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自分のこどもをよその子と比べてしまう方へ

こんにちは、京野です。

みなさんは自分のこどもを他人と比べてしまうことありますか?

こどもの発達は個人差があって人それぞれ、他の子と比べるのはナンセンス、と分かっていてもやっぱり同じ月齢くらいのこどもの成長は気になるもの。

幼児教室の発達チェック

息子と一緒に通っている幼児教室では定期的に発達度をチェックする機会があります。

このくらいの月齢でこんなことができるというチェック表があり、定期的に新しく何ができるようになったか、現時点で何ができていないか報告して先生にアドバイスをもらいます。

そこで先生に言われた言葉が印象的だったので紹介してみます。

発達チェックはその月齢で出来てないといけないことではありません。
まして、他の生徒さんと比べるものでもありません。
このくらいの月齢のときにこういうものを与えてみてください、こういうことをやってみてくださいという目安です。

何も与えず勝手にできるようになったりはしない

発達チェックはあくまで「どのくらいの月齢のときにどんな環境を用意しておくと良いのか」の目安ということだ。

できていないことで悲観的になったり、できていなくてはならないとプレッシャーに感じる必要はないんです。

たとえば、生後19ヶ月の項目にこんな項目がある。

・積み木を5つ積める
・クレヨンでまるが描ける
・二語文を話す
・自分で靴を履ける

このリストを見て、我が子ができていない、遅れていると思うのではなく、

・家に積み木がないので買ってみる。
・クレヨンで丸を描いて見せてみる。
・子供が二語文話せないのはなぜか考えてみる。
・靴の履き方を教えてみてできるかどうか観察してみる。

ことのきっかけと考える。

積み木がなかったら積み木は積めない。
まず大人がお手本を見せなければ丸の書き方は分からない。
こどもは勝手に喋り出したりはしない。
いつも靴を履かせていたら自分で履けるようにはならない。

幼児の発達には必ず大人の働きかけが必要です。

今の月齢でこのくらいのことができるかもしれないな、ということを念頭に置いておけば働きかけ方も変わってくる

環境を用意して親が示す

だからリアルでもSNSでも、他のこどもの発達を見てモヤモヤする人は、我が子の環境整備の材料にさせてもらおう、くらいに考えておけばよろしい。

知育は無理やりやらせるのでもなければ、できるまで追い詰めるものでもない。
できないからだめというものではない。その子のペースでゆっくりやれば良い。
ただ、チャンスは与えておいてあげたら良いんじゃないかな、と個人的には思う。

親ができるのは世界の入り口を用意してやることだけだし、見たことのないものを突然できるようになったりはしないのだから。

それと、親が本を読まないのにこどもが本に興味を持たないというのは筋がおかしい。まずは親がこの世界を楽しむことが重要だよね。

では、また。

いただいたサポートは自己研鑽に使わせていただき皆さんにアウトプットという形で還元させていただきます。いつもnoteをお読みいただきありがとうございます。