マーケティングの基礎(14)「差別型マーケティング」

複数あるセグメントに対してのアプローチ方法の2つ目として、「差別型マーケティング」というものがあります。前回の「無差別型マーケティング」とは対照的な内容となります。

差別型マーケティング=各セグメントそれぞれに、適切なマーケティングミックスでアプローチする方法

この方法を取っている会社としてトヨタがあげられます。

トヨタは年代や趣味、ライフスタイルに合わせた様々なバリエーションの車を発売しています。
同一の車にもそれぞれ期間限定バージョンを用意するなど、さまざまな差別化されたマーケットを少しでも多く取り込もうとしているのです。

このように「差別型マーケティング」は、各セグメント向けのブランドを開発し、各セグメント向けの流通チャネルを設けるなど、コストがかかります。経営資源が豊富な大企業のみが取れる戦略と言えるようです。

差別型マーケティング



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