見出し画像

#偏愛編集 No.2 - repettoのMANON

わたしがとても気に入って3足持っているrepettoのバレエシューズが、MANONというモデルです。
初めて買ったのもMANON。というかMANONしか持っていない。

MANONの特徴は、深めの甲。定番のCendrillonと比べるとかなり深く、甲の半分くらいまで覆われる深さです。
2012年に展開を終了してしまったようですが、ここ数年はシーズンごとにBEAUTY&YOUTHが別注でMANONを出していて、わたしもそれで知りました。

学生の頃からいつかrepettoのバレエシューズが欲しいと思い続けていたものの、決して気軽なお値段ではないし、定番なのですぐ買わなくてもずっと売ってるからまたいつか、となかなか踏み切れず。
偶然MANONの存在を知ったとき、わたしの中の「ちょっとだけ人とは違うものが欲しい」気持ちがめちゃくちゃに盛り上がり、しかしそのシーズンはすでに完売。1年後にZOZOで再会を果たした際には秒速で予約ボタンを押し、苦節何年かでようやくわたしはあの憧れのrepettoを履くチャンスを掴んだのです。

黒い箱を開けてピンクの薄紙をそっと剥ぐあの瞬間のときめきは、今後も忘れたくないなぁと思う。このMANONの前にも後にもよい出会いというのはいくつもあったけれど、やっぱりなんだか特別だった。新しい靴、憧れの靴、美しい靴。

こうして黒のMANONを手に入れたのが2016年の夏の終わり。
やわらかい革はすぐ足になじみ、憧れの白ソックス+黒バレエの実現に酔いしれ、わたしの足元に欠かせない1足となったのでした。

履くほどよさを実感したのですが、パンツのときも靴下を見せやすいし(職業柄これが結構大きなメリットなのだ)、カジュアルな装いも安っぽくならない。とんでもなく戦闘力の高い靴だったんだ、MANON。

そんなこんなで愛はどんどん深くなり、今では3足に増えました。
黒、キャメル、ゴールド。
うーん、次は赤とか欲しいな。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?