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法定福利費って何?

私の勤めている会社は前もお話しましたがガーデン関係の卸会社です。

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今日は取引のない会社からの商品の取り扱いの依頼がありました。

受付から電話が回ってきて「資材の会社からの紹介でお電話がかかっています」と繋がれた。

電話にでると「プランターを仕入れたい、Tという会社から紹介を受けた」と。

私「お問い合わせいただいて申し訳ございませんが取引がないと卸できないのです」と丁重にお断りをする。

担当者様「それでは困る。Tから紹介してもらったから、見積りだけでもなんとかしてほしい」と強く言われる。

私「・・・」困ったなー。。

私「一旦会社で相談するので切らせていただきます」と丁重に言い、電話を置く。

会社にて相談、建築関係で1回だけの取引になり、内容もまだ分からない。金額もそこそこの金額になるだろう。

私「今後、T様に当社に連絡される時は契約が必要ですと言ってもらいましょうか」

会社、なかなかそれも難しい。

結局、見積りをすることに、見積りをするとなると注文が入ってくることになる。

「今回お見積りさせていただきます」と気持ちを一旦切り替える。

と一転、担当者様「それではお見積りお願いいたします」と柔らかい口調になる。「資料をお送りいたします、メールですか、ファックスで送りましょうか」と。

私はメールはめんどうなので「ファックスでよろしいでしょうか。番号は〇〇〇」

資料が来る。建築会社らしいかっちりとした見積依頼書、複雑な図面、なにやら見慣れない言葉が…

法定福利費を含んだ形で見積りお願いしますと。

私「なんやこのややこしい見積りは!法定福利費??建築業界では福利費を見積りにいれるのか。どういう科目になるの??」と?だらけ。

わからないためT社の担当の方に尋ねることに。

分からないため、そのまままるごとファックスをしてから、電話。

担当のY様「このサイズは規定のサイズと異なります。またこの商品は高さが2タイプあります。どちらで見積りしましょうか」

分からないため担当者様にまた電話「・・・折り返します」となにやらアバウトな感じ。

担当者様「とりあえず背の高い方で」「サイズは規定のサイズで」とご返答いただく。

ここで、私「そもそも法定福利費てなんですか。どうお見積りに組み込まれるのでしょうか。これは事業主様へのことで見積には関係ないのですか?」と矢継ぎ早に質問攻撃。

Y様「ちょ、ちょっと、担当に確認して折り返しお電話いたします」とあせっている印象があり、私反省。。

折り返しY様から返ってきた答えが次の答えです。

法定福利費とは、雇用保険法、健康保険法、介護保険法及び厚生年金保険法に規定されている事業主が負担する福利費とします。なお、製品製造工場の労働者等の法定福利費は製品価格に含むものとします。



そして「製品代に法定福利費は含まれてますので、そのままで大丈夫です」と返答いただきました。くわしく聞くと「どんな製品にも法定福利費は含まれて値段設定をされているそうです」と教えていただく。

なんとか見積りができ、一安心。私の会社は以前は信用取引をしていて、保証金とか保証人とか立てなくても取引できたのですが、焦げ付きもあり、いまでは堅い取引条件が必要になったそうです。

いまの時代は信用よりも安全が大事なので、このスタンスで私の会社はいきたいと思います。法定福利費、ひとつ勉強になりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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