老眼鏡をかけ始めたら、裸眼では視界がぼやける続けるようになったけれど、眼科では「そういう事は普通起きない」と言われる

※このページは私の目の不調の記録と、その解決のためのメモです。
どなたかの参考になれば嬉しいですが、目の調子は人それぞれ違うので、あくまでも参考程度にして、眼科で相談してくださいね。

※もし同じような体験をして、その後対処策が見つかった方がいらっしゃいましたら、XのDMでおしえてくださるととても助かります。


老眼鏡を使い始めてから、裸眼では視界がぼやける(医師はそんなことは起きないと言う)

現在45歳。近くの字を見ると、目が痛くなるようになったので、昔作った弱めの遠視用メガネをかけはじめた。遠視用メガネというのは老眼鏡と同じものだ。
ところが、+0.25でも+0.5でも目が痛い。裸眼だともっと痛い。しかもメガネをかけ始めてからは、裸眼では視界全体がややぼやけるようになり、それを無理して見ているせいか、普通に暮らしているだけで眼痛・頭痛が起きるようになった。

若い頃から、遠視用メガネをPC等を使う時にだけかけることを眼科で勧められ、その時にも裸眼ではぼやけるようになった。
しかしこれまでどこの眼科で相談しても、「普通は遠視用のメガネをかけたからといって、はずした後で一時的にぼやける事はあっても、目のぼやけが続く事は起きない。」と言われてきた。

視力の良い人は、軽度の遠視を疑った方がいい

ただの老眼にしてはおかしい。老眼の要素もあるにしても、元々の軽い遠視が出て来ている感じがする。
目の調子が落ち着いたら、眼科で散瞳剤を使って遠視の有無を調べたい旨を伝えて、遠視についての相談ができる眼科を探そうと思う。

これまで、ごく軽い遠視があると言われながら、適切なアドバイスを受けられた試しがない。

40代になってから通っていた眼科では、「遠視はもう治っている。今あるのは老眼」と言われていた。
…信じるんじゃなかった。軽度の遠視は調節力でカバーされてしまうのだから、別の病院に行って、散瞳剤を使って調べ直してもらうべきだったと思う。

★同じような体験をした方の体験談!

2024/7/13に初めてXで、今の目の悩みを書いた。
「自分と似た目の状況の人の体験談を知りたい」と切実な想いでここで書いていたら、なんと、かなり近い状況から遠視用メガネで快適になった方が、色々教えてくださった(このポストのリプ)。
眼科で相談しても解決しそうもなくて、困り果てていたけれど、やっとこれから先の希望が見えてきた。

Xにその検査結果の画像を載せていたら、その方が、親切に読み解いてくれた。
自分の感覚としても、単なる老眼にしてはおかしい。老眼鏡をかけた事で、これまで隠れていた遠視が出てきたのでは?と感じる。この方の経験談を読んだ事で、やっと希望が見えてきた。

この方の場合、
目の調節力をなくした状態での遠視の有無を調べて、それまでよりほんの少しきつめ強めの度の遠視のメガネを作った。
・遠くが見えるようになるまで1週間かかると言われた。
・まる1週間で遠くがなんとか見えるようになったが、はっきり見えるようになるまで数カ月かかった。
とのこと。
たぶん私も同じ状況だろうと思う。

<老眼鏡を使い始めた2か月後、7月半ばの状況>

・裸眼で1m先の文字を読むのも痛い。老眼鏡を使った事で、裸眼の時にもピントが合わなくなってしまっている感じがする。
・その後、2m先のスクリーンの映像を見るのも、裸眼では痛くて、+0.25をかけたらましになったが、その後裸眼でも+0.25でも眼痛。裸眼の方がまだましだったので、裸眼ですごしていた。
・こういう原因不明の痛みがあると、「ストレスのせいだから、前向きな考え方をするように」とアドバイスをくれる方がいるのだが、全く関係ない。この時は、気の置けない友達と楽しく推しの話などをしていた時だった。このようなアドバイスは、かえって当人を苦しめることになるので、言わない方がいいと思う。

<調節機能解析装置で測った結果>

この装置があるとHPに書いてある眼科で、測定してもらった。当然結果も渡されると思ったら、くれなかった。結果の紙をいただきたいと後で言ったら、あろうことかモノクロのを渡された(°_°) これだと色の判別ができないのですが…と言ったらカラーになった。

なお、医師からは、解析結果の見方の説明はなく、「老眼はあるが年相応。目の調節に負担がかかっているのが、オレンジの部分」という簡単な説明しかなかった。後でよく見たら「調節緊張」と両目に書かれているのだが、それについてはコメントなし。

目の痛みの対策は、予想していた通り、老眼鏡を作り直す、おそらく今より強い度になるとのこと。
+0.25でも+0.5でも眼痛が起きていることも相談したが、「メガネが難しければコンタクトにするとか」という的外れなことを言われてびっくりした。ここの眼科ではだめだ…。


20代~40代の経緯(光等への感覚過敏と軽度の遠視)

<軽度の遠視と言われるも、遠視用メガネでは眼痛は治らず>

■【要点】20代の頃に、遠視ぎみと言われたこともあれば、測定方法によっては遠視はないと言われた事も。ただ当時は遠視用メガネを使っても眼痛は良くならず、眼鏡をはずした時にぼやけがちなので使わなくなった。

