マーケティングの基礎②「STP分析」

前回ご紹介した3C分析で自社のコンセプトを決めた後に行うのが、どんなお客様に商品・サービスを届けるか、という顧客分析です。
マーケティングにおける顧客分析の基本的な考え方には次の3つがあります。

セグメンテーション(Segmentation)=市場を俯瞰
ターゲティング(Targeting)=理想のお客様像を決定
ポジショニング(Positioning)=自社の立ち位置を確定

この3つの考え方の頭文字をとって「STP分析」と呼びます。

こちらにも分析していく順番にコツがあって、基本はまずセグメンテーションで俯瞰し、ターゲティングで的をしぼり、最後にポジショニングを行います。

STP分析

ものすごく簡潔に言うと以上のような手順なのですが、掘り下げていくとそれぞれの段階ごとにもやることはたくさんあるので、それはまた後々更新していきます。

そのあたりに本当に少しだけ触れるとするならば、

セグメンテーションにはデモクラフィック(人口統計学的)・セグメンテーションとサイコグラフィック(心理的)・セグメンテーションがあるが、客観的な指標をあげるためにはデモクラフィック・セグメンテーションが向いている。
ターゲティングは思い切って狭く。そのほうが後のプロモーション戦略がスムーズに進む。
ポジショニングマップは軸で決まるので、ポイントはお客様がその商品に求めるニーズを軸にとること。そのなかでも自社商品が4象限のどこかの「四つ角」に位置できる軸を選ぶことがさらに重要。
とは言っても最初からそのような軸を選ぶことは難しいので、いろいろ案を出して練習する必要がある。

と言ったことがあげられます。





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