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さつまいもの植え方3つの方法

今日はさつまいもについて調べたので紹介したいと思います。

私たちの業界ではさつまいもはいもではなくつる苗で流通しています。よくホームセンターや園芸店に行くと今時期売られています。

またメリクロン苗を使用しています。あとで紹介したいと思います。

まずさつまいもとは漢字で薩摩芋と書きます。

さつまいもはどんな野菜

原産はメキシコで、沖縄から種子島に伝わってきました。暑さに強く、やせた土地でも水や肥料なしでも簡単に栽培できます。

逆に肥料が多いとつるぼけといって葉ばかり茂り、いもができなくなってしまいます。

さつまいもの種類

高系14号、鳴門金時、紅あずま、紅はるか、シルクスィート、安納芋…とたくさんありますがつる苗で流通しているのはこの種類、特に鳴門金時が有名です。

鳴門金時は高知県で育成された高系14号という品種の系統選抜で、ホクホクとしていて甘味が強く、特に焼き芋にするとおいしいさつまいもです。

徳島県で栽培される鳴門金時はオリジナルブランドとしても有名。この名前は商標登録されていて、徳島県の特定地域で栽培されたものだけが使用できます。なのでつる苗も特定地域で栽培されたものしか鳴門金時として販売できなくなっています。

ウイルスフリーのメリクロン苗とは

ウイルスフリーのメリクロン苗とは無菌状態でつくられた苗なのでウイルスがいません。生長点、茎頂にはウイルスがありません。そこを大きくした苗なので生育がよく、収量も多くなります。ただ普通苗に比べ値段は高くなります。

さつまいも苗の植え方

植え方には3種類あります。水平植え、斜め植え、垂直植えの3種類です。

水平植え・・・さつまいもの数が増えます。いも自体は小ぶりになりますが大きさは揃いやすい。初心者向けの植え方になります。

斜め植え・・・水平植えよりもいも自体は大きくなりますが、大きさは揃いにくい。水平植え、垂直植えと違いマルチングが使用できます。この植え方が一般的な植え方になります。

垂直植え・・・一般的な植え方ではありませんが、普通の植え方より1か月くらい早く収穫でき、いも自体が大きくなります。また乾燥に強い植え方になります。

さつまいも苗は気温が下がるとつるがのびないため、店の扱い量も減ってしまいます。またつる農家さんが限られているため欠品が起こってしまいます。生き物なので気温に左右されるのは仕方ないですね。

ステイホームで家庭菜園が流行っているため、一度植えてみてはいかがでしょうか。

(最後まで読んでいただき、ありがとうございました)

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