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[教員向け]動画制作をする場合に必要なもの

 ICT環境が充実すると、せっかくなので動画教材を作成したいと思うかもしれません。あるいは、生徒に動画作品を作って提出させたくなるかもしれません。そんなときに必要な機材やソフトを提案していきます。

撮影に必要なもの

  • カメラ

  • 三脚

  • マイク

  • 照明

  • 編集ソフト

 この5点が基本ですが、スマホと三脚があればカメラとマイクと編集ソフトは必要ありません。照明も晴れている日中に撮れば必要ないです。スマホの良いところは、昔のデジカメより高性能なのにコンパクトで、マイクの集音性も悪くないところです。編集ソフトも無料のアプリで簡単な編集ならできます。むしろ色々機能が削ぎ落とされて分かりやすいです。ちなみに、スマホのカメラは手ブレ補正がついているとは思いますが、それでも揺れはするので三脚は絶対必要です。

音を凝りたい場合

 スマホでとにかく手軽に撮るのがおすすめですが、映像は綺麗に撮れたとしても、風などの環境音のせいで音声がうまく撮れないというケースが考えられます。その場合は、映像とは別に音声を録音、いわゆるアフレコをすれば良いです。静かな場所で、スマホのボイスメモアプリで録音しましょう。あとは編集ソフトで映像データと音声データをミックスすれば完成です。ちなみに、録音については別記事にてもう少し掘り下げる予定です。

編集を凝りたい場合

 生徒にはとにかくスマホアプリで出来る範囲で頑張らせる方が良いです。というのも、編集を凝ろうとするとお金がかかります。必要なものを列挙すると

  • グラボを搭載したパソコン

  • 編集ソフト(Adobe Premiere ProやFinal Cut Pro)

  • オーディオインターフェース(WindowsならASIOドライバ対応)

  • 動画編集用モニター

  • モニター用ヘッドホン or スピーカー

と、初めての人には見慣れないものばかりです。しかも全部揃えようと思ったら10万円は覚悟しなくてはなりません。物を揃えられても、ソフトの使い方を覚えるのにまた時間がかかります。まずスマホだけで頑張りましょう。

保存・管理方法

 最後に動画を作成した後の共有方法ですが、Youtubeにアップロードをおすすめします。Google DriveやiCloudなどに保存だと容量を圧迫しますが、Youtubeなら大丈夫です。「非公開」で登録したメールアドレスの人だけ閲覧できる設定にすれば全世界に公開されることもありませんし、逆に公開したくなった場合も簡単です。


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