見出し画像

我が家の1歳児はこうやって数字を読めるようになった

最近、我が息子(1歳)の成長が著しい。
2018年8月に爆誕してから早1年と9ヶ月。
元気にすくすく育っている。

私は育休を2年取得しているので息子はまだ保育園に通ったことがない。
したがって同年代の他の子と比べて成長が早いのか遅いのかはどうなのかは分からない。

だけどこのところ(親の目から見て)目を見張る速さで習得している。色、形、数字、アルファベット、フォニックス。

すっかり人間らしくなって母は驚いているよ。

ちなみに言っておくと、私はそんなに熱心な知育ママではない。
早期教育バンザイとは思わないし、こどもを椅子と机にしばりつけて無理やりやらせる勉強はダメ絶対、と思っている。


そんな私が遊びながらどのように息子が数字を習得したのかご紹介してみたい。習得というのは個人差があるし、やり方に合う合わないもあると思うのでご参考まで。


息子は1歳を過ぎたあたりからショベルカー、ホイールローダー、クレーン車、ミキサー車、パトカーなどはたらく車に目覚め、その後半年ほどしてそれが自然の流れであるかのように機関車トーマスの大ファンになった。

その頃、シール遊びに夢中だったので、それならばとトーマスのシールブックを買ってやった。

すると息子はこれに夢中になった。
しかしこのシールブック、表紙に書いてあるとおり1001枚格納されていて、小さいシールもたくさん入っている。
必然的に家の中がシールだらけになった。

そこでスチレンボードを購入してここにシールを貼らせることにした。

息子はシールを貼るたびにいちいち「このキャラクターは何か」と言った顔でシールを指差しこちらを見てくる。

画像1

そのたびに私はシールブックをめくって調べる。
名前が載っていないやつは Google で調べる。
これを繰り返しているうちに、私も息子もだんだんと名前を覚えてきた。
しかし中には激しく似ている奴もいる。

その結果、私はハリーをソルティーと教えてしまい、息子はしばらくの間この2つを混同してしまうことになる。ごめんよ。

画像2

私は1歳児の記憶力を舐めていた。
多少テキトーに教えても、どうせ覚えてないっしょ、と思っていた。
しかしどうやら着々と自分の中に取り込んでいっているらしかった。

私は初めから正しく教えないとまずいぞと思い直し、図鑑を購入することにした。私自身キャラクターの全体像が気になってきたということもある。トーマスの世界観にやられつつあった。

もともと、機関車トーマスのキャラクターを覚えてもはっきり言って将来何の役にも立たないと思っていたので(今も思っている)、ずっと図鑑を買うことを躊躇していたのだ。

さらに機関車トーマスはトミカと提携し、プラレール沼を展開している。将来的に財布を圧迫してくる危険性も感じていた。

しかしそんなに好きなら仕方がないじゃあないか。
息子の好きを伸ばしていこうじゃないか。
私は覚悟を決めた。
そして、購入したのがこちらの図鑑。

これがめちゃくちゃ良い。もっと早く買えばよかった。
サイズがコンパクトなのでどこへでも持っていける。
お出かけの時に持ち歩きぐずった時にはこの図鑑に何度も助けられた。
サンキュー、トーマス!

1キャラクタの説明に1〜2ページを割き、オールカラー。巻末にはソドー島の地図とミニお話も収録されている。超使える子。

2018年製なのでその後の映画に出てきた最新のキャラクターは網羅されてないんだけど、この一冊があれば充分でしょう。

私と息子はシールで不明なキャラクターが出現するたびにこの図鑑を使って調べる遊びを繰り返した。

画像3

肌身離さず持っているので1ヶ月で本がボロボロになった。

私も息子も着々とキャラクターの名前を覚えていった。

この作業で分かったのは、調べるという行為は、漫然と読むよりずっと定着が早いということだ。
自分の中で問を立てながら読んでいるので記憶に残るのだと思った。

今後の参考にしたい。


そうしてキャラクターを覚えていくうちに、彼らに車体番号がつけられていることに気づいた(車体番号がないやつもいる)。

ここで私はトーマスを踏み台にして知育に結びつけてみようという魂胆を思いついた。
キャラクターの名前をすごいスピードで習得していくのを見て、ついでに数字も教えたら覚えてるのでは?という軽い気持ちだった。

キャラクターの名前を聞かれたついでに車体番号も教えてやる。それだけだ。

こんなものも作ってみた。

まずはA4のプリント紙にシールブックからよさげなシールを拝借しキャラクターを貼り付ける。車体番号、名前をマジックで書き、さらに赤丸で数量を記載。それをラミネートする。

画像4

ラミネートすることで曲げにも水にも強くなる。
1歳児はあらゆるものを破壊しにかかるので、基本的に紙ものはすべてラミネートすることをおすすめする。

ちなみにラミネーターはピンきりだが、色々調べた結果、個人的にはナカバヤシを推したい(ラミネートフィルムも作っているメーカーを選ぶのが良いと思う)。

我が家で使っているのはこれ。どうせならA3対応が良いと思うよ。

ラミネーターの選び方としては、重要な順に以下5点が挙げられる。

・対応サイズ
・ウォームアップ時間
・ローラー数
・対応する紙の厚み
・ラミネート速度

我が家のラミネーターはローラー数が2なのだが、4が良い場合にはこちら。
ローラーは紙を送り出すときの機構で数が多いほうが波打たず綺麗に加工できると言われている。ウォームアップ時間はどちらも40秒で早い。

ラミネート済のフィルムはお風呂にも持ち込める。
先程の教材をお風呂に持ち込んでトーマス1番、ジェームズ2番、ヘンリー3番、と繰り返した。

ほどなくして母の作戦通り数字が読めるようになったのである。

(つづく)

いただいたサポートは自己研鑽に使わせていただき皆さんにアウトプットという形で還元させていただきます。いつもnoteをお読みいただきありがとうございます。