鏑木稔 Minoru Kaburaki#Global教育実践家

学習塾の社長と民間人校長の二刀流経験者。長らく続いた偏差値教育という日本の教育の型から、日本型Global教育と言う新しい日本の教育の型への移行を提唱。合格を勝ち取る勝ち組を育成する教育から、世界の課題解決や0→1を創造し価値を提供出来る価値組を育成する教育への転換が重要!

鏑木稔 Minoru Kaburaki#Global教育実践家

学習塾の社長と民間人校長の二刀流経験者。長らく続いた偏差値教育という日本の教育の型から、日本型Global教育と言う新しい日本の教育の型への移行を提唱。合格を勝ち取る勝ち組を育成する教育から、世界の課題解決や0→1を創造し価値を提供出来る価値組を育成する教育への転換が重要!

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    • やれば出来るの思考力!

      人生は考え方で大きく変わります。が、考え方はそう簡単には手に入りません。本を読んだだけでは獲得出来ません。経験と言う師が必要です。では若者には獲得不能なのかと言えば、そうではありません。若者が考え方を獲得する唯一の方法は、素直さと行動力と言う比較的簡単な師だと思います。

    • 社会が大きく変化した今進路に対する自己決定に必要な情報を提供

    最近の記事

    普通の日本の小学生が高度な4技能英語力を身に付ける為に知っておくべき大事なこと

    小学生の保護者が英語教育について知っておくべき5つのことをご紹介致します。これは子供を英語だけで授業をする小学校に入れ中高と過ごした経験、そして自身で英会話スクールを経営して来た経験、学習塾を25年経営してきた経験、学校教育に関わった経験からのお話です。 英語はコミュニケーションの手段 親として本当に子供に英語力をつけさせてあげたいと思ったら、まず考えるべきことは、英語は勉強の対象ではなく、コミュニケーションの手段だと言う事です。私たちが受けてきた英語教育は、点数を取るテ

      • 教員不足、学校で先生が集まらない本当の理由〜学校再興への提言

        先生が足りない。志願者も激減している。 文部科学省の「教師不足に関する実態調査」によれば、2021年の年度の始業時に全国の小学校で1218人、中学校で868人、高等学校で217人の教員が定員より不足していた。必要定員数の割合で見れば小学校が0.32%、中学校は0.4%、高等学校が0.14%という結果だ。また、2021年まではなんとか充足していた東京都でも2022年の年度初めには約50人が不足し、補うどころか9月1日時点ではその不足数は130人に増加している。供給数に対して退職

        • 改めて、保護者の未来の想定力が子供の未来を左右する話

          教育の目的は、子供が将来豊かで幸せになる準備作業です。 しかし、豊かさや幸せの定義、その獲得仕方は親御さんの時代のそれらとは全くと言っていいほど違っています。その事を理解して教育に取り組まないと、、、 数字が表す日本の衰退を理解する 時代が大きく変わります。その事を表すKPI指標として 人口(超少子高齢化)、GDP、一人当たりのGDP、給与、世界株価時価総額ランキング、是非お子様と一緒に調べてみてください。 平均給与はアメリカが1.7倍に増加したにも関わらず、日本のそれは約

          • 保護者の未来の想定力が子供の未来を左右する

            こんな事が普通に起こる未来にどう教育的に準備を進めるのか? 東京ではGLIの保護者対象にオンラインでハロウ安比、マルバーン東京、神石インターナショナルの説明会を主催。オープンニングだけお話をさせて頂き 私はバンコクでGlobal Venture Forumに参加し、インドの今を聞きました。 以下オープニングでのお話し。 今実は私はバンコクに来てます。 世界中で企業している経営者の年に一度の情報交換サミットです。 実はGLIのglobalイベントはそうした方達に助けられてます

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            教育者こそ世界を見よう!

            世界中で企業する企業家400人がバンコクに集結。 3年ぶりのglobal venture forum❗️ コロナでは一筋縄では行かない経験をし、それでも諦めずに踏み止まっての再会。言葉にし難い瞬間です。 新たなスローガンは、日本を救う為に日本を出る‼️ もっともっと日本を飛び出してチャレンジする若者を育成しなければ、と改めて思う大会です。 タイはすでに成長を遂げて久しい国ですが、それでもまだまだ活気が凄い❗️ 東南アジアのイメージを先ずは教育者が変えて、実感しなければ生徒

            成功の秘訣と日本の教育

            本田圭佑さんスポーツでもビジネスでも、成功するには良い習慣が大切。その事は子供でも解っている。成功出来るレベルの良い習慣を創るまでの一歩目の辛さや続ける辛さ。これが出来ない。メッシとの差。それは認識の無さと目標の大きさ。もっと小さい頃からメッシのことを知って目標にしていたら彼に勝てたかもしれない。でも、彼のことを知ったのは僕が17歳の時。目標として認識して無かった。日本代表が目標で無く、小さな頃からアルゼンチンやブラジルにサッカー留学していたらもっと高い目標が持てたかもしれな

            GLI Summer Camp in Hokkaido〜キャンプで非認知能力を獲得する為の学びの設計

            8月1日より5日までの4泊5日 GLI Summer Camp in Hokkaido 2022が終了しました。 何より大きな怪我もなく、そしてたった5日間でしたが、子供達の成長が日に日に感じられるキャンプでした。隠しカメラでご家庭に届けて見て頂きたい位で、お世辞では無く毎日成長した5日間でした! この3年、コロナの影響で子供達は本来得るべき経験を得られていません。この現実は子供達にとって非常に憂慮すべき事象です。これからもっとこの様な機会を増やしていけるといいなと、スタッ

