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「失敗・挫折・不安」を一緒に大歓迎してくれるスクールがある1/2

10月から通っている一風変わったスクールの話です。私はここで


①これまでの人生で一番の挫折をしました

②これからの人生をかけて叶えたい夢を見つけました


開始から2か月、まるで数年のような怒涛の日々を振り返ります。
10月より前の8月、1か月間の短期入学をした話からさせてください。

『伝わらない』と言われた1か月


小売業で働いて10数年。20代から従業員100人超の店舗の
店長も任せていもらい、仕事にも不満はありませんでした。

同年代の中でも沢山チャレンジさせてもらっていたと思います。
そんな会社も、チャレンジを楽しめる自分も好きでした。

あるきっかっけで、プロトアウトスタジオというプログラミングスクールの、1ヶ月強の短期集中コースに参加することになります。


企画・開発・発信力の3つを鍛える

が特徴で、
①週に一度webでプログラミング関連の授業を受けます。
②習った技術を自分なりに更に調べて、宿題として企画を立てます。
③企画を記事にしてSNSでアウトプット(発信)
④講師の方々がその記事をもとに「企画・開発・発信力」の3軸で
 毎週動画で評価してくれるというサイクルです。

全体

スケジュール

プログラミングの「プ」の字も知らなかった自分。
「ExcelのSUMとかVLOOKUPかなぁ」と思っていた(涙)ので、
技術(開発)面でついていくことに相当苦労しました。
上の図以上に、仕事以外の全生存時間は宿題(技術開発)に充てました。

それ以上にしんどかったのは「発信」
特に「発信=人に伝える」は自分なりには自信もありました。
店長時代、部下100人に方針や思いを伝えていたつもりでした。

ところが宿題(記事)を見てもらうたび

「伝わらない」「どういう意味?」
「読み取ろうとして読んでも読み取れないです(これ辛い)」


と講師の方に毎週言われ続け、愕然としました。
なんでやねん と自分に言い続けました。(時々心の中で相手にも)

一方で少~しずつデジタル技術は身につき、「作りたいもの」が形に
なり始めました。そのシステムを社内で説明し、意見をもらい、
更によいものにしていく、という好循環が生まれました。
(社内では何となく伝わるんですよね・・・企画)

作る・意見をもらう・作り直すのサイクルが回ることが
とても心地よく、いつまでも繰り返していたい気持ちでした。

色々な学びはあった充実の1か月間でしたが、

『社外の人・バックグラウンドの違う人には考えを伝えられない』

という弱みが浮き彫りになり、企画力・発信力には苦手意識を残したまま、
短期集中コースを終えました。


『伝わらない』のショックがない日々


一か月間で一番感じたのは
「伝えて 批判・批評してもらって より良いものにしていく」
というサイクルが大切だということ。

スクールも終わり、店長職を離れ、本社スタッフとして新規事業立ち上げ
に携わっていましたが、びっくりするほど『伝える』機会がないんです。

なぜなら、取引先さまとの交渉・店舗スタッフとの調整・
数値分析・事業計画など、全ての仕事を私は

『事象をいかに会社の方針に当てはめていくか』

と考えてていたからです。悪く言い換えれば

『いかに会社の引いたレールから外れないか』、と。

そう考ていると、「伝えよう」の前の「企画」が生まれない。

「方針を咀嚼して行動レベルに落としました」
「この考え会社の方針に合ってますよね?」

となり、違っていても上司から「次こうして」と言われるのみ。
「伝えよう」がないから「伝わらない」もあるはずない。

ものすごく危機感を感じました。会社にも自分にもです。
「方針」は「方針」で「沿っていれば正解」ではないはず。

「会社方針」に添い遂げて心中するのではなく、
少しレールからはみ出たとしても、
自ら企画して、伝えて、批判されて改善する。

自分はそうでありたい。そんな風土を社内で少しでも広げたい。
そんな思いから、プロトアウトスタジオの門をもう一度叩きました。


長くなってしまったので、ここからは次の記事に書きますね。


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