見出し画像

【開発現場あるある15】〜残念なブローカー〜

ブローカレッジ

経営学や金融証券の用語らしいけど、例えば、
AさんとBさん、Cさんがいるとして、

AとBはC(ブローカー)を介して繋がってる場合、Cが情報を握るので、Cが一番得をする。
👉情報を操作できるので、自分が一番儲ける、継続的に安定したマージンを得られるようにもできる。

それが、

X、Y、Zというグループがあって、山田さんだけが3グループを繋ぐ結節点にいる場合でも同じ話。

情報を制する者が、状況を制する

ので、努力とか知識、学識、実績よりも、顔とかコネで、職場や社会で自分を優位に見せたがる人は多い。

ITの現場でも、

実力もないのにマネージャーとかリーダーとかをやりたがる現場のPM、PL志望で情報の中心にいたがる人間は、非常に多い。
(プログラミングもできない、DBの運用保守もできない、営業もできないのにお金だけは欲しいのであればそうするしかないのかもね。)

自分の存在意義をわかってるくらい賢ければ良いが、

これ、

  • 自分が情報だけは握って中心にいたい。

  • 責任は全部、自分を中心に繋げている人たちで自分には関係ない。

も出来てしまうので裏を返すと、
ブローカーを介さないと情報交換が出来ず、依存せざるを得ないだけなのに、
ブローカー本人は、依頼内容を理解して割り振ったりできない、わからないならば質問するなどすれば良いのに、変なプライドが邪魔をしてわからないと言えない=そのまま放置。

で情報の滞留が起きてしまう。=プロジェクト全体が進まなくなる

👉ダメブローカー

そういうダメブローカーほど、

自分で全ての情報を滞留させておいてスケジュールの進捗が芳しくなくなり(自分で連絡経路を分断させて、進まなくさせてるので当たり前)、進捗が危うくなると、
ブローカー本人が、

  • 「自分の評価が下がる」

  • 「自分の地位が危うくなる」

と判断するのか、自分の立場の一番の旨味である

AとBの橋渡しが自分

であることすら見失い、苦肉の策で、

AとBを直接繋げてしまう。

そうなると、A、Bとしては、

今までCを介してしか情報の行き来ができず、円滑に作業できなかった

Cが墓穴を掘り、AとBが直接繋がった

いやん。めっちゃ快適に効率上がるやん

ん?てかそもそもCって要らなくないか?

上司に報告

次回から、Cは仕事どころか居場所すらなくなる
👉残念なブローカーの誕生

そんな馬鹿な

と思うかもしれないけど、
(管理職とかベテラン、新人とかに関わらず、)

少しでも優位に立とうとする政治的な功名心が発生するのか、どこの現場でも必ずいる。
で結果的に、そいつに任せとくと、作業が進まないので、

「ごめん。もういい。担当者だれ?直接聞くわ」
「上長に報告して、あっちの担当者聞いて今後直接やりとりするからもういいわ。」

になり、

「え、なんでそんなこと自分を飛び越えてやるんですか?」

で、その時にA、Bから異口同音で出てくる言葉が、

「だって、お前介たら、仕事が進まないもん!!!!!!!
どんなやりとりしたかすら記録残さねーし。」

まとめ

中身が伴わずに、顔や人脈、コネばかりで自分が利益を得ようとだけする奴は最後は淘汰される。

💃記憶できない奴ほど、記憶に頼り、
賢い奴は、記録に残す
🕺
結果的に最初から携わる全員を繋がるようにしとけばいいだけの話

この記事が参加している募集

業界あるある

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?