メガネ作りに処方箋は必要か
私の場合は、隠れていた遠視が見つかって、その後のメガネの度数を決めるのも、視能訓練士さんの専門知識が必要になった。
そうした特殊事情が判明する前は、メガネ屋さんで計測するか、眼科で処方箋をもらうべきか迷ったので、当時調べた結果をメモしておく。
まず、買う事になりそうなメガネ屋さんで相談して、検査をしてもらう
ゾフに行ったら、検査だけでもしてもらえるということだったので、まずは処方箋をもらう前に Zoff で検査をしてもらうとよかったなと 思う。そうすれば眼鏡屋さんも視点からの度数を教えてもらえただろう。
私の場合、メガネを作ることに慣れていなくて、検眼の方法も、度数がどのぐらいなのかも全く分からなかったので、処方箋をもらうにしても、メガネ屋さんでの検眼を経験してから眼科で検査を受けるとベターだったなと思う。
経済的なのは処方箋?
・処方箋は眼科の初診+処方箋を出してもらう日の千数百円で受け取れる。単焦点のメガネなら、経済的なのは、処方箋を持って、低価格のお店に行くことだと思う。
なお、私は単焦点のメガネは低価格のお店で作って、遠近両用メガネは和真かパリミキで検査をしてもらって作るつもりだ。2店とも、遠近両用メガネでも、追加料金がない。(低価格のお店は、追加料金6600円ぐらいだった。)
メガネ屋さんと処方箋
■眼科のめがねの処方箋を持っていくと、メガネ屋さんはそれに書いてある度数でしかメガネを作れない。
眼鏡作成技能士の方等に測ってもらって度数を決めたい場合は、むしろ処方箋を見せないほうがいい。
■今メガネをかけている人に聞くと、処方箋を持って行っても、メガネ屋さんでも検査をさらにしていたし、処方箋から変えたメガネも自由に作っていたという体験談を聞く。おそらく、その後状況が変わったのだろう。
私が問い合わせた眼鏡市場では、処方箋を持ってメガネ屋さんに行くと、検査自体しないとのこと。
■なお、眼科に電話して許可を得れば、処方箋をメガネ屋さんで見せていても眼鏡屋さんで違う度数で作ることができるそうだ。(店によるかもしれないが。)
■処方箋の度数に不安がある時
その不安を、メガネ屋さんで相談して見ると良い。メガネ屋さんの力量も推し量れる。相談できなさそうなスタッフなら、そこでの注文はやめること。
私の経験だと、Zoffでとても適切なアドバイスをもらえて、良い眼鏡を作れた。(処方箋は私の老眼に対して、度は適切だったようだが、きつすぎて最初は全く使えなかった。そこを考慮した弱めの度の提案が、とても適切だった。)
逆に昔ながらの有名メガネチェーンでも、あいまいな事や間違った事を言うスタッフに検眼されたこともある。(そこの店はスタッフのあたりはずれが大きかった。)
処方箋と見え方保証
一定期間内のレンズ交換無料サービス。半年間に、1回または2回という所が多い。処方箋で作った場合には、交換をしてもらうには、新しい処方箋が必要。
そのため、すぐに作り直しが必要でも、まず眼科の予約が必要で、すぐには作れない。
私の場合は、遠視の相談ができる病院で眼鏡を作って大正解
私の場合、処方箋で作った老眼鏡は、当初、強すぎて全く使えなかった😢
しかも視能訓練士さんは、これよりさらに強い度数を勧めていた。
あまりに痛いので、再度眼科に行って、レンズを使った視力検査を受ける内に、それまでの視力検査の時よりも、強い遠視の数値が出た。それで、サイプレジンを使って目の調節力をなくして視力検査をしたところ、+2.0という強い遠視が判明した。
遠視を目の調節力が、何十年もカバーし続けてきているために、正しい度数のメガネをかけても目が痛くなっている、という事がわかった。
こうした事がわかるのは、眼科ならでは。この時は、眼科で処方箋をもらって本当に良かったと思ったし、痛みがあれば再度眼科で相談して正解(というか、痛すぎて、それ以外に選択肢がなかったw)
目の異常はないとわかっていたのだから、眼科で測定してもらえば良かった…と思っていたが、思わぬ異常が、それも普通ありえないような強い遠視が隠れていたという、まさかの事態だった。
結局どちらがいいの?
・眼科で聞いたら、「目の疾患がない事が明らかなら、眼科でもメガネ屋さんの検査でもどちらでも良い。中にはものすごく詳しくてうまく調整してくれる人もいる」
・目の疾患がないなら、メガネ屋さんで、眼鏡作成技能士の人に担当してもらうのが良さそう。
このサイトで、そのようなスタッフがいるお店を探せる。
例えば和真は、そのような技術を持ったスタッフの育成に力を入れている。しかもフレームとレンズのセットで15000円台からある。
・「メガネ屋さんの検査の方が簡易的」とも視能訓練士さんから聞いた。
・ネットで調べると、メガネ屋さんによるサイトで、「眼科の処方箋がひどい。眼疾患のある人以外のメガネの度数は、メガネ屋さんに任せるべき」と書いてあるサイトも。
ただ逆に、医師のサイトで、「メガネ屋さんの遠近両用メガネの度数の決め方が、不適切なケースにもよく出会う」と書いているサイトも。
結局どちらに行っても、うまい人にあたるかそうでないかで違ってくる。だからこそ眼鏡作成技能士のいるお店が良いと思う。
・なお、作ったメガネも手元に置いておきたいと思う場合は、もう1本新たに作ることになる。そういう場合の事を考えると、度数が不安な時点では、Zoffのような安めのところでまず作ると安心。私自身はZoffで作って、今の所見え方も問題ない(乱視のない遠視・老眼)。
もしもっと高い眼鏡を作りたくなったら、それから別のところで作ってもいいし、最初のメガネはスペアとして持っておけば良い。
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