■24歳の時、調節性内斜視に詳しい眼科医から、「調節性内斜視」と診断され、目薬(ミオピン)と、遠近両用メガネを処方された。結構度のきついメガネで、これを使っていたら、裸眼では近くも遠くも見えなくなった。
おかしいと思って再度その病院に行ったら、「そういうものだ。今後は裸眼では見えなくなる」という説明を初めて受けた。

この間まで裸眼ですべて見えていたのに、このまま一生見えなくなるのではないかと、恐怖の日々を過ごした。(処方する前に医師が説明すべきだ。)

■その後、大規模な有名眼科に行った所、「調節性内斜視はまずない。もしあったら見た目にも出るはずだが、それもない」「単焦点の遠視用メガネを使う方が良い」と言われた。
(一つ前の眼科では、なぜ調節性内斜視と診断されたのか…。後にGoogle Mapの口コミを見たら、同様の体験をした人から口コミが他にもあった。)

■「24歳なのに30代後半の調節力」という検査結果が出て、遠視用メガネを本やPCを見る時だけ使えば良いと言われた事もある。ただこの時は、度の強い遠視用メガネを治療のために数日間かけた数日後だったので、調節力がいつもと違ったのではないか。

■その2年後の検査では、年相応の普通の数値だった。

<24歳の頃に+0.5の遠視用メガネを作ったが、眼痛は治らず>

眼鏡屋さんで「+0.25ではせっかく作るのにもったいないのでは」と言われて、+0.5を作っていた。

しかし、これをかけても眼痛は治らず、かけなくなった。

+0.5というのは今でも強すぎることが多いので、当時はなおさら 合わなかっただろう。もしかしたら、この時に、今使っている+ 0.25の 遠視用 メガネを作って、かけっぱなしで生活していたら、目がある程度楽になっていたのかもしれない。
(PCを白黒反転させるようになる前だから、メガネだけでは完全には治らなかっただろうし、もしかしたら効果はなかったかもしれないけれど、試せなかった事の悔いがある。)

<29歳の頃に急に目の痛みがかなり少なくなった>

治った原因はわからない。
ただ後で思うとその頃に、PC の画面を白黒反転させられる事を同僚が教えてくれたので、それのおかげだったのではないかと思っている。
遠視だったら急に治ったりしないし、他に思い当たることがない。

まだダークモードなんていうものもなかった時代、真っ黒な画面は珍しがられた。他の人は平気で使える画面でも、私にはまぶしすぎた。他にも目に関しては、10代の頃から人と違う事が色々あった。後に感覚過敏という概念を知って、それだったのだなと思った。(詳しくはこちらの記事

ただ その後も小さな文字は読むのがつらかったし、目が痛くなりやすかった。今思えばそれは、軽い遠視のせいだったのかもしれない。でも眼科で相談しても、適切なアドバイスには出会えなかった。

■37歳の時に行った眼科でもやっぱり 遠視があると言われてる。
この時におそらく初めて、一日中、遠視用メガネをかけることを勧められている。
ただ、+0.5をかけて、合わなかった上に、やはり視界が全て ぼやけるようになって、「そういうことは このメガネでは普通 起きない」と、この時も言われている。そう言われたら、使い続けるのは当然不安になる。
その後、他の眼科に相談した(残念ながらそこだけ記録がない。)この後このメガネはほとんど使わなかった。

■37歳の時のメモで、+0.5と書いているので、+0.25を買ったのは それより後か…。
この遠視メガネを1日かけて過ごすと良いと言ってくれた眼科では、もっと強い度を勧められていたけれど、+0.5でもきつく感じた。

■いつの事かはわからないが、「+0.5でも+0.25でも、かけるとその後1週間、裸眼ではピントが合わなくなった」というメモがある。

■40代になってから通っていた眼科では、「遠視はもう治っている。今あるのは老眼」と言われていた。(信じずに、改めて散瞳剤を入れて調べ直していれば…)

ごく軽い遠視について、眼科で教えてほしかったこと

「このメガネを使い続ける事で、裸眼ではぼやけることになるが、それは遠視の本来の状態に戻っているだけなのでおかしなことではない」
と教えてほしかった。
実際にはどこの眼科でも、「一時的にぼやける事はあっても、ぼやけが続くことはない」と言われてきた。それが眼科の世界での常識なのだろう。でも実際にそうでない人はいる。私だけではないだろう。遠視の人の見え方について、もっと知られてほしいし、適切なアドバイスがほしい。

「メガネはかけて過ごした方が良い。最初は合わなくても、次第に本来の遠視の状態のままですごせるようになって、目が疲れにくくなるだろう」
と教えてくれていたなら
、使い続ける事もできただろう。でも残念ながら、そうしたアドバイスをくれる眼科はなかった。

私と同じような目の状態の方で、上記の「<同じような体験をした方からメッセージが!>」のように、遠視に理解のある眼科で適切なアドバイスを受けられた人もいる。私もそういう眼科に出会えていれば…。

ごく弱い度の遠視用メガネが合う人もいる
自分の判断で+0.25を買ったのは適切な判断だった。
メガネ屋さんでは「度が弱すぎてもったいないのでは」と言われたし、眼科では「弱い度の遠視メガネだと、ほとんど伊達メガネになってしまう」と言われたけれど、実際には今、’24年7月現在、これをかける事で目が楽になる事が多い。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?