてもらい、そのあと電話がかかってきたのですが何を言っているか分からなかった上にすぐに電話が切れてしまいました。そこからしばらく連絡が途絶えました。

あ〜〜〜もうダメかも〜〜私はここで途方に暮れる〜〜〜と思っていたら、
AAの人たちが来てくれました(涙)
事故を起こしたところから1番近い街まで連れて行ってもらい、
そこの街の住民の方が私の車を取りに行ってくれ、
カフェのお姉さんが「大変だったわね」とホットココアをご馳走してくれました。


あ〜〜〜〜これがニュージーランドか〜〜〜😭😭😭助け合い😭😭😭みんな温かすぎる😭😭😭なぜ見ず知らずの人にここまで親切に😭😭😭申し訳なさすぎる😭😭😭

こんな感じで感情大爆発でした。
私も損得勘定なしに常に人に優しくありたい、、、

そんなこんなで私の車が到着しました。
ワイヤーが絡まっていたところを無理矢理取ったのであちこちが壊れてしまっていました。
走ることは走るけど、これで走ったらポリスに止められるぜ、と。
なので、テカポからレッカー車?が来てくれました。この時AAとのやり取りはカフェのお姉さんがやってくれました、本当に感謝、、、


そして私と愛車ちゃん、共にテカポに到着です。 

そのままテカポの車修理屋さんに車をおき、
修理出来るかどうかAAに連絡するから返事が来るまでしばらく待っててね、と修理屋のお姉さん。


、、、まあ待てども暮らせど連絡が来ない。

2月にはビザが切れて、車次第で帰国するか観光ビザを申請するか考えていたので
AAに催促の連絡。

しばらくしてメールの返事が来ました。

内容を要約すると、
"きみの車を修理するとなると$4500程かかる。
きみの保険価額は$2650。追加料金を支払わなくてはならない。廃車にする場合は諸々差し引いて$1700きみに支払う。廃車をお勧めするよ。"
とのこと。


わたしは保険に加入するときAgreed valueというのを全く気にしておらず、勝手に$2650になっていました(オンラインで申請した)

ここで気付いたことは、車を買った値段より少し高めの保険価額を設定しておけば良かった、、!


まあ今更気がついても仕方がないので、
泣く泣く廃車にしました。

本当は観光ビザに切り替えて2.3ヶ月ほどかけてロードトリップする予定だったんですけど
修理して、帰国前にまた点検して、買ってくれる人を探して、、、とか大変だなと思い
まあ、またニュージーランドに戻ってくる理由が出来たから今回は潔く帰ろうと決意しました。


今更ですが、ことの発端、なぜ私が農道(牧場の間の道は牧道というんですかね?)を走っていたかというと、
テカポはとても小さな町なので買いものにはとても不便な町です。なので車で1時間ほどのTimaru(ティマル)という町に住民はよく買い物に行きます。だいたい一本道で、分かれ道がある場合は看板があるのでそれを頼りに行くとちゃんとメインの公道を走って辿り着けます。
ただ、今回は何故かアプリの地図を使っていて
通常まっすぐ行くところを、アプリが左に曲がってと案内してきたのでその通りにしたら、、
こうなりました🥲
あまりにも砂利道が続いていたので引き返そうとも思ったのですが、
この日はポジティブ度が高く、初めて行く道を通ることで新しい何かとの出会いが待っているかも✨なんて阿呆なことを考えて突き進んでしまった結果です。
ちなみに事故現場はBurkespass付近です。気をつけてください。

なんにせよ、私が今回の記事で伝えたかったことは
・砂利道では絶対に徐行(当たり前)
・アプリのマップを信じすぎないこと
(違和感を感じたら一度止まって)
・保険には入っておくこと
・保険価額の設定は慎重に
・事故や事件に出くわしたときに連絡できる信頼できる人を作っておきたい(私は居なかったからこの時強く思った)

こんな感じです。


今回の事故で、やっぱりわたしは運転が向いていない人間だと改めて思ったし
日本では絶対に運転しないと決めました。


でも次のワーホリはカナダを考えていて
そこでは再び車を買いたいと考えているので、運転の知識を詰め込もうと思います、、、


なんにせよ、安全運転でいきましょう。
これからニュージーランドに行く方がこの記事を見て怖いなと思ったら申し訳ないです。特に私と同じでペーパードライバーだけどニュージーランドで運転に挑戦しようとしている方。
ニュージーランドは車があると行動範囲がぐんっと広がりとても充実するので車を買うことはとてもお勧めです!
今回はわたしの不注意と知識のなさから起きた事故なので、十分に注意すれば大丈夫です。

ちなみにその後、AAに廃車にする旨と銀行口座を伝えるとすぐに$1700振り込まれていました。
これにて無事完結です。

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