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My sailing life⛴#1

私がカナダに来た理由


こんにちは。
カナダに来てちょうど2ヶ月が経過しました。
ちょうど折り返しのこの時期に「私がカナダに来た理由」を綴ろうと思います。

遡ること5年前。
不登校になり通信制高校に転校した私は
目標も夢も何もない。友達も名声も見失ったごく普通の女子高生でした。

「カナダ行ってみない?」

担任の先生のこの一言が私の人生を変えました
1週間のカナダ留学に気づけば一歩踏み出していました。
当時の私の英語力は0に近かったんです。
文法もまともに学んでいない、消極的でスピーキングが何よりも苦手でした

1週間全く話せない。買い物の時もホストファミリーとの会話も
ほぼ無言の沈黙状態。なぜカナダに来たのか。本当に悔しかった。
日本語で言葉は浮かんでいるのに、伝えたいことは山ほどあるのに
なぜ私は知らないうちに「翻訳機」を使っているのだろうか
なぜ愛想笑いをしているのか
なぜ、なぜ、なぜの繰り返しで、ホームシックになり号泣し
1週間を終えました。 

「必ずリベンジする」

そう決意した私は英会話教室に通い始め、英語系学部に入学しました。
しかしコロナ禍になり海外渡航の夢が消えかけました。
でも「決して諦めない」「何がなんでもカナダに行く」この私の気持ちが
私自身を支え続けていたのです。
基礎から英語を学び、英会話教室でアウトプットを繰り返す日々を送りました。
憧れだったキャンパスライフも、海外へのボランティアも全て奪われ
渡航の直前まで本当に行けるのか定かではありませんでした。
私の「絶対にカナダに行く」という強い気持ちが伝わったのか
リベンジを果たすことができました。2年の後期にはGPA「4.0」という満点を獲得し、留学への奨学金も得たのです

「私がカナダにこだわる理由」
これは5年前の自分自身を超えるため。
五年前の留学は今の私になるための通過点だったと考えています。
あの担任の一言がなければ、家族の支えがなければ
決して留学に行っていなかったと思います。
カナダという国を一度も訪れることなく、日本で一生過ごしていたかもしれません。


留学への切符を私自身の手で掴み取った今回の留学
5年前の自分と比べると確実に成長できていると実感します。

これからは現状をたくさん綴っていこうと思います。






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