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「オンラインの会について」21〜30(第387〜396回)

第387回(5/21)毎週開催してみて

3月から木曜夜(その後土曜夜に移動)に定期開催してみて、
・その日その時間に続ける
ことのメリット・デメリットを感じました。

メリットとしては、
・不規則な時間ではないので予定が立てやすい。
・前後の時間を有効に使える。
などがあります。

デメリットとして一番大きいのが、
・その時間に「開催しなくてはいけない」という気持ちが強くなる
ということです。

私の場合もこれがある意味重荷になりました。
特に土曜日夜は、仕事から帰ってあわてて夕食をとりそのまま開催。
次の日も一日仕事ということで、仕事の一部のような感覚になってしまったこともあるでしょう。

主催する側でそうですから、参加する側の方々にもそういう気持ちを抱かせていたのではないだろうかとも思うのです。

第388回(5/22)毎月初めに移行する

自分の仕事時間帯が変わったため、これ以上の定期開催に負担を感じたこと。また、この毎日note執筆を再開しようと考えたこと。
それらから、毎週開催から
・毎月初めの土曜日夜のみ
定期開催という形に変えることとしました。

やめてしまわなかったわけとしては、
この機会は続けてほしい
という参加者からの依頼があったためです。

昨日のnoteに書いたように、決まった曜日・時間に予定しておくことが大切なので、
・毎月第一土曜日夜
ということで、予告しています。
こうすることで、自分も少し余裕ができまたその日が来たら以前より気持ちも軽くお話できるのではないかと考えています。

第389回(5/23)主催のバトンタッチ

毎週開催をやめることでの影響として、
・毎週のスケジュールに慣れてきた。
・何らかのテーマで交流することを希望している。
方々の希望に沿わないことも考えられました。

そこで打ち出したのが、
毎週私の代わりに主催してみないか?
という新しい企画です。

参加者という立場だけではなく、自分が主催者となることで、
オンライン授業にも活かすことができるのではないかと思います。

この会で開発してきたやり方
JambordとZoomの組み合わせ
をうまく使いこなしてくれるとよいですね。

第390回(5/24)ノウハウの継承

グループ内で、主催者となってくれる方を募り、
・主催者として呼びかけ
・参加ボード(Jambord)を作成してリンク
・Zoomミーティングをスケジュールしリンク
といった手順にとりくんでもらいます。

その過程でうまくいかなかったり、困ったりする場面がでてきます。

そこでサポートするわけです。

この手順はある意味、オンライン授業の開催にも似ていますね。
こういった経験を積む機会はなかなかありません。

休校あるいはオンライン授業に移行する場面になったとき、
こういった経験があるかないかでも大きく違います。
学校の先生方は一度以上経験しておくとよいですよね。

第391回(5/25)オンライン授業、すぐできる?

一年前の一斉休校時、オンライン授業が話題になりました。
一年たって、また「オンライン授業」という言葉が
きかれるようになりました。

GIGAスクール端末があるから・・・、という理由がつけられるため
昨年よりも要求度が高くなっています。
文部科学省の調査では、昨年末の段階で96.5%の自治体で納品完了の見込み。(「納品完了」とは児童生徒の手元に端末が渡り、インターネットの整備を含めて学校での利用が可能となる状態)
https://www.mext.go.jp/content/20210518-mxt_jogai01-000009827_001.pdf

実際の話をきくと、まだ納品されていない。まだ子供たちに渡っていない例がありますから、見込みと違っていたというのが実態なのでしょう。

そうすると、オンライン授業が「すぐできる状態」であるか、というのも
疑問です。

先生方の研修、子供たちの端末への慣れ、家庭の通信環境が整っているか、などクリアする(実際にはすでにクリアしていなければならない)ことが多い学校はまだまだあるのではないでしょうか。

