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ドイツ旅行2014-①

以前の記事で、自ら計画した人生初の海外旅行でドイツへ行ったという話をちらっとした。
今年はこんな状況で海外旅行ができないからこそ、かつての旅を思い出しながら少しでも楽しい気分になれる記事をお届けしたい。

まずこの旅の前提条件をここに述べておく。
・私も一緒に行った友人も英語ができない。
・完全フリープランの女2人旅である。
・2人とも海外旅行経験は非常に少ない。
・ドイツオフシーズン2月の旅行。
時折、記事の途中でこれらを思い出してもらいたい。それでは、出発!


【1日目】
まず、予定のフライトが2時間ほど遅延。ようやくフランクフルト空港に到着するも、全く人がいない。そう、ここに来て初めて、2月のドイツはオフシーズンであることを知るのであった。そもそも何故冬のドイツを旅行先に決めたかというと、ガイドブックで目にした雪景色のノイシュバンシュタイン城がとても綺麗で、是非とも自分の目で見てみたいと思ったからだ。
まぁ、この期待は大きく裏切られることになるのだが、それは後ほど記そうと思う。

そして空港で預け入れ荷物を待っているとき事件は起こった。待てど暮らせど相方の荷物がターンテーブルに現れないのだ。

ロストバゲージである。

フライト遅延の上にロスバゲって…そんなことある!?
空港の係員に拙い英語で事情を説明すると、「後の便に間違って荷物を載せてしまったようだ。明日には届く。」というようなことを教えてくれた。そこでホテルの場所を伝え、明日届けてもらうことになった。

さて、次は空港からフランクフルトの市街地に向かわねばなるまい、ということで意気揚々と地下鉄の乗り場に到着したものの、困ったことに切符の買い方がイマイチ分からない。説明だってドイツ語か英語だから、ちんぷんかんぷんである。
そうこうしているうちに電車がやってきてしまった。
相方と二人してあわあわしていると、初老の男性が声をかけてくれた。フランクフルト中央駅に行きたいんだ、とガイドブックを見せながら身振り手振りで説明をしたところ、自分の財布を開いて券売機をひょいひょいと操作して切符を買ってくれた。
「あの…お金…(拙い英語)」と言うと、「お金は要らない、ほら電車が来ているよ。早く乗りな!(ジェスチャー)」とな。

まさにジェントルマン…

そんな感じでどうにかこうにかホテルに到着し、1日目を終えるのであった…。


次回はいよいよ観光編。乞うご期待です!笑

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