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緊急・接着剤スクール 2

このシリーズは上記マガジンではじめから読むことが出来ます。

エポキシだけではラスボスは倒せなかった。

今回は多用途系接着剤についてです。

わたしは、昔からエポキシ愛用者です。
しかし、困ったことにアクセサリー制作を始めてから、エポキシだけでは限界があると気づきました。
取り扱う素材が全く違うからです。

いろいろな接着剤を買って試して、またエポキシに戻ってきて、を繰り返していましたが、やっと良き相棒を見つけたのです。

それが、多用途接着剤です。
その中でもコニシ(株)製の「ウルトラ多用途S・U」。
プレミアム・ソフトとプレミアム・ハード!

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この画像の一番左、ゴールドがソフト難着素材対応、シルバーがハード耐衝撃です。

これはとにかくガッチリつく
ホームページにもあるように、多用途S・Uだけでも4種類あるんです。

選ぶのが大変だけど、接着剤好きにはたまらないくらい、ものすっごーーーーく!楽しい!

わたしははじめ、エポキシ以外を避けていました。
乾燥が早い強力接着剤は、粘りが強く糸を引き、とても使いにくかった
それに加えて、はみ出した後の処理が難しいので嫌いでした。

でも、それを押しても多用途接着剤を仲間入りさせたのは、やっぱりアクセサリー関係の素材に適していたからです。

特に大きめのアクリル素材の接着はこちらも併用して使います。

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例えばこのリング。
大きな樹脂系のボタンと中心はカボッション。
すべてメーカーが違うので、若干素材も異なります。

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このリングはエポキシと多用途を使い分けています。
リング台をエポキシ、その他は多用途を使っています。

リング台の方に多用途を使う場合もあります。
裏の処理がいらない、はみ出しても目立たない、エポキシに適さない素材、などの場合です。
それと、上の例ですと、大きなボタンパーツに対して台座が小さいので、多用途のハードを使っても良いと思います。


衝撃に強いものと、難素材対応の2種類、がっちりとついてくれるので頼れる接着剤です。特に、難素材用はプラ、ポリなどにも対応と書かれているので、迷ったらこれだけ買うのもいい。

わたしは、後処理のしやすさもあって、エポキシは絶対はずせないけど、
始めたばかりで、ものすごく迷っちゃったら、ゴールドだけ買うかもです。

すぐ乾くので、素早い加工を心がけるのと、はみだしに注意して、使ってみてください。

その際、接着面のホコリ、粉、油分は必ず取ること、これはエポキシでも同様です。ご注意ください。

最近の説明書はチャートも載っているので、よく読んでお使いくださいね。

今回は多用途系接着剤の特徴について書きました。
次回は、接着面と接着剤の関係についてです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
読んでくださった方は、間違いなくハンドメイド・ガチ勢


そんなガチ・ハンドメイド作家の皆さんへ、
あなたのおススメ接着剤を教えてください

わたしの知らない接着剤があるはず。
ぜひ、コメントください。


そして、分かりにくい、もうちょっとここ知りたい、
という方もコメントお待ちしています!


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ふだんはこんなことをしています。


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