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3/20発売!「モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ」

皆さんお久しぶりです。
この度、「捨てない片づけ」というタイトルで、3月20日にディスカバリー21さんから書籍を出版いたしました。
今回は書籍発売に至った経緯やこだわりをお話しできたらなと思います。

昨今片づけ術の王道とされている「捨てる」片づけ。
「自分の所有すべきモノの適正量は家に収まる量である」「自分にとって本当に必要なモノ以外は手放すべきである」など言われていますが、本当にそうでしょうか。

私は、収納サービス「サマリーポケット」を運営している株式会社サマリーで約2年前からデータ解析担当として、様々な方の所有欲と住まいの事情に向き合ってきました。

また整理収納アドバイザーの資格を取ってからは、「モノを愛する人」を中心に、週末に色々な方のお部屋の片づけを行ってきました。
はあちゅうさんのご自宅にもお伺いさせていただきました。

日夜モノとの暮らしについての分析データと、片づけのリアルな悩みに向き合っていく中で強く感じたのが、所有欲には大きな個人差があるということです。

所有欲が強い方に共通するのが、「自分だけのユニークな人生を歩みたい」という意思を持ち、モノを人生を彩る仲間としてとらえ、その出会いを楽しみ、愛しているということです。この記事を読んでいただいている方も、モノを愛する方なのではないでしょうか。

しかしモノへの愛には大きな壁が立ちはだかっています。それは「私たちの住む家は狭い」という問題です。

住まいの地域差は年々拡大しており、都市部の家は狭小化する一方です。実は東京都の住宅面積の平均は、茨城県の平均住宅面積の3分の1もありません。

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「片づかない部屋」は自宅の収納量と持っているモノの量の差によって生まれます。つまり、都市部に住むモノを愛する方のほとんどが、「モノは捨てたくないけれど、快適な暮らしも送りたい」というジレンマに悩んでいることになります。

そこで「捨てる」一辺倒のミニマリズムに疑問を感じ、この本を書きました。「モノへの愛情と、スッキリとした住まいを(楽して)両立させる」メソッドをまとめた内容になります。

例えば、本書では「捨てない片づけ」4つの基本を挙げています。

1.「たくさん捨てること」をあきらめる
2.部屋の大きさは無視して、モノの「整理」に専念する
3.一気に片づけず、1日3時間まで
4.自分が何を愛しているのか把握する

一気にたくさん捨てて、モノの量を減らすことはしません。
1つ1つのモノとじっくり向き合いながら、「使用頻度」「モノへの愛」を軸に、ひたすら分類し、最適な場所へと収納していきます。

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また、「持っていたいモノが多すぎて収集がつかない! 」という人も、大丈夫。「使用頻度は低いけれど、愛しているモノ」の収納法は、誰もが悩むものですが、本書では、モノへの愛を細かく定義することで、自宅や自宅以外の外部収納を上手に活用する方法も紹介します。

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私自身のように物欲が強い方や、ミニマリストになろうとして挫折した、モノにときめいてばかりで捨てられない、そんな方に特に読んでいただきたいです。よろしければぜひ、お手にとって見ていただけると嬉しいです!


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