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【開発現場あるある14】〜会社は学校じゃない教〜

「会社は学校じゃないんだから、自分で考えろ」

が口癖の方、結構いた。

そういう人に限って、
新規参入者に必要な説明すらせずにコードを書かせ、
結果的に、全体としてぐちゃぐちゃなシステムになり、
障害対応と改修の嵐になる。

説明 = 無駄な時間

と考えてる方ほど、

必要最低限の説明

自分がわかっていることは全て教える

教える=1〜10まで教えないといけない

とミスリードしてる。
(いや、必要最低限の作業のやり方としちゃいけない禁則事項を聞きたいだけで、自分はわかっているかもしれないけど、こちらは説明されないとわからないんだけど、、、。)

こういう人が、指導係とか教育係になると長い目で見なくても自分の首を絞める。

ふたつ前の記事

でも書いたけど、

自分のわかっていることは、教えなくてもわかって当たり前
1〜10まで教えなくても、自分で考えて動くのが社会人の常識
仕事は自分で作るもの

と思っているようで。

営業など

個人の裁量が大きい仕事であれば、それで成り立つと思うけど、
エンジニアは、チームや部署単位で何かを作ることがほとんど。
そこで、自己解釈でスタンドプレーをされたら、コードすら複雑怪奇なものに仕上がるのに、、、。(=バグの原因)

「会社は学校じゃない教」な方ほど、

自分が蒔いた種なのに、読みにくいコードやわかりにくいルーチンなんかを書くと、
「そんなことも言わないとわからないのか」
「常識で考えればわかるだろう」
て言ってくることが多い。

それって、
あなたや会社の中だけの常識で、
それを事前に説明するのがあなたの仕事ですよね?

ひとつの要因

和を尊ぶと言う割に、日本は実は、アジアで1位、世界でも10位圏内に入るくらい、働き方が

個人主義の国

参考文献

必要な説明をしない会社には

結果的に、優秀な人ほど残らないし、噂が広まって応募もされません。
優秀なのに、その職場が働きにくいなら別の会社に行けばいいし。
会社が応募者を選べるように、応募者も会社を選べるからね。
(雇用契約=双務契約なんで。)

まとめ

学校でもなく部活でもなく、会社は、「会社」です。
優秀な人がいない、集まらないのは、それなりに理由(=原因)がある。
説明すべき人から説明もされてない以上は、ミスじゃない。

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