マーケティングの基礎④昔ながらの基本モデル「AIDMA」

お客様が商品・サービスの存在を知ってから実際に購入するまでの気持ちや行動には段階があります。これをモデル化したものを「消費者行動モデル」といい、このモデルを意識することでやり効果的なプロモーションを考えられるようになります。ここでは数ある「消費者行動モデル」の中でも基本となる3つのモデルをご紹介します。今回は1つめの「AIDMA」についてです。

「AIDMA」とは下記段階の頭文字をとったものです。

1.attention(注目)=そういうのあるんだ!
2.interest(感心)=良さそう、気になる
3.desire(欲求)=欲しいなあ、行きたいなあ
4.memory(記憶)=お店に行こう!
5.action(購入)=買った!

この「AIDMA」は、まだインターネットがなく、テレビCMや街の広告しかなかった時代からの基本の消費者行動です。1920年代にアメリカのサミュエル・ローランド・ホールが提唱し、100年にわたって知られているモデルです。

お客様行動は階段のように一段ずつステップを上がってもらうイメージで、インターネットがなく、供給よりも需要が大きかった時に有効なモデルでした。

画像1

画像だと分かりにくいのですが、当時の1段階にあたるAttentionはインターネットやスマートフォンが普及していないので、TVや看板、新聞の折り込みチラシなどがほとんどだったとのことです。

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