第392回(5/26)オンラインで手書きするには

タッチパネルを伴うタブレットが、GIGAスクール端末として子供たちに貸与される時代になってきました。

先生方もオンライン授業やハイブリッド型授業を行う機会が増えてきたのではないでしょうか。
そういった中で、
うまく手書きしたい。
という話をよく聞きます。

Zoomのホワイトボード機能や、Google Jamboardを使う場合などですね。

指(タッチ)でうまく字が書ければよいのですけど、うまく書けない場合があります。

そういったときは、スタイラスペン(タッチペーン)を使う方法がありますね。私も百均でさがしてみました。どれがよいのかな。
今回は、先に透明なバネルがついた(先端が細い)タイプにしてみました。
iPadでやってみると、なかなかよい感じです。
Chromebookでやってみると、ところどころ線が途切れます。

いろいろ試してみることが大切ですね

第393回(5/27)オンラインでClassroomを使うには

GIGAスクール端末に関するアンケートでもっとも使われているクラウドサービスは、
・Google Workspace
でした。

中心となるのは、やはりGoogle Classroom でしょう。
以前月テーマとしてnoteでも書きました。
(2020/03のテーマ)
https://note.com/m_yoichiro/n/nf3d38b3dba44

そう考えると、その頃から取り組んでいる学校・先生方と、今からという学校・先生方では1年以上の差が存在しているのですね。

ポイントとしては、
・リアルタイムだけではなく、違う時間にもアクセスして使える。
・課題を出せる。コメントできる。
・小テストができる→成績を出力できる。
・いろいろなお知らせを出せる(Zoomリンクなども)。
・他のサービスへの誘導もできる。

などでしょうか。

まずはGoogle Classroomを開いて。
という言葉を、以前リモート授業した学校で聞いたように思いますね。
そのとおりです。

第394回(5/28)オンラインでMeet,Teams

オンライン、といえばZoom。一般的にはそういうイメージだと思います。

Meet。Google Workspaceにも含まれるので、私も学校へのリモート授業で使った経験があります。

最近も使いましたが、少しずつ機能が追加されてきている感じ。
昨年はまだ個人では使うことすらできませんでしたが、
今は個人主催でもオンライン会議をすることができるようになりました。
でもまだまだZoomよりは使われていない感じですね。

学校で使う場合には、
・校内(関係者)
・校外(自治体内)
・一般の方と
などパターンにより、使えない場合もあるので事前にテストすることをおすすめします。

Teams。Microsoft365の契約をしている自治体などで使われているようです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/academic/compare-office-365-education-plans?activetab=tab:primaryr2

私はまだ使った経験はありません。
どなたか招待・経験させていただけるとうれしいですね。

第395回(5/29)オンラインとのハイブリッド型

「オンライン授業」ということで、
・対面とオンラインのハイブリッド型
を配信している様子を見ていると、

教室で授業している様子をオンラインで配信しているのをよく見かけます。

これをオンラインで自宅から接続している側から見てみます。
見えるのは、教室で授業をしている先生、授業をしている友達の姿。
一人で見ているわけです。

昨年、JAET(日本教育工学協議会)大会にて研究発表しましたが、
対面している人たちに向かって話をしていると、
オンライン側から見た場合、孤独感を感じるという感想がありました。
「教室にいる人もオンラインに参加する」という形で授業をすると、
同列となることができると思います。

オンライン授業→ハイブリッド型授業について、先生方も慣れていく必要があるでしょう。

第396回(5/30)今後の配信について

今回まで、10回まとめて配信しましたが、今後の配信は、
「毎週日曜に7回まとめて配信に移行」
「タイトルを統一」
「月テーマを決めず、その時の話題などをとりあげて」

としていくことにしました。

2000年から10数年、
メールマガジン→ブログで、
・mochizukiのICT活用ワンポイント
というタイトルで毎日書き続けていました。(7000回)

そのタイトルと、通算回数を引き継ぐ形で、
+7000していくことに。

明日の回から、
7397回としたいと思います。
引き続き読んでいただけるとありがたいです。

続きは次回。「mochizukiのICT活用ワンポイント」 7397回〜7403回
(6/06(日)にまとめて配信)

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