見出し画像

1【家事は続く】人生の相棒よりも家電の方が頼りになる


いつかの母カフェで電気代がめちゃ高くなっているよって話題になった。

毎日忙しいけど、なんとか自分なりの方法を編み出して、快適?に過ごせるようになったベテラン主婦。

誰か手伝ってくれるわけでもなく、でも愛する家族が過ごす場所。
なるべく快適に過ごせるようにしたいわけで。

時間はない、人手はない状態で頼れるのは優秀家電。

どこがいいって、文句一つ言わずに黙々こなしてくれるところ。

たまに迷子になっていたり、力尽きていたり、しわくちゃがひどかったり、汚れが落ちていなくても、黙々こなしてくれるから、ちょっとのミスは「クスッ」と笑えちゃう。

お互い大変だよね。

そんな気持ち。


でも節約もとなると…家族に手伝って欲しい

なもない家事っていわれるようになった。
そう、洗濯とか掃除の他に、細々した片付けとかなんとか切れ目なく用事はある。

特に子育てをしていると、少し子どもに関わることも大事。

「ふ~ん」って気のない返事をしちゃいけないことくらい分かっている。
「早くして!」なんて言わないに越したことはない。

子どもには自分らしい自己選択をして欲しい。
たとえ今日の靴下とか、今日の飲み物とか、周りからしたらどうでもいいことでも。

そういう細々したしわ寄せを、なにも言わず助けてくれるのが優秀家電たち。

スイッチひとつで、黙々と自分の役目を全うする。

あぁ、電気代をあげるなんて言わないで。

それぞれが自分のことは自分で出来るようになればいい


私の人生の相棒は夫。
一般的にはそういうわけで。
でも正直家事については優秀家電の方が勝る。

夫も自分のことが自分でできる訳ではない。

手伝っているスタンス

だからイチイチ出来ていないところを見つけるとイラッとするらしい。

悪循環だけど、そのイラッとにイラッとする。
大抵はイラッとするけど、それはどこかにそっとしまっている。
たまに大爆発もする。

「そんなイヤイヤ家事をするならもうその家事はしなくていい。
 そのかわり私はあなたの夕飯を準備しない!自分で用意して!」
私は思ったことはズバリ言ってしまうタイプ。

だけど彼の生育環境を考えると仕方ないかとも思う。
彼はおばあちゃん子だ。
彼のおばあちゃんは本当になんでも先回りして彼のためのことをしてくれる。
結婚してからも、定期的に彼の好物がつまった小包が届いていた。
だからもちろん彼には家事経験なんてないわけ。
最近は妻である私が、むちゃ怒るから家事は協力しようと努力しているだけ。
私の子どもたちは、そうならないように自分で自分のことが出来るようになるといいなと思うのだけれども。

子どもは最初から家事なんて出来ない


当たり前だけど、炊事も洗濯もいきなり上手にはできない。
上手に出来るようになるまでには練習が必要だ。
特に幼少期から習慣にしていないと、あとから習得させるのは至難の業だ。

辛抱強く、失敗をさせる

何度も自分でさせていると、変化も起こってくる。

お母さんに言っても手伝って貰えない。
子どもたちはそう思うことで、自分でやるしかないと自覚する。

そうこれまでは、言われたらすぐに手を貸していた。
その方が早く済むから。
でもそれこそが出来ないことの元凶。

大人の方が辛抱して、自力で何とかするように仕向けるのだ。
頭の中では、時間や段取りのリスケジュールが始まる。
大人って一瞬たりとも無駄な時間は嫌いらしい。
頭の中はフル回転でリスケをしながら待っていると、案外早く用事が済む。
本来のスケジュールに戻す。

子どもに任せてみると、案外すんなりと用事がすむのだ。
我が子を信じていないのは、一体誰だろう。
そう身近にいる母親なのだ。
勝手に先回りして、勝手に疲れて不機嫌になる面倒なヤツなのだ。


当たり前になったら自然と肩の力は抜ける


しわくちゃなタオルが棚のなかにあったとして、あなたはイラッとしますか?

以前の私だったらイラッとしていました。

でも今は、誰かが畳んだんだなと思います。
完全ではないけど、努力の跡として見えるようになりました。

そりゃそうなんですよね。
大人だけのおうちと、子どももいるおうちで、片付け度合いが同じだったらそっちの方がちょっとおかしい。

そもそもライフスタイルが違うんだもの。

なんかね、ちょっとだけそういう風に緩みました。
緩んでみると、子どもが自分で自分の身支度をすることとか、勉強の準備をすること、食べること、それぞれの自分たちのやりやすいようにすることが当たり前になりました。

服なんてシマシマと水玉でもいいし、リビングに鉛筆が転がっていることだってあるし、好き嫌いは仕方ないかもね。

子どもの監督官みたいな家事がなくなると、自分の用事が出来てきて。
今度は私が私の人生を生きる時間。

そうなるとやっぱり家事は手を抜きたくなる。
一度知ってしまった便利家電はやっぱり手放すわけにはいかないなぁ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?