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AR の未来について:これからのAR関連ビジネスはこうなっていく、の前に自己紹介


自己紹介

初めまして、VisuARと申します。
先ずは自己紹介を少しだけ。

私は2015年あたりから仮想空間(AR/MR/VR/XR)とAI(人工知能)の技術を活用した幾つかのサービス開発に携わり、特にARに代表される現実空間とデジタル空間を結びつける技術に強い情熱を持って取り組んで来ました。
現在は位置情報サービスとAR広告を連動した新しいビジネスモデルの創出に挑戦しています。

このブログでは私が培ってきたARに関する知識を共有するとともに、今後ARがどのように私たちの日常生活やビジネスを変えて行くかを探究していこうと思っています。特に近日発表予定のMeta社のARグラスには期待しているのですが、新しいデバイスが広告市場や私たちの体験、特にUXの部分を変えていくか、その可能性についても掘り下げて行く予定です。

幾つかの受賞歴や大学・自治体・勉強会での講義、特許取得の経験をもとに、技術的な視点だけでなく、ビジネスやマーケティングの観点からもARに関しての言語化をしていければと思います。
先日発表されたApple Vision Proが提唱している空間コンピューティングの概念を含め、AR周りは沸騰前夜といった状況です。
これからのAR技術がどのように進化し、私たちの生活・ビジネスにどのような変革をもたらすのか、ぜひ一緒に考えましょう。

もう少し私自身の事を知っていただくために幾つかの質問にお答えする形式で進めていきます。

「これまでのキャリアで、どのような経歴を持っていますか?」

最近、ARなどの仮想空間技術やAI技術が注目される中、私自身のキャリアにも関心が寄せられた事が何度かあります。
先日メディアのインタビューを受けた際、或いは投資家へのプレゼンの場面、そして業界関係者の方などですが、その中でお答えした内容をまとめてみました。

  • 経歴2016〜

  • 2007年にスタートし主幹を務めていた個人事務所を発展的解消。

  • 2016年 株式会社を起業。

  • リアルタイムCGとセンサーの組み合わせによるインタラクション開発の請負を始める。

  • 様々な施設で現在も稼働中。

  • 2017年:AIを使った情報サービスの開発を開始

  • 2021年:本稼働開始(2024年7月現在停止中)

  • 同年よりテストケースとしてミラーワールドの構築をデジタル・現実世界の両面からスタート。

  • 2022年:県庁所在地の駅前1km四方程度をデータ化、人のデジタルツイン化を目指しテスト開発開始

  • 2023年:仮想空間へのデータ表示に関する特許を取得

  • 2024年:ARに業務を特化

「ARやAIに取り組むようになったきっかけは何ですか?」

メタバースといった概念が出来た頃から仮想空間の中だけ、ARの中だけといった事ではなく、両方が重なって初めて役に立つと思っていました。情報を収集して分類するのにはAIが必要で、現実空間とデジタル空間を結びつけるにはARが必須です。ですから自分が考えるデジタルと現実の融合を行うために取り組み始めたのが答えです。確か2021年の東京ベンチャーカンファレンス※に登壇した時に話してます。他の方はメタバースとNFTに関する事でしたけど僕1人だけそこを通り越して本当に現実との融合を話してたので、この人何言ってるの?みたいな反応でしたね。今思い出してみると。因みに下記のような事を話してますが、答えになってますか?

優先順位として、先ずは現実とのリンクを目指しています。
見た目のデジタル情報だけでなく、意味や位置などの情報を加えることで物理的な空間はデジタルとハイパーリンクし現実空間を検索する事が出来ます。これの実現に現在取り組んでいるラベリングシステムを平行展開する予定です。
モノとモノの間に関係性が産まれる、つまりインターネットが現実世界に移動するような感じです。
そして現実とデジタルの融和を目指しています、これは街のコピーだけの話ではありません。
例えば、僕がデジタルの街中を画面上で歩いています。
ある程度の人数が歩いている中に、本物の人が混じっていて、その人がOKなら話しかけることも出来る。
それから何かしらのデバイスを通せば、本当に歩いている人からもデジタルで歩いている人が見え、同じような体験が出来る。
例えば買い物の共通体験が出来たり、コンサートの体験など、鬼ごっことか楽しそうですね。
ハンディキャップのある方も同じような体験が出来る、同じ場所で同じものを見る事が出来る世界。
デジタルとアナログの共通体験が出来る仕組みと捉えています。

こういった未来を見据え、私たちは誰もが新しい経験が可能になるために必要な部分に注力し、構築していく予定です。
これまで作ってきたディープラーニングに関する技術を使って空間へのラベリングや意味付けを行うこと、それから、恐らくこちらの方が先になる予定なのですが、現実空間とデジタルの位置関係をリンクさせたいと思っています。
ただデジタルと現実を結ぶインターフェイスの部分までは作れないので。特に現実世界の部分のインターフェイス、MRやARグラスですね、これが販売されると全く新しい次元の世界が現れるのかなと、そう思っています。
そこはすっごく他社依存ですけど。

※2021年10月
東京ベンチャーカンファレンス フロンティア オンライン対談から抜粋

「これまでに受賞された賞や認められた実績について。」

受賞歴はクリエイティブのものを含めてこんな感じです。

  • 東京クリエイティブアワード シルバー

  • 日本空間デザイン賞 ブロンズ

  • ディスプレイ産業賞 優秀賞

  • ひろしまユニコーン10受賞、7ヶ月伴走支援

  • Microsoft For Startup Hub選定、AZURE年間15万ドル分使用可能

このような者が記事を書いていますのでどうか宜しくお願い致します。

皆さんからの質問やフィードバックも歓迎しています。

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