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一手間の話

一手間をかけられる人になりたいなと思います
それは、メイクだったり、お洒落だったり、料理だったり、言葉だったり、仕草だったり、

美味しいケーキが自慢の洋食屋さんでアルバイトをしています
少し古くからある店なので、おじさまおばさまから、ちびっこまで、一手間が素敵な方がたくさんいらっしゃいます

あー、真似したいなと思う方がたくさん

行動で言えば
私の方に向けて、メニューを渡してくださるお客さん
帰る時に、綺麗に片付けてくださるお客さん

言葉で言えば
お皿を下げる時に、「美味しかった、ありがとう」と声をかけてくださるお客さん
まるい言い回しのお客さん

お洒落で言えば
シンプルな服に、赤黄青のような素敵な靴下を合わせてるお客さん
程よく香るぐらいのいい香りを纏ってるお客さん
ポニーテルの毛先をクルンって巻いてるお客さん
ちょっとだけキラキラしてる爪で、メニューを指差すお客さん

先輩方も
必ずお客さんの方を向いて、お礼を言う先輩
私にもお客さんにも目線を合わせて、話をされる先輩

他にもたくさんたくさん、覚え切れないほど数え切れないほどたくさん

ひぇー、素敵!あまりに素敵!
と心の中で大絶叫しながら、働いてることが多々あります

一方で、そんな、、そんな、、、みたいなこともあります

どうしても人間だから
あー、あそこが素敵な方だったのになとか思ってしまいます

ついつい、思いたくないけど

私がそんな風に思われたら悲しいから

たくさんの些細な一手間と、失礼のない普通を携えた人間になりたいな

そう思って
目線を合わせて話をすること、美味しかったとかありがとうを伝えるとこと、素敵な色の靴下を集めること
を始めてみました

人の振り見て我が振り直せではなく、人の振り見て我が振り真似ろ

これから、どんな一手間を見つけて、
どんな一手間ができるようになるのかを、
私自身がゆっくり楽しんでいこうと思います

一手間の話は、一旦ここまで
また素敵な一手間を見つけたら、書き留めよう
まだまだ私の話は続きます

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