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かってにおもてなし大作戦 #19 ステップアップ講座 新城・小杉編 「3つの制約」

2020.01.22(水)いつも前置きが長くなる「かってにおもてなし大作戦」のステップアップ講座第二回の武蔵新城・小杉会場に行ってきました。

「かってにおもてなし大作戦」って何?

「川崎市では東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に障害のあるなしやマイノリティであるかどうかなどに関わらず、すべての人が活躍できる社会の構築を目指す「かわさきパラムーブメント」を推進するとともに、「英国代表チームの事前キャンプ」を受入れます。  そこで、東京2020大会に合わせて、「かわさきパラムーブメント」、「英国事前キャンプ」などに関する市民のみなさんが企画する「川崎の暮らしをかってにおもしろくするおもてなし」をまちじゅうで一斉に披露するエキシビションイベント」

この活動を追い続けるnoteマガジンが↓

https://note.com/m_miyamoto_529/m/ma4dc1cc62bce

ここから以降、3会場(新城・小杉/溝の口/新百合ヶ丘)の市民講座をお伝えするため、3つnoteをみて完結する形になります。

市民講座start

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場所:PASER BASE

http://pasarbase.seses-ishii.jp/

いつもと違う市民講座の場所に参加するとなんか緊張しちゃうんですよねぇ。半分ぐらい「知ってる」半分「初対面」な方々です。この「緊張感」も大切!

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①前回振り返り

前回のステップアップ講座での各会場での様子などを教えていただきました。

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私もnoteで紹介させてもらいました。(溝の口会場↓)

前回、どんなことを検討したか??1か月半前を振り返り。

「かってにおもてなし大作戦」の
 おもてなしする人全記録ブログの作成です。

この取り組みを知ってもらうための発信をすることが「おもてなし」につながるというもの。なので、私は取り組み方が「広範囲」かも。

「かってに広報部長」と勝手に名乗ってます。

②体験ツアーの振り返り

これは前回。車いすの方と日本民家園へ行ってフィールドワークの様子

この写真、かなり好き!とくに下側の「車いすの方と話す風景」

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これ以外の体験ツアーの報告は、違う市民講座noteを作成するのでそこに入れる予定。私自身参加したツアーでもあったので、車いすの方と日本民家園に行った時の気づきを共有させてもらいました。うちのデジタルネイティブ(息子)が「初めて迷子」になるというトラブルもあり、そんなリアルに起こるハプニングも楽しめるような企画がいいね!という気づきも。

③参加・体験できるツアーの事例紹介

今回「かってにおもてなし大作戦」では、多様な方、普段会わないような人たちに「おもてなしをしてみたい」という発想を盛り込むのが今回の課題。

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体験できるものは、まだまだあり、studio-L企画以外にもというところでご紹介してもらいました。

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https://did.dialogue.or.jp/

スライドを全部撮影したのですが、違う市民講座で少しずつ紹介を入れる予定。

④作戦会議

この市民講座で企画した「おもてなし」は川崎市のいたるところで公開し、

みんなにまちのいたるところで「おもてなし」をふるまってもらいます。

もう1か月ぐらいで、内容を決めなくてはいけません。

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⑤企画づくり

みんなで自由に「こんなおもてなしやってみたい!」という議論が出てきます。

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こっちはなんかカードが出てきた!これも「かってにおもてなし」としてやりたいといってるひとが出てきているようですよー

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詳細は、第三回の社会実証実験に皆さんおもてなしを受けるほうとして来てみてください!

参考事例

事例として「O!MORO LIFE」を紹介していただきました。

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https://o-morolife.org/author/omorolife

プロジェクトがはじまったきっかけ
平成28年4月1日に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)において、国や地方自治体は、障害を理由とする差別の解消について国民の関心と理解を深めるために啓発活動を行うことを定めています。横浜市においても市民を対象とした啓発活動を継続的に行っていくこととしています。
その一環として、気軽な雰囲気の中で、障害のある人とない人との交流を通じて、障害の理解を深め、障害のある人に適切な配慮ができる人の輪を市民の間に広げていく取り組みがはじまりました。2017年度は横浜市からの受託事業「障害のある人とない人との交流を通じた啓発業務」として実施します。

その中でヒアリングして明らかになった障壁がこんな感じ。実際フィールドワークに行くとそう感じるものも何点かあったなぁ・・・

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「かってにおもてなし」も障害のあるなしにかかわらず、どんな人でも盛り上がっていければ、お互いのことが知れるきっかけづくりができるようになったりするかもしれません。

⑥発表

ある方の発表の内容をFacebookから許可をもらって、文章+写真などまるっとを拝借しました。

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川崎市オリンピックパラリンピック推進室さんが掲げる「かわさきパラムーブメント」。その実現に向けた施策の一つである「かってにおもてなし大作戦」。市民が主体となって色々なマイプロジェクトを実践。僕は昨年に続いてアドバイザーとして企画立案をサポートしています。

2月下旬のマイプロジェクトのアクション(実験)に向けて、11月と今日(1月)のステップアップ講座でアイデアをまとめ上げました。アドバイザーとして参加している僕ですが、昨年は参加者の楽しんでいる姿を見ていたら我慢できなくなって、僕も「かってにコスギでフチ子さん撮影会」というマイプロジェクトを実施しました。
で、
今年も同様で参加者の楽しんでいる姿に吸い込まれるように僕もアイデアを出していました...。

今年のマイプロジェクトは「おしゃべり禁止 絵しりとり」(仮)。

昨年11月に参加した全国のソーシャル系大学が集まるコミュニティカレッジ・バックステージ (CCB)の会場で見かけた「絵しりとり」

長い模造紙にしりとりの要領で絵を描き続けていきます。誰かの絵が示す名称を想像して、次の絵を描いていく。何を描いたんだろう?と考えるだけでも楽しいですし、答えがわかった時はさらに楽しいし、うれしい。それをマイプロジェクトとして実践したいと思いました。

ただし、今年のかってにおもてなし大作戦!にはパラムーブメント(パラリンピック)を意識するというルールがあります。障がい者やLGBT、外国人の方々との関与する必要があるのですが、イベント当日に交流できる確率も低いため、僕らが「何かができない」という状況を体験することで心のバリアフリーの解消に繋げたいと考えました。具体的にはしりとりの絵を描く際に3つの制約(バリア)を設けます。
1)おしゃべりは禁止
2)利き手で描くのは禁止
3)一筆書きで表現
バリアを解消し、どこまでしりとりを続けられるのか?を楽しみながらアクション(実験)してみます。
参加者のマイプロジェクトも十人十色で魅力的なものばかり。多くのマイプロジェクトを体験しに会場にお越しください。お待ちしています!

今回は、一人ご紹介させてもらいましたが、私がやろうとしてることは「おもてなししてる方の様子をnote化すること。アーカイブ化と同時に全国に発信する」です。

またそれで多様な方とつながっていったり、この市民講座に参加されている方々、note読んでいる人が面白そうで広がって行く世界を望んでいます。

かってにおもてなし大作戦 ステップアップ講座 溝の口編へつづく・・・


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