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関西初開催熱狂のGIGAフェスタの裏側の話し


2024年6月29日 GIGAファクトリーギア神戸はオープン以来最高に熱い一日になりました。

GIGAファクトリーギア神戸で開催された「GIGAフェスタ」
ファクトリーギア史上初の関西開催で一体、どれくらい集客できるのか?
全く想像がつかない中、出店工具ブランドは40を超え、その期待感はとても大きなものになりました。

オープン前に恐る恐る入り口に目をやると、すでに長蛇の列。東京の3倍以上はあるかという列が入場を待っていました。
関西でこれほどまでの人が集められるのか?
その光景を見つめながら、感動というか感謝というか、
胸がいっぱいになっていました。


入口の内側のスペースもジグザグ列で満タン
建屋の外は遠くに見える先の先まで


オープンを待つお客様の列
オープン直後はこんなでした。



千葉の田舎でボーナスの支払いに困って始めたギアフェスタが
縁も所縁もない神戸での地でこんな形になるなんて・・・。
もうドラマです。

多くの取引先のご協力、
そしてこの日の為に全国から集まったファクトリーギア精鋭スタッフの
バイトも社員も立場も超えたひとりひとりの献身的な努力、
なによりファクトリーギアのお客様、ファンの皆様の強力な
後押しがあって、この素晴らしい1日があったと思っています。
この場をお借りして、まずは心からみなさんに感謝いたします。


参加スタッフも東京よりは少なめ
でしたが全開でしたね!



そして、今日はそんな感動のGIGAフェスタの裏ストーリーを
ちょっとご紹介しようと思います。

実はGIGAフェスタの一週間くらい前からなんとなく喉が痛くて咳が出ていて、ラジオの収録などでも結構苦労していました。

しかし、それほど深刻な状態でもなかったので普通に
生活していました。
さらに、咳で体力を使ったからなのか、体重が1キロほど
減って体が軽くなり、天王洲アイルの職場まで一駅ほどの距離を
早足で歩いたりしていました。

絶好調だなあなどと調子にのってしまったのが良くなかったのかも
しれません。
神戸に向かう前日の木曜日の夜、これまでとはあきらかに違う体の
だるさに襲われました。
お風呂にゆっくり入れば治るだろうと、のんびり風呂に入り
夕涼みなどとしゃれこんでいましたが、深夜には体が間違いなく
ダメな状態になっていました。

翌日、神戸に向かう足取りも普通ではなく、行くのをやめようかと
さえ考えました。
しかし、この日を楽しみにしているお客さん、また当日お会いする
予定にしていた方もいたので、なんとか行くだけ行ってダメなら、
休むことにしようとなりました。

とにかく動くのも辛いので、めったに使わない新幹線グリーン車で
ぐったり移動して、電車に乗らずにタクシーでホテルまで向かい
チェックインしました。
絶対に食事には行けないと思っていたので、FGスタッフにホテルフロント
までお弁当と水を持ってきてもらいそこからまさに這うように部屋に
入りました。

するとデスクには伯方の塩がメモと一緒においてありました。
「・・略・・このお塩は毎年行っている宮島の厳島神社でお清めを
してもらったお塩です。お風呂に入れてゆっくりしてください」
実はこのホテルスタッフに高校の後輩がいるのです。
私が滞在することを知って連絡をもらっていましたが心憎い気遣いです。


お風呂に入りまくり使い切りました

簡単なお礼のメッセージをラインで送ったときに、風邪ひいて体がこわばっているから
ホテルのマッサージを呼べないか聞いたら、
コロナ以降マッサージサービスはなくなってしまったとのこと。
でも、ここでハイそうですかとならないのが素晴らしい後輩です。
私の体がこわばっているのだから、きっと
温めたほうが良いと判断して、すぐにホテルのスタッフに毛布を手配してくれて部屋まで
持ってきてくれました。

さらにしばらくすると、連絡があって、
大量のお水と、ホッカイロ、さらにスープを部屋に届けてくれました。
後輩は仕事終わりに直接部屋まで来て、手の届きにくい背中にホッカイロを 貼ってくれました。
このホッカイロがどれだけ回復をたすけてくれたかわかりません。
そして、なによりも、このハートの温かさは
ホッカイロ以上に効きました。ありがとう。

翌日、大きなイベントというプレッシャーの中での体調不良。
その後の後輩のメールでは
「夜中でもなんでもしんどくなったらいつでも呼んでください」
ホントに近くに住んでいるんで・・・。
というメッセージ。

ホントに心強かった。
翌朝のイベント前には咳止めのシロップ。
そして湿布まで用意してくれていたのでした。

お陰さまで、声の通りはイマイチでしたが。
なんとか無事にイベント終了。
た~いむさ~びすぅから
出店者のみなさんへの最後のご挨拶まで。
することが出来ました。

早めにホテルに引き上げてからも
必要なものや、やってほしいことを
次から次へと先回りをして気遣ってもらい
私は、どんどん体調が回復していきました。

そして大丈夫だよ。
と言っているこの日の夜も

「いつでも呼んでください。夜中でもなんでも
無理したり遠慮したりしないでください」

こういう安心感というのは弱っている時ほど
ぐっときますね。
とても大きなイベントの陰で、実は、まったく表にも出ず
支えてくれた人がいたということのお話でした。

目の前で起こっていることには
自分たちが知りえない、沢山の人の努力や
一生懸命や、想いがあるのだと思います。

今回のGIGAフェスタは本当に大成功でしたが、
その陰で、この後輩だけではなく
私たちが気が付ていないところで支えてくれた人たちが
居たと思います。

そんなことに思いを寄せる。
そういうハートを持つことが大事だと思います。

ファクトリーギアのお客様のほとんどは、
こんな風に、表に出ることは少ない中で
道具にこだわり仕事にこだわる、とても素敵な人たちだと
私はいつも思っています。

一緒にハッピーな世界に

BIG SMILE
BE SMILE 

みなさんありがとう!!


ありがとう!幸せでした😁

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