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【川崎市川崎区】JR川崎駅北口自由通路の色鮮やかな布は新たな経済循環を生むアートに!

2022.07.26(火)過去に私が作ったWeb記事をnoteでリライトしてます。

もう4か月前ナノネー早い!こんなSDGsな取り組みをご紹介!


JR川崎駅北口に突如現れたアート展示物を見に行ってきました。

川崎駅北口通路

みなさんの中には「カラフルな布が展示されてる」とごぞんじの方も多いと思います。

展示前/展示後

「Saori VIEW In Kawasaki Sta.」は、3/26(土)から4/24(日)まで展示されています。

布廃材を織り込んで、アート作品として作られたもの。

この中には、川崎フロンターレの応援フラッグなども裁断して織り込まれています。(それ以外のもたくさんの企業から布の提供がありました。)

織機「SAORI」

詳細は、「川崎駅北口自由通路ほか公共空間でSaoriアートを展示したい」

かわさきのクラウドファンディング(かわファン)でファンディングが実行されていました。(期間は終了)

展示される前にJR川崎駅北口を撮影したので比較してみましょう!

左:3/25(金)展示前/右:3/27(日)展示後

川崎駅北口の空が見える通路で、華やかな織物で飾られています。もし見かけたらみなさんも写真撮影してSNSなどで「見てきたよ」と映える投稿してみるのはどうでしょうか?

ここに立ってスマホで撮影すると「翼」が背中に!?

AR(拡張現実)を使った撮影スポットもありますので、ぜひお立ち寄りください!

リバークガレリアパーク

ここまでは「JR川崎北口にアートが展示してあるという話」なのですが、ここからSaori Art Projectについて開かれたイベント情報です。3/26(土)から27(日)に行われていたリバークガレリアパーク(公共空間利用実証実験)イベントを見学してきました。

イベントは終了しています

持ち帰り図書館や本の読み聞かせ、紙芝居に腹話術のイベントが時間区切りで行われていました。

はなうた図工室

SDGsなイベントブースがあったのでご紹介します。

こちらは「はなうた図工室」(かわさきSDGsパートナー)のアート展示の様子。

商用施設のフロアもきれいなアート空間に

アートでつながる。ひろがる。あそびとまなびの場

各ブースで訪れた方が作成した作品を床にマスキングテープで飾りつけ。どんな人でも参加できるアートをいろんなイベント会場で実施されています。

またどこかのイベントで会えるかも!?

はなうた図工室ホームページ
FacebookページInstagram(@hanauta.zukou)YouTube

Saori VIEW in Kawasaki公開ミーティング

興味があった「Kawasaki Saori Art」の成り立ちと作品のその後についてミーティングがあるとのことでお邪魔してきました。

パネルディスカッションの様子

■「Kawasaki Saori Art」プロジェクトの流れ
1)川崎市内のスポーツクラブや企業などから布廃材の提供
2)布廃材をさをり織りに織り込めるように裁断してアーティスト
生活介護事業所studio FLAT)などが
3)Saori Artを制作
4)川崎駅北口通路で展示←今ここ
5)展示に使った「Saori Art」を製品化して販売

Saori VIEW in Kawasaki Sta.(サオリビューインカワサキステーション)
【ぱらあーとねっと】から引用

公開ミーティングでのグラフィックレコーディング

いままでもstudioFLATから作品が展示されているところをYahoo!JAPANクリエイターズ記事にしたことがあり、実際にその「アートが販売される」ところを見ていたりもします。

【参考】Yahoo!JAPANクリエイターズ(みやもとまなぶ)

「SDGs未来都市かわさき」な取り組み

川崎市は、さまざまな課題を市民、事業者などと解決してきた歴史と持続可能な社会の実現に向けた取組が国から評価され、令和元(2019)年7月に「SDGs未来都市」に選定されました。川崎市はSDGs未来都市として環境・経済・社会の取組による相乗効果で持続可能な社会を実現していきます。

SDGs未来都市:川崎市ホームページより引用
SAORIをまとう中村圭子氏

もともと「布廃材」が加工されて色鮮やかな布に変化し新たな価値が生まれた「Saori」

この「Saori」が川崎市の「多様性」をあらわし、SDGsへの取り組みやアート展示により空間に飾るアーティストやSaoriグッズを作るクリエイターが認知されることを期待しています。

今後「Saori」が作り手によってどのような形に変化し、たくさんの人の手に届く経済循環(報酬として作り手に還元される)が起こるのか「Saori Art Project」に注目していきましょう!

2022/3/29:Yahoo!JAPAN クリエイターズ掲載記事

編集後記

トップ画像で階段から降りてくる人が映っています。

このデザインをしたご本人です。個人的には「奇跡の写真ショット」

ガレリアパーク2階から撮影

不要な布をさいて織り込む「さをり織」

川崎駅に飾ってもらい、さまざまな色が織り込まれて鮮やかな展示を見せてくれました。

たくさんの人の手によって作られ
「川崎でもこんなものを作れるよ!」は発信。

流行りのことば「サーキュラー・エコノミー」

調べるとこんな言葉にたどり着きます。

問題はつくった後。→この記事はその後の経済循環が気になってる

その後どうなっていくのか?は注目なところです!


それではみなさんよい一日を(* ̄▽ ̄)ノ~~♪

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