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我が家の1歳児はこうやってABCを読めるようになった

我が息子(1歳)はまだ完璧ではないかもしれないが、アルファベットをほぼ覚えた。さらにフォニックスもほぼ習得しているのである。

ということで今回は、数字シリーズに引き続き、機関車トーマスを利用した英語習得の道について書いてみたい。

ご存知の方も多いと思うけど、機関車トーマスの原作者はイギリス人だ。

イギリスのウィルバート・オードリー牧師が1945年より創刊した『汽車のえほん』(原題:The Railway Series)を原作とする映像作品。1984年から英国で放送が始まった1番ゲージの鉄道模型を使用して撮影される人形劇、現在はコンピューターを使用した3DCGアニメーションとして放送されている幼児向けテレビ番組である。
(Wikipedia より抜粋)

そのため、英語のコンテンツ探しには苦労しないトーマスなのである。

息子が数字をあっという間に覚えたので、もしかしたらアルファベットもいけるんじゃないかと思った私は、早速英語の図鑑を購入してみた。

こどもにとってはおそらく平仮名、カタカナよりもアルファベットの方が簡単だと思う。形がシンプルだし、なにより26文字しかない。
対して日本語は平仮名、カタカナ、漢字がある上に、50文字と文字数も多い。さらに濁音、半濁音もある。

日本語ってムツカシイ!

我が家では、図鑑と絵本は日本語で継続しつつも、おそらくこどもにとっては簡単であろう英語学習を並行して取り入れてみることにした。


ここで言っておくと、こどもの言語学習について我が家では「まず日本語」と思っている
思考を司る母国語をしっかり習得すべきと考えている。
そのため、英語はあくまでサブ的な位置づけだ。耳だけ作っておけば良いかな、程度に軽く考えている。


ついでに日本語学習についても少し触れておく。

前回も触れたが日本語のおすすめ図鑑はこちら。

こどもが指を差しでキャラクターの名前を聞いてきたら、名前を読みながら書かれている文字を指でなぞるようにしている。
「そこに書いてある文字を読んでいるのだ」ということを案に示すのである。
その結果、息子も真似をして文字をなぞりながら「トーマス」「パーシー」と音読するようになった。
ただし、息子の場合はキャラクタの名前を「音」で覚えてそれっぽいところをなぞっているだけで、「文字」を読んでいるのではない。
が、「文字」とは音を表記するのものなのだということを理解し始めている。


次に、トーマスのおすすめ絵本がこちら。
この本はとても素晴らしいので是非手にとっていただきたい。

結構ボリュームがあり、文字数も多くて1歳にはやや難しいのだが、主要キャラクタが主役のお話がたくさん入っていて大変良い。

<内容>(もくじより)
「ジェットエンジンのトーマス」 P4
「やくにたつきかんしゃエドワード」 P16
「どうしたのヘンリー」 P28
「すべったゴードン」 P40
「ジェームスとソドーとうのじょおう」 P52
「ジャックフロスト」 P64
「トビーとこひつじ」 P76
「ふたごのけんか」 P88
「オリバーとゆきだるま」 P100
「あたらしいなかまエミリー」 P112
「ゴードンとスペンサー」 P124
「くるまどめのもんだい」 P136
「せかいさいきょうのきかんしゃ」 P148
「うんのわるいハロルド」 P160
「にげたゾウ」 P172
「ラスティーのおてがら」 P184
「レニアスのジェットコースター」 P196
「スカーロイとふるいはし」 P208
「ピーター・サムとティールーム」 P220
「バルジーとニワトリ」 P232

挿絵も少なく文字ベースなのだが、毎晩のように「読んで」と持ってくる。
親は先に物語を理解し、噛み砕いて話してやると良い。
こどもが話を理解したら、絵本の文字を指でなぞりながら読む。
これを繰り返す。


ところで、日本語の図鑑にもアルファベット表記は一応ある。
でも謎のフォントで見にくいのと、見てくださいよ、索引も日本語なんです!
もともと英語名のキャラクターなので、カキクケコとガギグゲゴが並んでいるのが個人的に違和感しかない。

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英語の図鑑はホラ、索引がABC順でしょ(落書きはご愛嬌)。

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そうすると何が良いか?
ABCポスター、ABCの歌に合わせてキャラクターとマッピングが簡単!

例えばこんなふうに。

A → Annie
B → Bertie
C → Connor

そして機関車トーマスではほぼ全てのキャラクターがアルファベットを網羅しているのだ(キャラクターの先頭文字でないのは、Q, U, X, Z のみ)。

あとはお風呂にABCポスターを貼って、Aはアニーだね、Bはバーティだね、Cはコナーだね、と音読していくだけ!

お風呂のポスターはDWEとか英語通信教育系の資料請求でもらえるし、100均にもあるのでそういうので充分。
シンプルに大文字と小文字が載っているやつが良いです(小文字も勝手に覚える)。

もともと、ABCポスターで Apple、Bear、Car とか単語で音読していたんだけど、これをトーマスのキャラクタにした途端、びっくりするほど簡単に覚えました。やはり好きの力は偉大だ。

読み方のポイントは、アルファベットを大文字 → 小文字と順番に指差しながら、「A, a, Annie」「B, b Bertie」「C, c, Connor」と読んでいくことです。キャラクタがいないところは「U, u, Umbrella」とそのまま読めばOKです。

こんなのを見つけたけど、A は Apple なのね(なんでやねん)。

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そしてアルファベットを見つけるたびに「あ、アニーのAだね」と教えてあげたり、実際にトーマスの英語図鑑を持ってきて「Annie」というスペルを見せてやる、ということを繰り返します。

そうすると、アルファベットもトーマス物語の一部ということになり、定着が早まるのであります。

こうしてアルファベットの大文字も小文字も、いつの間にか覚えてしまいました。

(つづく)

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