            富裕層が授業料と寮費合わせて年間900万円を出して海外系ボーディングスクールに子供を通わせる理由

            弊社英会話スクールでは普通の小学生が英検2級に合格する英会話スクールとしてスタート。日本の経済的な衰退が顕在化した今、富裕層の保護者は国内の名門私立中学ではなく、海外の名門ボーディングスクールに進学先を変えつつあり、昨年からそうしたお問合せが急増しています。実際弊社スクールから3名がハロウ安比に合格しこの夏入学しますが、何故富裕層は海外系のボーディングスクールに子供を通わせるのか、本稿ではその理由を解説しています。 2022年は日本の教育においては黒船襲来と言える。 年間の

            GLI保護者勉強会5.22、2022 ミネルバ大学体験記By Ryogaさん

            5月22日日曜日はGLI恒例の保護者勉強会でした。ゲストは日本の公立高校から初の世界最難関、ミネルバ大学に合格し現在3年生の梅澤凌我さん。Zoomのチャット欄には保護者からの質問が止まりませんでした。 GLIの保護者勉強会とは、「昔と違うを理解する」と言うテーマで定期的に開催されている保護者対象の勉強会。時代が大きく変わった今、親世代の価値観で教育をして子供を間違った方向にmiss leadしない為に教育的な時代の変化をアップデートする事が目的です。 世界7都市を回りなが

            Protect children! part-1

            子供達を守る事 これが私たちのMissionです。 では子供を守るとはどう言うことか? 主には昨年話題になった教育虐待から守ること。教育虐待とは、過度な偏差値教育受験教育の事でしたが、個人的には保護者の教育に対する理解不足から、子供を傷付け不幸にする様な躾や勉強の強要だと考えます。 教育とは一体何か? 教育虐待から子供を守る為に必要な事はまずこの質問を真剣に考える必要があります。と言うより親になったら必ず考えて欲しい問いです。 多くの親は子供に幸せになって欲しいと願って

            親子も社会も世界も幸せになれる教育 Global Learner's Instituteの思い

            親として子供の幸せを望まない親はいません。 親の手を離れても幸せに豊かに行きて欲しい。だからこそ、必要な教育を授けようとする。いつの時代も同じ思いがそこにあります。 子供は小さい頃は興味や関心の塊、主体性の塊です。どんな事にも興味を持って、いつまでも集中しています。電車や車、お人形、昆虫、国旗など些細なものにも興味を示し集中する天才です。集中し向き合う子供の幸せそうな表情は見ているこちらも幸せにしてくれます。子供によっては低年齢で世界中の国旗を覚えてしまう子も少なからず出会

            学校が真のグローバル企業になった時 に日本の教育が本当に変わる!

            昨日(2022年1月19日)は勤務する私立小学校のプロジェクト会議の日でした。 テーマは2030年以降も選ばれる小学校創りです。昨年9月に30代40代の次世代を担う先生を中心に発足し、2月の管理職プレゼンに向けて佳境に入って来ました。 戦略と言う言葉も、SWOT分析も不慣れな先生達がよく情報収拾をして、考えて、議論して、ここまで来たと思います。ゴールまでもう少し!頑張りましょう! 企業では当たり前の経営戦略。弊社も小さいながらも毎年戦略を立てて動いています。特にここ数年は教

            何かを大きく変える時

            上記写真は昨日(9月20日敬老の日)行われた中学生の硬式野球チームの秋の大会の試合結果です。対戦相手の江東ライオンズは昨年のポニー全日本大会で優勝した絶対王者。毎年毎年最強のチームを作り上げてくるテームです。そのチーム相手にこの試合は上出来???だと思います。相手は総勢60名超。こちらは僅か15名。 野球の話から始まりましたが、今回は野球の話ではありません。僅か15名のチームでもこのくらいの試合が出来る秘訣でもありません(そんな偉そうな状態には至っていません)。が話の内容は

            学校に頼らない進路と人生の創り方

            学校って本当にいるの?私はそうは思いません。何故なら、、、、そんな話を昨日通信制高校のイベントでお話をさせていただきました。学校が要らないとなると、お勉強はどうしたら良いの?とすぐに反撃が始まりそうですが、私からするとお勉強って学校じゃないと出来ないの?って思います。その意識を改めないと、おそらくお子様の人生は変わらないんじゃないかと・・・・ さて、前置きはこの辺にして、お話の流れは以下の通り 国連の幸福度ランキング調査では日本人の幸福度は世界で149カ国中56位(202

            親子関係改善としてのボーディングスクール

            GLI恒例の保護者勉強会〜昔と違うを理解する! 本日のテーマは”グローバル視点の進学と受験”でした。 保護者世代の教育や受験と、現代のそれらとは似て非なるものになりつつあります。しかし人間誰しも自分が経験した事を踏襲しがち。スポーツの指導も、実は学校の先生も同様。その最大の原因は感と経験の指導。理論とデータを常に見て指導を考えていたら、絶対に周囲の変化には気付くはず!ちゃんとしたデータが出てこないので、頼りにする保護者も決断が出来ない、と言う完全に負のスパイラルに突入してい

            日本野球の当たり前、本当に当たり前?

            物を渡す時は物の名称を行って一礼してから渡す。例えばカップラーメンを渡す時はカップラーメンです!と言って、一礼をしてから渡さなければならない。その時声が小さくて聞こえない時は受け取って貰えずもう一度やり直しとなる。一体これはどこの世界のどんな類のお話か?と思う人が、、当たり前の感覚だと思います。 先輩にキャッチボールの相手を頼まれてボールを投げる時もこの規則の範疇に入る、らしい。だから下級生が先輩にボールを投げる時は「ボールです!一礼」 「ボールです!一礼」と言う風になる。