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【感想】陰陽師0【怨霊物怪困った時は】

観てきました。そこそこツッコミどころ満載だったので他の作品を引き合いに出しながら語ります。原作(原案)は未読の上での感想です。 ※下記ネタバレを含みます※ 【マホウトコロ平安時代編】 最初に断っておきますが、 この作品は怨霊物怪によって民は困りません。 この作品は安倍晴明の学生時代の物語です。舞台は学校のような場所のため、セットも雰囲気があります。和風ホグワーツ、もといマホウトコロ(※1)なわけです。 薬を調合したり、五行や占いを学んだりと東洋ファンタジーが感じられる部分

    • 15年前の味覚

      私が10代の頃、LINDT(リンツ)というチョコレートブランドが地元に上陸した。 とあるファッションビルの特設会場に出店しており、物珍しさとトレンドを追う若者(もちろん私を含め)で溢れ返っていた。 今も昔も私はまあまあ食に貪欲である。制服姿で鯉のうま煮を買いに行ったり、学校帰りにサンマを買い、捌いて刺身とつみれ汁を家族に振る舞ったりと、食べるも作るも好きだし、珍味も臆せず口に運ぶ。フジツボやマンボウも食べたことがある。 そんな私も当時はトレンディな若人で、異国のチョコレー

      • 茶葉をケチっていた話

        私は非常に紅茶を飲む。 おそらく年間5万くらい使っている。 父方はコーヒー、母方は緑茶の家だったようだが、私は紅茶が好きだ。次に僅差で緑茶。コーヒーは稀にしか飲まない。すまない父方の遺伝子。なぜか酔うのだ、同じカフェインなのに。 物心つく頃には既にお茶を飲んでいた。帰宅したら麦茶、宿題しながら緑茶、塾では紅茶、夕飯のときは烏龍茶、寝る前は……さすがに白湯。 立派なカフェインジャンキーである。 そんな年間お茶エンゲル係数が推定5割(さすがに嘘)の私だが、最近まで紅茶の本当

        • 実熟モノ

          生来「こういう」パッケージにとても弱い。 キャンディやグミなどポップな菓子類は可愛らしい中身が見えるようなパッケージングが多いんですけど(ポイフルとかパインアメ)これは真逆を行くスタイル。 そしてこの長文!裏までお気持ちびっしりです。あらゆる文字をつい目で追う習性のある一部ホモサピエンスにはこういったものも例外でないわけでして、読んでしまう。そしてゆる〜いキャラクター。実熟ちゃんというようです。未熟じゃないあたりに配慮を感じます。どうやら彼女の仲間たちは次々と廃棄されている

        【感想】陰陽師0【怨霊物怪困った時は】

          なにものですか?

          はじめまして。 巳童 瑠音(みどう るいん)です。 ブログで青春を過ごしたので、このたび登録してみました。 短文型のSNSに辟易……とまではいきませんが、なんだか言葉を考える、語彙を駆使する、という行為を長らく放棄しているような気がする今日このごろ。そして日々ネタ探しをして漫然と過ごさないよう戒めるため、なんておカタい事はあまり言わないほうがいいかもしれませんね。続かなくなるから。 ちょっぴり自己紹介させてください。 大学卒業後そこそこの経験ののち、現在は名ばかり外資系企

          なにものですか?