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親子留学と、観光を学びに変えるハワイ

ハワイ親子留学が流行っています


その理由はビザの取りやすさと総額のお得感。イギリスを筆頭に中学や高校から留学する場合、授業料と寮費で少なくとも600万は覚悟しなければなりません。今は円安の影響で700万が最低ラインかもと言う感じです。その点ハワイはある条件をクリアすればとってもお得。留学の1つの目的でもある、民族多様性はもちろんメインランドと違い日系人も多くアジア系に対する差別は極端に少ない。高校卒業後は当然メインランドの大学を目指す生徒が多いので、その対策もしてくれる。その他にも良い所いっぱいのハワイ留学をこのマガジンで解説します。

先日もオアフ島で日本からのご家族を迎えて現地親子留学説明会を開催させて頂きました。現地に20年住み、自身も3人のお子さんを育てハワイで会社を経営しゴルフアカデミーも主催する経営者仲間に講師をお願いし、ハワイ留学のいろはをランチミーティング形式で開催しました。留学した際に住むであろう不動産情報やその周辺地域の事情まで説明して頂き、ミーティング後はお勧めの学校を見に行きました。子供達も、僕この学校に行くの?本やネットではイメージ出来ないですが、実際に広々とした学校を見て興奮気味。体験に勝る説明も説得はないですね。

オアフ島現地留学説明会


オアフ島 お勧めの学校

探究Tourismの勧め


観光で行くハワイは有名ですが、実はハワイは学びの宝庫です。ハワイ州政府もEducational TourismやSustainable Tourism,Eco Tourismなど単に消費の為の観光旅行ではなく、ハワイの文化を学んだりボランティアなどの活動をしたりする観光を推進しています。家族だけで日本語で、ワイキキ周辺に滞在してショッピングや食事、決められた行程の各種ツアーに参加するだけだと勿体無い!大好きなハワイで体験学習が出来たら子供達の視野や意欲は格段に上がりますね。英語が苦手だからと言う理由で敬遠されがちですが、日本人でも日本語が苦手でも参加できるアクティビティーは以意外とにありまし、家族だけでも学びになる場所や体験の仕方は沢山あります。例えばSea Life Parkへ行ってただ水族館を見たりイルカのショーを見るだけでは子供達に残るものが違います。Sea Life Parkの体験を学びに変える方法など、学びの宝庫ハワイを有意義なものにする為の情報と方法をこのブログではお伝えして行きます。

観光を学びに変える事を個人的には探究Tourismと呼んでいます。
主催する英会話スクールでは今年の春はオアフ島で、夏はハワイ島でスタディーツアーを実施しました。
ツアーのポリシーは
1、ローカルの人達と交流する
2、現地の課題を直に経験する
3、学んだ事をアウトプットする
というもの。
ツアーは私が現地に足を運んでどんな素材(場所や課題)をどう学習したら子供達のどんな能力を高めるかカリキュラムを設計しています。
今回も実際に現地の人やNGO団体、留学生と交わって、海洋汚染や動物被害の現場を直に見て、現地著名人に解決策や考えをプレゼンすると言うツアー内容でした。参加後のアンケートでは、帰って来た子供の成長を感じられたと言う保護者の回答を多く頂いています。


Spring オアフ島ビーチクリーンの様子
Summer ハワイ島

私の専門はカリキュラムデザインです。資質能力が高まる学びの設計と先生の関わり方をデザインします。その知見を活かして、ご家族でハワイに行く場合もどうしたら単なる観光で終わらず、学びある観光になるのか、このブログでご紹介したいと思っています。